ランニング用のスマートウォッチ選び、悩みますよね。
「精度」「使いやすさ」「コスパ」…どれを重視すべきか、人によって答えはさまざまです。
そんな中、2024年に登場した**Garmin Forerunner 165(ガーミン165)は、エントリーモデルながら「必要な機能がすべてそろっている」と話題になっています。今回は実際の使用感を交えながら、その精度や機能、使い勝手**を徹底レビューします。
ガーミン165とは?エントリーモデルの常識を覆すスマートウォッチ
Garmin(ガーミン)はランニングウォッチの定番ブランド。その中でForerunnerシリーズは、ランナーのレベルに応じたラインナップが豊富です。
その最新作が「Forerunner 165」。
通常モデルと**Musicモデル**の2種類があり、Music版はスマートフォンなしで音楽を聴けるのが特徴です。
価格は約3〜4万円台と手頃ですが、AMOLEDディスプレイ、精密なGPS、心拍センサーなど、上位機種顔負けの機能を搭載。
「ランニングを始めたばかりだけど、しっかりデータも取りたい」
そんな人にぴったりなモデルとして注目を集めています。
AMOLEDディスプレイの美しさと操作性
まず驚かされるのが、画面の見やすさ。
ガーミン165はシリーズ初のAMOLEDディスプレイを採用しています。
以前のモノクロ液晶とは違い、数値やグラフがくっきり。日差しの下でも視認性が高く、走行中でもペースや心拍数を一目で確認できます。
画面サイズは1.2インチで解像度は390×390ピクセル。まるでスマホのような色鮮やかさです。
さらに、タッチスクリーンに加えて物理ボタンも搭載。
手汗や雨で指が滑っても、ボタン操作で確実に反応するため、ストレスなく使えます。
「見やすくて操作しやすい」──この2つを両立しているのは、ランナーにとってかなり大きなポイントです。
GPS精度はどう?実走レビューでの評価
ランニングウォッチにおいて、最も気になるのがGPSの精度です。
走った距離がズレてしまうと、トレーニング管理が台無しになってしまいます。
ガーミン165はマルチGNSS対応(GPS・Galileo・GLONASS)。
複数の衛星を使うことで、位置情報を安定して取得できます。
実際にランニングコースで比較してみても、Apple WatchやFitbitとほぼ同等、もしくはそれ以上の精度を示しました。
誤差はごくわずかで、カーブやトンネル付近でも測位が途切れにくい印象です。
上位モデルのような「デュアル周波数GPS」には対応していませんが、一般的な市街地や公園ランニングでは誤差を感じることはほとんどありません。
正確な距離計測を求めるランナーでも十分満足できるレベルです。
心拍数・生体データの信頼性
ガーミン165には最新の光学式心拍センサーが搭載されています。
実際に胸ベルト式の心拍計と比較しても、±1〜2bpm程度の差しかなく、非常に正確。
ランニング中の心拍ゾーン管理や、ペース維持にも活用できます。
また、ガーミン独自の「ボディバッテリー機能」も搭載。
睡眠・ストレス・活動量を分析して、体の“エネルギー残量”を可視化します。
朝起きた時に「今日は疲れが残ってる」とわかるので、トレーニング量を調整するのにも便利。
さらに「回復時間」や「トレーニング効果」も自動で計算してくれるため、オーバートレーニングを防ぎながら、効率的な練習が可能です。
トレーニング機能の充実度
ガーミン165は、ただ距離や時間を記録するだけではありません。
走る目的やレベルに応じて、トレーニングをサポートしてくれる機能が満載です。
- トレーニングレディネス:睡眠や疲労度を元に、今日どのくらい走れるかを判定
- トレーニングステータス:過去のデータから、調子が上がっているかを分析
- ワークアウト提案:ペース走やインターバルなど、日ごとに最適メニューを提示
これらの機能が自動で働くため、初心者でも感覚的にトレーニングを管理できます。
上位モデルのように細かいランニングダイナミクス(ピッチや上下動など)は省かれていますが、一般ランナーにとっては十分すぎる内容です。
バッテリーの持ちと充電頻度
ガーミン165のバッテリー性能は非常に優秀です。
公称では「スマートウォッチモードで最大11日間」「GPSモードで最大19時間」。
実際に使用した感覚でも、週に数回のランニング+日常使用で1週間は余裕で持ちます。
ただし、画面の常時表示をオンにした場合は4〜5日ほどに短縮されます。
それでも他社製スマートウォッチと比べると、バッテリーの持ちは抜群。
頻繁に充電しなくて済むので、ランニング習慣のある人にはありがたい設計です。
デザイン・装着感・使い勝手
Forerunner 165は、シリーズの中でもコンパクトで軽量。
重量はわずか約39gで、装着している感覚を忘れるほど軽いです。
デザインも洗練されており、スポーティーでありながら普段使いにも違和感がありません。
AMOLEDディスプレイのおかげで文字盤デザインも豊富で、カジュアルにもビジネスにもマッチします。
バンドは柔らかいシリコン製で、長時間つけても蒸れにくい。
ランニングだけでなく、睡眠時のトラッキングにも向いています。
実際の口コミ・ユーザー評価
日本のレビューサイトやSNSでも、ガーミン165は高評価が多いです。
ポジティブな意見では、
- 「GPSの測位が早くて正確」
- 「画面がとにかく見やすい」
- 「トレーニング管理がわかりやすい」
- 「軽くてつけ心地がいい」
などが目立ちます。
一方でネガティブな声としては、
- 「初期設定が少し複雑」
- 「スマホ連携に慣れるまで時間がかかる」
といった意見も見られます。
とはいえ、使い方に慣れれば非常に快適。
「ランニングのモチベーションが上がる」との声も多く、総じて満足度は高い印象です。
他モデルとの違い・どの層におすすめ?
上位モデルの**Forerunner 265や965**と比較すると、165は「必要な機能に絞って価格を抑えたモデル」という位置づけです。
デュアルバンドGPSや高度なランニングダイナミクスは非搭載ですが、距離・心拍・ペース・回復といった基本機能は上位機種とほぼ同等。
つまり、こんな人に最適です。
- 初めてGarminを使うランナー
- フルマラソンを目指してトレーニングを始めたい人
- Apple Watchよりスポーツ特化型がほしい人
- コスパの良い本格GPSウォッチを探している人
中級者以上でより細かい分析をしたい場合は、上位モデルへのステップアップも検討すると良いでしょう。
ガーミン165の精度と機能を総まとめ
ここまでの実測レビューをまとめると、ガーミン165は以下のような特徴を持ちます。
- AMOLEDディスプレイが明るく見やすい
- GPS精度は非常に高く、距離誤差が少ない
- 心拍・睡眠・ボディバッテリーなどの健康管理も正確
- トレーニング提案機能で初心者でも使いやすい
- 軽くて装着感が良く、デザインも洗練
- バッテリー持ちが優秀
エントリーモデルという枠を超え、日常の健康管理からレース本番まで幅広く対応できるスマートウォッチです。
価格と機能のバランスを考えると、「初めての本格ランニングウォッチ」として最有力候補といえるでしょう。
ガーミン165は、あなたのランニングライフを一段上に引き上げてくれる相棒になるはずです。
