清澄白河といえば、コーヒー好きが集まる街。その中でもひときわ話題なのが「IKI Espresso(イキ エスプレッソ)」です。ニュージーランドスタイルのカフェ文化を東京に持ち込んだお店で、海外の朝のカフェ時間をそのまま再現したような空間が広がっています。この記事では、IKI Espressoの人気メニューや店内の雰囲気、実際に訪れた人のレビューをもとに、その魅力をじっくり紹介していきます。
清澄白河に根付いたニュージーランドスタイルのカフェ
IKI Espressoは、清澄白河駅から徒歩5〜6分ほどの場所にあります。周辺にはブルーボトルコーヒーをはじめとした人気カフェが点在し、このエリア自体が「コーヒータウン」と呼ばれるほど。そんな中でIKI Espressoは、“日常に寄り添うカフェ”というコンセプトを掲げています。
店名の「IKI」は、日本語の“粋”から取られており、東京らしいセンスと海外のリラックス感を融合させた雰囲気が特徴。ニュージーランドやオーストラリアでは、朝食やブランチをカフェで楽しむ文化が根付いていますが、そのスタイルを東京でも体験できるのがこの店です。
明るく開放的な店内と心地よい時間
店内は天井が高く、白を基調とした明るい空間。1階は大きな窓に面しており、自然光がたっぷり差し込みます。2階にはソファ席やテーブル席があり、ひとりでゆっくり過ごしたり、友人とブランチを楽しんだりするのにぴったり。ペット同伴OKの席もあり、近隣住民の憩いの場にもなっています。
BGMは控えめで、平日の朝は静かな空気が流れ、休日になるとブランチを楽しむ人たちでにぎわいます。Wi-Fiも完備されているため、ノートPCで作業する人の姿も多く見かけます。
IKI Espressoの人気メニュー
このカフェの最大の魅力は、何と言ってもメニューの豊富さ。ドリンクからフード、スイーツまで、すべてにこだわりが感じられます。
エスプレッソとフラットホワイト
店名にもなっている「エスプレッソ」はもちろん主役。豆は厳選されたロースターから仕入れられ、バリスタが一杯ずつ丁寧に抽出します。味わいはしっかりとしたボディ感と香ばしさがあり、浅煎りながらも酸味が立ちすぎないバランスの良さが特徴。
特に人気なのが「フラットホワイト」。ニュージーランド発祥のコーヒーで、エスプレッソにきめ細かいスチームミルクを注いだドリンクです。カプチーノよりも軽やかで、ラテよりもコーヒーの風味をしっかり感じられます。ミルクの温度と泡の質が絶妙で、思わずもう一杯頼みたくなると評判です。
エッグベネディクト
ブランチメニューの定番で、訪れた人の多くが注文する人気料理。半熟のポーチドエッグがとろりと流れ出し、濃厚なオランデーズソースとベーコン、トーストしたブリオッシュが絶妙に調和します。ボリュームがありながらも重すぎず、朝食にも昼食にもぴったりの一皿です。
アボカドトースト
健康志向の人に支持されているのがアボカドトースト。熟したアボカドをたっぷりとペースト状にし、全粒粉パンの上に広げてライムやスパイスでアクセントをつけています。トッピングでスモークサーモンやポーチドエッグを追加することもでき、見た目にも美しい一皿です。SNSでの投稿も多く、写真映えするメニューとして人気を集めています。
リコッタパンケーキ
スイーツ好きにおすすめなのが、ふわふわのリコッタパンケーキ。リコッタチーズを生地に練り込み、軽く焼き上げたパンケーキはしっとり食感が魅力です。メープルシロップと季節のフルーツを添えた一皿は、デザートとしてもブランチの締めとしても満足度が高い一品です。
ドリンクメニューのこだわり
ドリンクはコーヒーだけでなく、紅茶やジュースも豊富。特に自家製レモネードやスムージーは、コーヒーが苦手な人でも楽しめると好評です。夏はアイスラテやアイスアメリカーノ、冬はカフェモカやチャイラテなど、季節に合わせたドリンクも登場します。
また、テイクアウトも可能で、地元の人たちは朝の散歩ついでにコーヒーを持ち帰ることも多いようです。カップにはおしゃれなロゴが入っており、SNSに投稿する人も多く見られます。
価格帯とサービスについてのリアルな声
価格はドリンクが500〜700円前後、フードメニューは1,200円〜1,800円ほど。カフェとしてはやや高めですが、清澄白河という立地とメニューのクオリティを考えれば納得できる範囲です。
一方で、口コミを見ていくと「フードの提供に時間がかかる」「混雑時はオーダーが通りにくい」という意見も見られます。これは注文がすべてモバイルオーダー制であるため、慣れていない人が戸惑うケースもあるようです。とはいえ、スタッフの対応は丁寧で、ゆったりとした時間を過ごすには最適との声が多数を占めています。
口コミから見えるIKI Espressoの評判
SNSやレビューサイトをのぞくと、IKI Espressoの印象はおおむね良好です。
「朝から美味しいエスプレッソとエッグベネディクトで最高のスタートが切れる」
「フラットホワイトが本格的で、海外のカフェにいるみたい」
「週末は混むけど、それでも行きたくなる雰囲気」
こうした声が多く、一度訪れた人がリピーターになることも珍しくありません。特に外国人観光客からの人気が高く、英語メニューやフレンドリーな接客が国際的な雰囲気を作り出しています。
一方で、「価格が少し高め」「提供スピードに改善の余地あり」といった声も一定数あります。ただし、それ以上に「空間と味が素晴らしい」という評価が多く、全体として高い満足度を維持しています。
清澄白河で過ごす、ちょっと特別な朝時間
IKI Espressoの魅力は、単に美味しいコーヒーや料理だけではありません。そこに流れる“空気”こそが、この店を特別な場所にしています。
早朝に訪れれば、通りを歩く人の少ない静かな清澄白河の街で、温かいコーヒーを片手にゆったりと過ごす時間が手に入ります。昼には明るい光が差し込み、午後になると少しにぎやかさを増す。時間によって雰囲気が変わるのも魅力です。
IKI Espressoの店舗情報
- 住所:東京都江東区常盤2-2-12
- アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」徒歩約5分
- 営業時間:平日8:00〜17:00、土日祝8:00〜18:00
- 定休日:なし(不定休あり)
- 支払い方法:キャッシュレス決済(PayPay、クレジットカード対応)
- 席数:約40席/ペット同伴可(一部エリア)
まとめ|IKI Espressoの人気メニューと店舗レビューまとめ
清澄白河の「IKI Espresso」は、ニュージーランドスタイルのブランチ文化を東京で体験できる特別なカフェです。
エスプレッソやフラットホワイトの香り、エッグベネディクトやアボカドトーストの味わい、明るい店内と心地よい時間。どれをとっても“粋”という言葉がぴったり。
価格は少し高めでも、それ以上に価値のある時間がここにはあります。
コーヒーが好きな人、ブランチをゆっくり楽しみたい人、清澄白河でお気に入りのカフェを探している人にとって、IKI Espressoはきっと外せない一軒になるはずです。
