最近話題の耳をふさがないワイヤレスイヤホン「NWM Go」。NTTソノリティが展開するブランド「nwm（ヌーム）」の最新モデルとして登場したこの製品は、軽量で持ち運びやすく、日常生活からスポーツシーンまで幅広く使えると注目を集めています。この記事では、実際の使用感や携帯性・操作性を中心に、ユーザー目線で徹底的にレビューしていきます。
NWM Goとは？耳をふさがない新しいリスニング体験
まずはNWM Goの基本情報から。
このイヤホンは「オープンイヤー型」というカテゴリーに属しており、耳を塞がずに音を楽しめる構造になっています。重さはわずか約20g。長時間装着しても耳が痛くならず、まるで何もつけていないかのような軽さです。
ネックバンドタイプなので安定感も抜群。動いてもズレにくく、散歩やランニング、家事中など、日常のあらゆるシーンで快適に使えます。また防水・防塵（IP55）仕様なので、汗や雨にも強く、屋外使用にも安心です。
この「耳をふさがない」構造が最大の魅力。周囲の音を聞きながら音楽やラジオを楽しめるため、安全性も高い設計になっています。
軽量で持ち運びやすい携帯性の高さ
NWM Goを手に取ると、まず驚くのがその軽さ。20gという重さは、一般的な完全ワイヤレスイヤホン2個分よりも軽いほどです。
ネックバンドは柔らかいシリコン素材でできており、折りたたまなくても自然にコンパクトにまとまります。カバンやポーチにそのまま入れてもかさばらず、持ち運びのしやすさはトップクラスです。
また、ネックバンド式のメリットとして「落としにくい」という点も見逃せません。首に軽くかける形なので、イヤホンを外してもそのまま首元にキープできます。カフェやオフィスで一時的に外すときも、置き忘れる心配がありません。
通勤・通学など日常的な移動はもちろん、ジムやランニングなどの運動シーンでも非常に便利。耳への負担が少なく、汗をかいてもズレにくいフィット感が快適です。
操作性の良さとBluetooth接続の安定性
NWM Goは、最新のBluetooth 5.3に対応。接続の安定性が高く、屋外での利用中に音が途切れたり遅延することがほとんどありません。
さらに便利なのが「マルチポイント接続」機能。スマホとPCを同時に接続できるため、在宅ワーク中に音楽を聴きながら着信にもすぐ対応できます。接続の切り替えがスムーズで、ビジネス用途にも非常に実用的です。
操作方法は物理ボタン式。最近のタッチ操作イヤホンと違い、誤操作が起きにくいのがポイントです。再生・一時停止・音量調整などの基本操作を直感的に行えるので、ランニング中でも迷わず操作できます。
タッチ式のような感度のブレがないため、スポーツ中や雨の日など、汗や湿気がある環境でも安定して使えるのがありがたいところです。
長時間使えるバッテリー性能
フル充電で最大10時間再生が可能。これはオープンイヤー型の中でもかなり優秀な数字です。
通勤や通学、仕事の合間に使っても丸1日充電を気にせず使えるのは大きな魅力。充電時間は約1時間15分で完了し、短時間の充電でもある程度の再生時間を確保できます。
注意点としては、充電が専用ケーブル式であること。USB-Cではないため、ケーブルをなくすと困るという口コミも見られます。外出時に充電する機会がある人は、専用ケーブルを忘れずに持ち歩くのが安心です。
オープンイヤー型ならではの音質と音漏れ対策
NWM Goの音質は、オープンイヤー型らしい自然な広がりが特徴です。耳を塞がない構造のため、密閉感のある重低音こそ控えめですが、中高音のクリアさやボーカルの抜けの良さは上々。BGM感覚で音楽を楽しんだり、ポッドキャストを聴く用途にぴったりです。
また、独自の音漏れ抑制技術が搭載されているため、周囲への音漏れも最小限に抑えられています。カフェやオフィスで通常音量で聴いている分には、隣の人に音が聞こえることはほとんどありません。
ただし、音量を上げすぎるとやはり多少の漏れは発生するので、公共の場では控えめな音量での使用がベターです。
耳を塞がないことで、自分の声も自然に聞こえるのがオープンイヤー型の強み。通話時にも違和感が少なく、会話相手の声と自分の声のバランスが取りやすいのも好印象です。
日常からスポーツまで幅広く活躍
NWM Goは、どんなシーンでもストレスなく使える万能型イヤホンです。
在宅勤務中に音楽を流しながら集中したいとき。通勤中にポッドキャストを聴きたいとき。あるいはランニング中に安全に音楽を楽しみたいとき——。どんな場面にも自然にフィットします。
特にスポーツシーンでは、防水・防塵性能が活躍。汗をかいても問題なく、軽い雨程度ならそのまま使用できます。イヤーフックがしっかり固定してくれるため、激しく動いてもズレにくいのも安心ポイントです。
ジョギング、ウォーキング、ジムトレーニングなど、アクティブなライフスタイルを支える相棒になってくれるでしょう。
音楽と生活が共存できる快適さ
耳を完全にふさがないNWM Goは、「ながら聴き」がしやすいという点で他のイヤホンとは一線を画します。
たとえば、家事中に音楽を流しながら家族の声にも反応できる。仕事中にBGMを聴きながら上司からの声掛けも聞こえる。そうした“音と生活の共存”が自然にできるのです。
耳の中に何かを入れる感覚が苦手な人にとっても、オープンイヤー型は救世主的な存在。圧迫感がなく、長時間つけてもストレスを感じにくいので、「イヤホン疲れ」から解放されます。
NWM Goをおすすめしたい人
・長時間イヤホンを使うことが多い人
・耳への圧迫が苦手な人
・外の音を聞きながら安全に音楽を楽しみたい人
・ランニングや通勤など、アクティブな用途が多い人
・在宅ワークや通話にも使いたい人
特に、作業用BGMやポッドキャスト、YouTubeのながら再生が多い人にはぴったり。音楽を“聴く”より“生活の一部に溶け込ませる”感覚で楽しみたい方におすすめです。
まとめ：NWM Goの評価レビュー！携帯性と操作性を徹底チェック
NWM Goは、軽量・快適・安全の三拍子がそろったオープンイヤーイヤホンです。
わずか20gという軽さと、耳を塞がない自然なリスニング体験、10時間のバッテリー、物理ボタンの確実な操作性など、日常使いの利便性がしっかり詰まっています。
重低音の迫力こそ控えめですが、それを補って余りある快適さと使いやすさが魅力。音質よりも生活の中での「使い心地」を重視する人にとって、非常に完成度の高いモデルです。
耳をふさがない新しいイヤホンを探しているなら、NWM Goは一度試してみる価値があるでしょう。携帯性と操作性の両面から見ても、これからの「ながら聴き」のスタンダードになる存在です。
