ソニーのVLOGCAMシリーズ最新作「ZV-E10 II」が登場しました。
前モデル「ZV-E10」から3年ぶりのアップデートということもあり、Vlog撮影を中心に注目を集めています。
この記事では、ZV-E10 IIの進化点や使い勝手、そして旧モデルとの違いを実際のレビュー情報をもとに詳しく解説していきます。
- ZV-E10 IIとは?最新のVLOGCAMがもたらす進化
- センサーと画質の進化 ― 階調とノイズ耐性が向上
- 動画性能 ― 4K60p・10bit対応でプロ並みの映像制作へ
- オートフォーカス性能 ― 被写体を逃さない高精度AF
- 手ブレ補正 ― 電子式アクティブモードがより自然に
- 操作性・デザイン ― より直感的で快適な撮影体験
- バッテリー性能 ― 長時間撮影を支える安心の持続力
- ZV-E10との違い ― どこがどう進化したのか
- 実際の使用感レビュー ― 撮る楽しさが倍増するカメラ
- どんな人におすすめ?ZV-E10 IIが向いているユーザー像
- ZV-E10 IIを徹底レビューしてわかった結論
- ZV-E10 IIを徹底レビュー!進化ポイントと旧モデルとの違いを改めて考える
ZV-E10 IIとは?最新のVLOGCAMがもたらす進化
ZV-E10 IIは、動画撮影に特化したレンズ交換式ミラーレスカメラ。
APS-Cサイズのセンサーを搭載しながらもコンパクトなボディで、Vlogや日常撮影、YouTube動画制作など幅広い用途に対応します。
搭載されているのは、最新の約2600万画素 裏面照射型CMOSセンサー(Exmor R)。
画像処理エンジンには、上位機種「α6700」や「FX30」と同等のBIONZ XRを採用しており、映像表現の幅が格段に広がりました。
さらに大容量の**NP-FZ100バッテリー**を採用したことで、撮影時間も長くなっています。
旧モデルよりも発熱対策が強化され、長時間の4K撮影にも安心して臨める設計です。
センサーと画質の進化 ― 階調とノイズ耐性が向上
ZV-E10 IIのセンサーは、単なる画素数アップにとどまりません。
裏面照射構造の採用により、光の取り込み効率が向上し、暗所でもノイズが少なく、滑らかな階調表現が可能になりました。
夜の街並みや室内の撮影でも、自然な発色で立体感のある映像を得られます。
特に肌のトーン表現が美しく、ポートレートやVlogの自撮り撮影に最適。
「肌の色が自然に見える」といったレビューも多く、色再現性の高さが好評です。
BIONZ XRの高速処理によって、ディテールの再現力もアップ。
シャドー部分の潰れや白飛びを抑えながら、クリアな映像を描き出します。
動画性能 ― 4K60p・10bit対応でプロ並みの映像制作へ
ZV-E10 II最大の進化は、動画性能の大幅な強化です。
旧モデルでは4K30pまでだったのに対し、ZV-E10 IIでは4K60p・4:2:2 10bit記録に対応。
これにより、より滑らかで階調豊かな映像表現が可能になりました。
特筆すべきは、S-Log3 / S-Cinetoneの対応。
カラーグレーディング耐性が高く、シネマライクな質感の映像を作ることができます。
さらに、LUTの適用にも対応しており、撮影時から仕上がりイメージを確認できるのも魅力です。
また、最新のファームウェアにより、4K120pやフルHD 240pスローモーションも無料ライセンスで利用可能。
動きのあるシーンでも、滑らかで印象的なスロー映像を作り出せます。
オートフォーカス性能 ― 被写体を逃さない高精度AF
ZV-E10 IIには、上位モデルと同等の759点像面位相差AFシステムが搭載されています。
人物・動物・鳥などのリアルタイム瞳AFにも対応しており、動く被写体でもしっかりピントを維持します。
AFの追従性能は初代ZV-E10の425点から大きく進化。
特にVlogのように動きながら話す場面や、カメラに商品をかざす“商品レビュー撮影”でもピントが迷いにくく、安心感があります。
フォーカスの速度調整や切り替えもメニューから直感的に行えるため、初心者でもすぐに使いこなせるでしょう。
手ブレ補正 ― 電子式アクティブモードがより自然に
ZV-E10 IIはボディ内手ブレ補正は非搭載ですが、電子式アクティブ手ブレ補正が強化されています。
処理性能の向上により、歩きながらの撮影でも自然な補正効果を発揮。
映像が“ヌルッ”と動くような安定感があり、ジンバルなしでも十分実用的です。
ただし、アクティブモード使用時には画角がややクロップされるため、広角レンズを組み合わせるとバランスが良いです。
ソニー純正のE PZ 10-20mm F4 Gなどとの組み合わせが人気となっています。
操作性・デザイン ― より直感的で快適な撮影体験
