Xiaomi(シャオミ)の最新タブレット「Xiaomi Pad 7」が登場しました。
前モデルからさらに性能とデザインが進化したと言われていますが、実際の使い心地はどうなのでしょうか。
この記事では、実機をもとに「性能」「画質」「バッテリー」「音質」「操作感」などを総合的に検証していきます。
デザインと質感:軽さと高級感を両立したボディ
まず手に取って感じるのは、その薄さと軽さです。
約6mmというスリムな筐体は持った瞬間にわかる軽快さがあり、500g前後という重量は11インチクラスとしてはかなり軽量。寝転びながら動画を見たり、通勤バッグに入れて持ち歩いたりしても負担になりません。
ボディは金属製で、ひんやりとした質感があり価格以上の高級感を感じます。
エッジ部分も滑らかに処理されており、指に当たっても痛くありません。カラーバリエーションはグリーンやグレーなど落ち着いたトーンで、どんなシーンにも馴染むデザインです。
画質:3.2Kディスプレイと144Hzで描く圧倒的な映像美
Xiaomi Pad 7の最大の魅力の一つが、ディスプレイ品質の高さです。
11.2インチの大画面に、解像度は3.2K(3200×2136ピクセル)。
ピクセル密度は約340ppiと高く、細かい文字もシャープに表示されます。
リフレッシュレートは最大144Hzの可変式で、ウェブスクロールやアプリ切り替えもヌルヌル。
一度この滑らかさに慣れてしまうと、60Hzや120Hzの端末には戻れないほどです。
さらにHDR10とDolby Vision対応で、NetflixやYouTubeなどの映像が生き生きと再生されます。
色のコントラストが豊かで、暗部のディテールもつぶれにくい。
特にアニメや映画鑑賞では、明るさ・発色・階調表現すべてが一段上のレベルに感じられます。
最大輝度は約800nits。日中の屋外や明るい部屋でも見やすく、反射も抑えられています。
まさに「見ること自体が気持ちいい」ディスプレイです。
パフォーマンス:Snapdragon 7+ Gen 3が支える快適操作
内部にはQualcomm製の**Snapdragon 7+ Gen 3**を搭載。
これはミドルハイレンジに位置するチップですが、実際の体感はハイエンドに近い印象です。
アプリ起動やタブ切り替えはキビキビしており、複数アプリを同時に開いてももたつきがほぼありません。
SNSや動画編集アプリもスムーズに動作し、電子書籍を読みながらメモを取るといったマルチタスクも快適です。
AnTuTuベンチマークではおよそ150万点前後を記録するという報告もあり、Androidタブレットの中ではトップクラスの処理能力。
重量級ゲームの「原神」や「PUBG Mobile」なども中~高設定で安定動作します。
ただし、最上位チップ搭載機に比べるとGPU性能はやや控えめ。
4K動画編集や本格的な3Dレンダリングなどでは負荷がかかる場面もあります。
それでも、一般的な使い方で困ることはほぼないでしょう。
バッテリーと充電:大容量8,850mAh+45W急速充電の安心感
大画面タブレットでは電池持ちも重要なポイント。
Xiaomi Pad 7は8,850mAhの大容量バッテリーを搭載しており、実際の使用でもかなり粘ります。
YouTubeの連続再生で約12時間前後、ウェブ閲覧なら10時間以上は持続。
動画編集やゲームなど負荷の高い作業でも1日は十分に使えます。
充電は最大45Wのターボチャージ対応。
30分で約40%、1時間あれば80%近くまで回復できるほどのスピードです。
USB-Cケーブル一本でスマホやPCと共用できるのも便利。
出先での急なバッテリー切れも心配ありません。
音質とエンタメ体験:Dolby Atmos対応スピーカーが圧巻
映像と並んで高評価なのが、音質です。
Xiaomi Pad 7はDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載。
左右上下の4基のスピーカーが立体的な音場を作り出し、映画やゲームでは空間の広がりをしっかり感じられます。
低音はやや控えめながら、全体のバランスは非常に良好。
人の声がクリアに聞こえるため、ドラマやアニメ鑑賞、オンライン会議でも聞き取りやすいです。
