2025年に入ってから、UQモバイルの既存プランを利用しているユーザーの間で「値上げ通知が届いた」という声が急増しています。これまで安定した料金で人気を集めていたUQモバイルですが、ついに既存プランにも価格改定が実施されました。この記事では、その値上げ内容や背景、そして今後の選択肢として検討できる乗り換え先候補について、わかりやすく整理してお伝えします。
UQモバイル既存プランの値上げはいつから?
UQモバイルは2025年11月1日より、既存プランの月額料金を改定しました。
対象となるのは、すでに新規受付を終了している旧プランを契約中のユーザー。新プラン「コミコミプランバリュー」や「トクトクプラン2」を利用している人は値上げの影響を受けません。
値上げ幅はプランごとに異なりますが、おおよそ月110円〜220円(税込)。これにより、長く利用してきたユーザーも自動的に改定後の料金が適用される仕組みとなっています。特別な手続きは不要ですが、「いつの間にか値上げされていた」という印象を持つ人も少なくないようです。
対象となる旧プラン一覧と値上げ幅の目安
値上げの対象となるのは、以下のような旧プラン群です。
- コミコミプラン+
- コミコミプラン
- トクトクプラン
- くりこしプランM +5G
- くりこしプランL +5G
- くりこしプランS +5G
- ミニミニプラン
このうち、くりこしプランS +5Gやミニミニプランは月額110円の値上げ、それ以外の中〜大容量プランは月額220円の値上げとなります。
たとえば「コミコミプラン+」の場合、月額3,278円から3,498円に改定され、データ容量は20GBから22GBへ増量。「ミニミニプラン」も2,365円から2,475円に上がる一方で、データ容量は1GB分増えています。つまり単なる値上げではなく、通信量の増加による実質的な“プラン強化”と説明されています。
値上げの背景 ― なぜこのタイミングなのか
KDDIによると、今回の改定は「通信網の維持コストや人件費、エネルギーコストなどの上昇」に対応するためのものです。
ここ数年、通信事業者は原材料費や基地局の電気代上昇といった影響を受けており、これを補うために料金体系を見直す動きが進んでいます。
実際、親会社であるauも2025年夏に一部既存プランを値上げしており、サブブランドであるUQモバイルにも同様の波が及んだ形です。
また、物価上昇に伴い他業界でも「値上げ+サービス強化」という形が一般化しており、UQモバイルの改定もその一環と見ることができます。
値上げで増えるデータ容量は本当にお得?
データ容量が増えると聞くと「実質値上げではない」と感じるかもしれません。
しかし、使い方次第ではそうとも言い切れません。
たとえば、毎月のデータ使用量が5GB未満のユーザーにとって、20GB→22GBへの増量はほとんど意味を持ちません。それよりも、毎月数百円の負担増が重くのしかかるケースもあります。
一方で、月の利用データ量が多く、容量追加オプションを利用していた人にとっては、増量によってトータルコストが下がる可能性もあります。
つまり、今回の改定で得をするか損をするかは「自分の利用状況次第」といえるでしょう。
値上げを機に検討したい新料金プラン
UQモバイルでは2025年6月から新料金体系を導入しています。
それが「コミコミプランバリュー」と「トクトクプラン2」です。
どちらも旧プランより機能が拡張されており、付帯特典やデータ容量も充実しています。
- コミコミプランバリュー
月額3,828円(税込)で35GBのデータ通信が可能。10分以内の国内通話無料が付帯し、Pontaパスなどの特典も含まれます。 - トクトクプラン2
利用データ量に応じて料金が変動。5GB以下なら月2,948円、5〜30GBなら4,048円(税込)で利用できます。
旧プランより高く見えるものの、データ量・通話特典・付加サービスを考慮すると「コストパフォーマンスは悪くない」と評価されています。
ただし、通話をほとんど使わないユーザーにとっては、必ずしもお得とは限らないため注意が必要です。
値上げで損をしないための選択肢
今回の値上げは自動適用のため、放置しているとそのまま料金が上がってしまいます。
そのため、今のうちに次のような対策を検討するのがおすすめです。
- 利用状況を見直す
毎月どれだけデータを使っているかを確認しましょう。容量に余裕があるなら、より安いプランへの変更を検討する価値があります。 - 新プランへの移行
旧プランから新料金プランへの切り替えは、UQポータルアプリや公式サイトで簡単に行えます。手数料はかかりません。 - 他社への乗り換え(MNP)
通信品質を保ちつつ、月額料金を抑えたい場合は他社へのMNPも有効です。乗り換え先として人気が高いのは、ワイモバイル、楽天モバイル、povoなどです。
乗り換え先候補:どこが安くて使いやすい?
ワイモバイル
ソフトバンク系のサブブランドで、料金・通信速度のバランスが良好です。家族割やおうち割などを適用すれば、UQモバイル値上げ後よりも安く使えるケースもあります。
楽天モバイル
データ使用量に応じて自動で料金が変わる「段階制プラン」を採用。月3GB未満なら1,078円(税込)と、ライトユーザーに最適。全国的にエリアが改善されており、サブ回線としても人気です。
povo
au系のオンライン専用ブランド。基本料0円で、必要な時だけデータをチャージする“トッピング式”が特徴です。通信品質はauと同等で、スマホをあまり使わない人に向いています。
IIJmio
格安SIMの老舗。料金を極限まで抑えたい人に選ばれています。月2GBで850円台からのプランもあり、音声通話付きでこの価格は魅力的です。
値上げ後のUQモバイルを使い続けるべきか?
「長年UQモバイルを使ってきたから愛着がある」「通信品質は気に入っている」という理由で、引き続き利用を考える人も多いでしょう。
確かに、UQモバイルは通信の安定性やサポート体制に強みがあり、急いで乗り換える必要はありません。
ただし、旧プランを続けると今後も段階的な値上げや終了告知がある可能性があります。KDDIとしては新料金プランへの移行を促す方向に舵を切っているため、早めに見直すことで結果的に支出を抑えられるケースも少なくありません。
今後の料金動向とユーザーへの影響
2025年以降も、通信業界全体で料金見直しの流れは続くと見られています。
他キャリアも同様に既存プランの整理・改定を進めており、「安定した料金を求めてサブブランドに移る」動きが広がっています。
UQモバイルの今回の値上げは、あくまで業界全体の再編の一部です。
ただし、ユーザー視点では「毎月の通信費をどう最適化するか」という問題がより重要になっています。契約をそのままにせず、定期的にプランやサービスを見直すことが、今後の賢い選択といえるでしょう。
UQモバイル既存プランの値上げまとめと今後の選択肢
今回の値上げは110円〜220円の範囲で、旧プラン契約者全員に影響します。
データ容量の増量はあるものの、実際の利用状況によっては「実質的な負担増」と感じる人も多いでしょう。
もし料金に納得できない場合は、新プランや他社への乗り換えを前向きに検討するのが賢明です。
UQモバイルは通信品質の高さやサポート面で優れていますが、料金重視であればpovoや楽天モバイル、IIJmioなども十分な選択肢となります。
あなたの使い方に合ったプランを選び、ムダなくスマートに通信費を管理すること。それが、値上げ時代を乗り切るための最良の方法です。