ZV-E10 IIは、デザイン面でも細かな改良が施されています。
グリップ形状がわずかに深くなり、片手持ちでも安定感がアップ。
液晶モニターは約104万ドットのバリアングル式で、明るさや色再現性も改善されています。
さらに、メニュー画面はαシリーズ最新の構成に刷新。
タッチ操作のレスポンスが良く、設定変更がスムーズに行えるようになりました。
撮影初心者でも迷わず操作できる点が大きな魅力です。
ボディ重量は約377g(バッテリー・メモリー含む)と軽量で、持ち運びにも便利。
長時間の手持ち撮影でも疲れにくく、Vlog用途にぴったりです。
バッテリー性能 ― 長時間撮影を支える安心の持続力
初代ZV-E10で指摘されていた「バッテリー持ちの短さ」も、ZV-E10 IIではしっかり改善されました。
上位モデルと同じ**NP-FZ100バッテリー**を採用し、動画撮影時間は約2倍に増加。
実際のユーザーレビューでも「バッテリー交換の回数が減った」と高く評価されています。
また、USB-C端子からのPD充電に対応しており、モバイルバッテリーから給電しながら撮影できるのも便利なポイント。
屋外撮影や旅行Vlogなどでも安心して使えます。
ZV-E10との違い ― どこがどう進化したのか
旧モデルZV-E10との主な違いをまとめると以下の通りです。
- センサー:24MP → 26MP BSI CMOS
- プロセッサー:BIONZ X → BIONZ XR
- 動画:4K30p → 4K60p / 10bit対応
- AF:425点 → 759点
- バッテリー:NP-FW50 → NP-FZ100
- 手ブレ補正:改良された電子式アクティブモード
- 操作系:新メニューUI+タッチ対応強化
- シャッター:電子シャッターのみ(機械式廃止)
特に動画制作においては、ZV-E10 IIの進化が顕著です。
一方で、静止画をメインに使う人にとっては、電子シャッターのみという点が気になるかもしれません。
とはいえ、動画中心で考えるなら、確実に「買い替え候補」と言えるモデルです。
実際の使用感レビュー ― 撮る楽しさが倍増するカメラ
実際に使ったユーザーからは、「色表現が自然で肌がきれいに映る」「AFが速く迷わない」「音声収録もクリア」といった声が多く見られます。
また、クリエイター向け機能として、背景ぼかし切り替えボタンや商品レビュー用のフォーカス優先機能も健在。
初心者でも簡単に“プロっぽい動画”が撮れるという評価が定着しています。
マイク性能も高く、カメラ上部には3カプセルの指向性マイクを内蔵。
風防も付属しており、屋外撮影でも風切り音をしっかり抑えてくれます。
音・画・操作すべてが自然につながる設計で、「撮るのが楽しくなる」カメラに仕上がっています。
どんな人におすすめ?ZV-E10 IIが向いているユーザー像
ZV-E10 IIは、以下のようなユーザーに特におすすめです。
- YouTubeやSNS向けの動画を本格的に撮りたい人
- 旅先でVlogを撮る機会が多い人
- 色編集(グレーディング)まで楽しみたい人
- 軽量で長時間撮影できる機材を探している人
- 旧ZV-E10からのステップアップを考えている人
逆に、主に写真撮影をメインにしたい場合は、α6700やα7C IIなど上位機を検討するのも選択肢です。
ZV-E10 IIはあくまで動画主体のカメラとして設計されているため、用途を明確にすると満足度が高まります。
ZV-E10 IIを徹底レビューしてわかった結論
ZV-E10 IIは、Vlogカメラとしての完成度が大幅に高まりました。
軽量コンパクトなボディに、上位モデル並みの動画性能を凝縮。
操作性も向上し、初心者から中級者まで安心して使える万能モデルです。
旧ZV-E10から乗り換える価値は十分にあります。
特に4K60pや10bit対応による画質の進化、AFの精度、バッテリーの持ちなど、動画制作を本格化したい人には最適なアップグレードと言えるでしょう。
手ブレ補正や静止画面での制約はあるものの、総合的には“Vlogカメラの新スタンダード”と呼べる存在です。
軽さと高画質、操作性を兼ね備えたZV-E10 IIは、これから動画を始めたい人にとって理想的なパートナーになるはずです。
ZV-E10 IIを徹底レビュー!進化ポイントと旧モデルとの違いを改めて考える
最後にもう一度まとめると、ZV-E10 IIは「軽量×高性能×使いやすさ」の三拍子がそろったVlogカメラです。
センサーとエンジンの刷新で映像品質が飛躍的に向上し、AFと動画機能も大幅に強化。
旧モデルの不満点を着実に解消した、まさに“完成された後継機”と言えます。
これから動画撮影を始めたい人も、すでにVlogを楽しんでいる人も、ZV-E10 IIを手にすれば新しい映像表現の世界が広がるでしょう。
