こんにちは!お買い物に行くたびに「また値上がりしてる…」と感じること、最近とても増えていませんか?
特に2025年7月は、多くの食品や日用品で価格改定が相次いだ、まさに「値上げラッシュ」の月となりました。この記事では、その具体的な中身と背景、そして私たちの家計にどのような影響があるのかを、わかりやすく解説していきます。
2025年7月の値上げ、何がどう変わったの?
まずは、あの7月に実際にどんな商品の値上げが行われたのか、具体的に見ていきましょう。当時、大きなニュースとなったように、特に目立ったのは調味料と飲料・コーヒーの分野でした。
例えば、カレールーやレトルトカレー、香辛料などでおなじみのエスビー食品では、なんと1,200品目以上に価格改定が実施されました。家庭用から業務用まで幅広く、値上げ率も5%から25%と幅広かったんです。また、食卓の名脇役「味ぽん(360ml)」で知られるミツカンも、約35年ぶりに主力商品を値上げ。ぽん酢や鍋つゆなど合計69品目の価格を約7〜17%引き上げました。
そして、多くの人が驚いたのがコーヒーの値上げです。インスタントコーヒーの大手メーカーでは、全179品目を一斉に25%から55%も値上げ。具体的には「ブレンディ」や「マキシム」といった、家庭やオフィスで広く使われるブランドが対象となりました。コンビニコーヒーも、Sサイズのアイスコーヒーが140円から160円になるなど、身近なところで影響を感じた方も多かったはずです。
お菓子では、板チョコレートやガムなどが値上がり。また、ポテトチップス うすしお味など、人気商品の内容量が減る「実質値上げ」も見られました。パスタや冷凍食品、パックご飯といった「時短」に欠かせない加工食品、さらにはバターやチーズといった乳製品にも値上げの波が及びました。7月の値上げ品目数は2,000品目を超え、前年の同じ時期と比べると5倍以上にもなったんです。
なぜこんなに値上げが続くの?その本当の理由
「またか…」とため息が出てしまう値上げの連続。その背景には、いくつかの重なり合った理由があります。主な原因は、大きく分けて二つあります。
まず一つ目は、言うまでもなく原材料費の高騰です。小麦、砂糖、油、コーヒー豆など、食品の基本的な素材となる一次産品の国際価格が上昇しています。これは為替の影響も大きく、円安が進むと輸入コストがさらに跳ね上がってしまうんです。
二つ目は、国内で発生しているコスト増です。これは意外と見落とされがちなポイント。実は、2025年以降の値上げでは、人件費や物流費を理由に挙げる企業の割合が非常に高くなっています。
人手不足の中で人を確保するためには賃金を上げざるを得ませんし、燃料費の高騰やトラックドライバーの労働環境改善も、運ぶコストを増やしています。つまり、海外からの原材料が高いだけでなく、「日本国内でものを作り、運ぶこと自体」にかかるお金も増えているんです。これが、値上げが長期化し、広範囲に及んでいる根本的な理由です。
値上げはいつまで続く?2026年の見通し
では、この値上げの波はいつ頃落ち着くのでしょうか?2026年の見通しを整理すると、少しだけ明るい材料もあります。
最新の調査では、2026年に予定されている値上げ品目数は、2025年のピーク時と比べて減少傾向にあるとされています。企業側も、度重なる値上げで消費者の購買意欲がそがれることを懸念し、以前のような一斉かつ大幅な値上げには慎重になっているようです。
しかし、「値上げそのものが終わる」わけではなさそうです。特に注目されるのは、酒類・飲料や加工食品の分野。これらは2026年も値上げの対象となる品目が比較的多いと見られています。また、「実質値上げ」と呼ばれる、価格はそのままでも内容量を少し減らすといった方法をとる商品が増える可能性も指摘されています。
コストの内訳も変化しています。2026年は、原材料費に加えて、包装資材費や物流費、人件費といった「国内コスト」を値上げ理由とするケースがさらに増えると予想されます。海外依存のコストから、国内で発生する持続的なコストへの移行。これが、中長期的に物価を押し上げる構造的な圧力になっていくのです。
家計を守る!今から始められる賢い節約術
そうは言っても、目の前の家計のやりくりは切実ですよね。毎日の買い物で少しでも支出を抑えるために、今すぐ実践できる工夫をいくつかご紹介します。
まずは、プライベートブランド(PB)商品をためしてみること。スーパーやドラッグストアのオリジナル商品は、ナショナルブランドと比べてかなりお得な場合が多いです。品質も年々向上しているので、まずは気になる一品から試してみるのがおすすめです。
次に、まとめ買いとセールの活用。トイレットペーパーや洗剤、保存の効く食品などは、必要だからといつでも買うのではなく、Amazonプライムデーや楽天お買い物マラソンなどの大型セールを狙ってまとめ購入するだけで、年間では大きな差になります。
また、サブスクリプションサービスを利用するという手もあります。Amazonの「定期おトク便」などは、単品で買うより割引が効きますし、わざわざ買いに行く手間も省けます。価格変動の影響を平均化できるメリットもあります。
そして何より、情報をキャッチするアンテナを張ること。お気に入りのメーカーやショップのSNSをフォローしたり、価格比較アプリを使ったりするだけで、思わぬお得情報に出会えるかもしれません。受け身になるのではなく、能動的に情報を取りに行く姿勢が、これからの時代の家計管理には大切です。
値上げだけじゃない?私たちを取り巻く「3つの上げ」
最後に、視野を少し広げて考えてみましょう。私たちの生活に関わってくる「上げ」は、実は物価の値上げだけではないんです。
一つはもちろん、今まで見てきた「値上げ」。そして二つ目は、「賃上げ」です。人手不足を背景に、特に食品製造や物流、外食などの業界で賃金上昇の動きが見られます。これは私たちにとっては収入増のチャンスでもありますが、企業にとっては人件費の増加となり、結果的に製品やサービスの価格に影響を与えるという複雑な関係があります。
三つ目が、「利上げ」です。物価が持続的に上がる状況では、日本銀行の金融政策にも変化が生じます。今後、利上げが行われる可能性も議論されています。これは住宅ローンを抱える家計や、企業の資金調達コストに直接響いてくる大きな問題です。
こうして見ると、「値上げ」「賃上げ」「利上げ」という3つの「上げ」が互いに影響し合い、私たちの家計や生活設計を左右する時代になっていることがわかります。
まとめ:新たな価格時代を乗り切るための心構え
いかがでしたか?2025年7月に象徴的なピークを迎えた食品・日用品の値上げは、その勢いはやや緩むものの、根本的な原因は解消されていません。むしろ、値上げは一時的な現象ではなく、私たちが向き合っていかなければならない「新しい日常」の一部として定着しつつあると言えるでしょう。
大切なのは、不安に振り回されたり、あきらめたりすることではなく、現実を正しく理解し、できる範囲で賢く対応していくことです。
そのために、この記事でお伝えしたような「なぜ値上げが起きているのか」という背景知識と、「家計を守る具体的な工夫」の両方を身につけておくことが武器になります。情報を集め、時にはPB商品を試し、大きな買い物は計画を立てる。そんな一つ一つの小さな行動の積み重ねが、家計を確実に守ることにつながります。
変化の時代を生き抜くのは大変ですが、自分と家族の生活を守るための知恵を、一緒に磨いていきましょう。今回は7月の値上げ一覧まとめ!食品や日用品の価格動向と今後の影響についてお伝えしました。
