北欧デンマークの洗練された光が、じつは気になる「値上げ」の話題で揺れているのをご存知ですか?そう、世界的な照明ブランド「ルイスポールセン」の価格が改定されるんです。インテリア好きなら一度は憧れる、あの美しいフォルムの照明たち。いつ、どれくらい、そしてなぜ値上げが行われるのか、気になるポイントをしっかりお伝えします。
ルイスポールセンの値上げ、具体的な時期と対象は?
まずは気になる実施時期から。もう間もなく、2026年2月1日(日)から、新しい価格での販売が始まることが決まっています。正確に言うと、2026年1月31日(土)までに購入手続きが完了したものが、現在の価格で手に入る最後のチャンス。「その日」が来てしまえば、価格は確実に変わってしまいます。
前回の価格改定は2025年5月1日でしたから、およそ9ヶ月ぶりの改定ということになります。高級ブランドでは、定期的な価格調整は珍しいことではないのですが、改定のタイミングはしっかり押さえておきたいですよね。
では、具体的にどの製品が値上げの対象になるのでしょうか? 販売店からの情報では、前回同様「販売しているほとんどの商品」が対象となるとの見解が出ています。つまり、ほぼ全ラインに値上げの影響が及ぶと考えて間違いなさそうです。
特に、次のような定番シリーズは、多くの人が購入を検討するものばかり。値上げの影響を大きく受ける可能性が高い製品群です。
- PHシリーズ(ポール・ヘニングセン設計): ルイスポールセンの代名詞とも言える、グレア(眩しさ)のない光を実現したシリーズ。不朽の名作「PH 5」ペンダントをはじめ、「PH 3½-3 Glass Pendant」や卓上ライトなど、バリエーションが豊富です。
- PH Artichoke(アーティチョーク): 72枚の金属リーフが重なり合う、圧倒的な存在感のペンダントライト。デザインアイコンとして知られ、特に高価格帯の代表モデルです。
- AJフロアランプ(アルネ・ヤコブセン設計): 機能美が光る、洗練されたフロアランプ。
- その他の人気シリーズ: GamFratesiとのコラボモデル「Yuh(ユー)」フロアランプや、シンプルなガラスが美しい「Toldbod(トルボー)」ペンダントなども、価格改定の対象となる見込みです。
具体的な値上げ幅は、モデルやサイズ、素材によって異なりますが、一般的な輸入高級ブランドの場合、5%から15%程度の価格調整が行われるケースが多いようです。真鍮など高価な素材を使ったモデルや、人気の集中する定番モデルは、より大きい値上げになる可能性も考えられます。正確な新価格については、公式サイトや正規販売店で直接確認するのが一番確実です。
なぜ値上げ? その背景にある4つの理由
「単なる高級ブランドの値上げでは?」と思われるかもしれません。ですが、今回のルイスポールセンの価格改定には、現代の製造業が直面する、しっかりとした背景があります。主な理由は次の4つです。
1. 原材料費とエネルギーコストの高騰
ルイスポールセンの製品は、真鍮やアルミニウム、高品質の吹きガラスなど、厳選された素材で作られています。特に真鍮は、経年変化による味わい深い風合いが魅力の素材ですが、世界的な金属市場の価格変動の影響を大きく受けます。さらに、ガラスを吹いたり金属を加工したりする製造工程には大量のエネルギーが必要で、世界的なエネルギー価格の高止まりがコストに直結しています。
2. 国際物流と為替リスク
ルイスポールセンはデンマークで製造され、日本へ輸入されています。パンデミック後の混乱以降、国際的な海上・航空運賃は高水準で推移しています。加えて、日本円と製造国デンマークの通貨(クローネ)やユーロとの為替レートの変動は、輸入コストを左右する大きな要素です。為替が不利に動けば、その分を価格に反映せざるを得ない状況があるのです。
3. 世界的なインフレーションの影響
これは日本でも実感されている方も多いと思いますが、欧米を中心に物価全般の上昇が続いています。これは材料費だけでなく、デンマークの工場で働く熟練の職人やデザイナー、スタッフの人件費の上昇にもつながります。一つひとつ丁寧に手作業で作り上げられる製品だからこそ、この影響は無視できません。
4. 環境対策(サステナビリティ)への積極投資
近年、企業にはESG(環境・社会・ガバナンス)への配慮が強く求められます。ルイスポールセンも、エネルギー効率の高いLED技術への完全移行や、再生可能な梱包資材の使用、製造工程での廃棄物削減など、持続可能なものづくりへの投資を続けています。未来を見据えたこれらの取り組みは、長期的にはブランド価値を支えますが、そのためのコストも発生しているのが現実です。
つまり、価格改定は「儲けを増やすため」という単純な話ではなく、最高の品質と「光の哲学」を未来にも引き継いでいくための、ある種の「投資」としての側面があるのです。
購入を考えているあなたへ:今すべきこと
2026年2月1日は確実にやってきます。ルイスポールセンの照明の購入を検討しているなら、今、行動を起こすことが大きな差になります。具体的なアドバイスをまとめました。
まずは情報収集と在庫確認を急ごう
価格改定の発表後は、駆け込み需要で人気モデルの在庫がなくなりやすくなります。「そのうちに…」と考えていると、希望のモデルやカラーが売り切れてしまうかもしれません。まずは、ルイスポールセンの日本公式サイトや、あなたの近くの正規販売店に問い合わせて、在庫状況と具体的な購入手続きの締切を確認しましょう。販売店によっては、1月31日「中」の入金確認が必要な場合もあるので注意が必要です。
確実に旧価格で購入するための最終期限を覚えておく
「旧価格適用の最終ライン」は、店頭でもWebでも、2026年1月31日(土)までに購入手続き(契約・支払い)を完了させることです。単なる「注文」ではなく、「入金確認」が間に合うかどうかがポイントになります。ぎりぎりでの注文はリスクが伴うので、できるだけ余裕を持って行動することが賢明です。
予算と選択肢について考える
値上げ幅が気になるなら、今のうちに具体的な予算を再確認しましょう。もし希望のモデルが高くなりすぎる場合は、サイズを小さくする、またはシンプルなモデルを選ぶなど、選択肢を広げて考える時期かもしれません。また、どうしても予算が合わない場合、状態の良い中古品を探すという手もあります。ただし、アフターサービスや保証については新品と条件が異なることがほとんどなので、その点は理解しておきましょう。
揺るぎない価値と、逃してはいけないタイミング
ルイスポールセンというブランドは、1924年にポール・ヘニングセンが「眩しさのない光」を追求して以来、一貫して「光の質」そのものにこだわり続けています。その製品は、10年後、20年後も色あせることなく、空間を優しく包み込む光を灯し続けます。
今回の価格改定は、そんな不変の価値を、変動する世界経済や環境のなかで守り、作り続けていくための結果だと言えるでしょう。だからこそ、本当に欲しいと思っているなら、今が「買い時」かもしれないのです。
ルイスポールセンの値上げはいつから? その答えは「2026年2月1日から」です。そして、その前に行動できる時間は確実に限られています。美しい光で生活を豊かにするアイテムを手に入れるのは、あなた自身です。迷っているなら、まずは一歩、販売店に足を運んだり、問い合わせたりしてみてください。今しかないタイミングを、逃さないでくださいね。