Bluetooth 5.4に対応しているので、ワイヤレスイヤホンとの接続も安定。
音途切れや遅延もほとんど感じません。
カメラ:必要十分な性能、Web会議用途に最適
リアカメラは13MP、フロントカメラは8MP。
撮影品質はスマートフォンには及ばないものの、タブレットとしては標準的です。
Web会議やオンライン授業、書類のスキャン用途には十分な解像度があります。
AI補正機能も搭載されており、顔の明るさやホワイトバランスが自動で最適化されます。
ビデオ通話で暗い部屋でも自然な印象に映るのは好印象です。
操作性とHyperOSの進化
Xiaomi独自のHyperOSが採用され、操作性が大きく進化しました。
AndroidベースながらUIは洗練され、iPad的な使いやすさを意識した構成です。
マルチウィンドウ機能では、画面を2分割してアプリを同時表示可能。
ドラッグ&ドロップでのファイル移動やテキストコピーもスムーズに行えます。
ウィンドウを浮かせて小型化する「フローティングモード」も便利で、動画を見ながらメモを取ることも簡単です。
ペン入力にも対応しており、別売りの**Xiaomi Smart Pen**を使えば手書きメモやイラスト制作も可能。
筆圧検知や傾き検知にもしっかり対応しています。
周辺機能と拡張性
Xiaomi Pad 7はWi-Fi専用モデルですが、Wi-Fi 6に対応しており通信は高速かつ安定。
大容量のクラウドデータも素早く同期できます。
USB-CポートはUSB 3.2 Gen1対応で、外付けSSDやマウス、キーボード接続もOK。
生産性向上ツールとしても活躍します。
純正キーボードケースを装着すれば簡易ノートPCのようにも使えますが、キーのピッチやストロークが浅めで、長時間のタイピングはやや疲れやすい印象です。
外付けBluetoothキーボードを組み合わせると作業効率が大幅に上がります。
実際の使い心地:快適さと万能さのバランスが絶妙
実際に数日使ってみると、Xiaomi Pad 7は「万能タブレット」と呼ぶにふさわしいバランス感があります。
SNS、動画視聴、資料閲覧、簡単な編集作業までストレスなくこなせる。
144Hzの高リフレッシュレートは、指の動きにぴたりとついてくる滑らかさ。
Webブラウジングやスクロール時の反応も抜群です。
また、スピーカーの定位感が良く、映画を観るときの臨場感が段違い。
Bluetoothイヤホンを使わなくても十分に没入できます。
操作レスポンスも軽快で、HyperOSのアニメーションが心地よいテンポを演出しています。
全体的に完成度が高く、日常使いからエンタメ、軽いビジネス用途まで幅広く対応できる一台といえます。
Xiaomi Pad 7はどんな人におすすめか
このタブレットをおすすめできるのは、次のような人たちです。
- 動画や電子書籍を大画面で楽しみたい人
- 高画質ディスプレイの端末を探している人
- iPadの代わりになるAndroidタブレットを求める人
- 長時間バッテリーと急速充電の安心感が欲しい人
- 価格と性能のバランスを重視する人
特に、コストを抑えつつも高品質な映像・音体験を得たい方には最適です。
ハイエンドモデルに迫るパフォーマンスをこの価格帯で実現している点は驚異的。
ゲームや仕事でもマルチに使える一台です。
Xiaomi Pad 7 レビューまとめ:完成度の高いミドルハイタブレット
Xiaomi Pad 7は、軽量で持ちやすく、美しいディスプレイを備えた高コスパなタブレットです。
Snapdragon 7+ Gen 3の安定したパフォーマンス、8,850mAhバッテリー、45W急速充電、Dolby Atmos対応スピーカーなど、どの要素もバランスよく仕上がっています。
もちろん、カメラやPC代替用途など一部には物足りなさもありますが、それを補って余りある完成度。
価格帯を考えれば、「これ一台でほとんどのことが快適にこなせる」といっても過言ではありません。
Androidタブレットを探しているなら、まず候補に挙げて間違いない実力派モデルです。
あなたの日常をより便利に、より楽しくしてくれる一台――それが**Xiaomi Pad 7**です。
