こんにちは!毎月の買い物で「あれ?また値段が上がってる…」と感じることが増えていませんか?
2025年は「記録的な値上げラッシュ」だったと言われ、実に2万品目以上の値上げがあったんです。2026年も、一部の商品では値上げが続いていますが、一方で、消費者や企業の動きに大きな変化が見られる年になりそうなんです。
今回は、2026年に値上げが予定されている食品・日用品の最新情報と、私たちの賢い消費のためのヒントを、まるっとまとめてお伝えしていきます!
2026年の値上げはどうなっているの?最新動向をチェック
2026年の値上げ動向を一言で表すと、「一斉の大型値上げ」から「選択的で段階的な値上げ」へと移行していると言えそうです。
帝国データバンクの調査によると、2026年の1月から4月までの値上げ品目数は合計で約3,600品目。これは、前年の同じ時期(約6,100品目)と比べると約4割も減少しています。つまり、去年のような「とにかくたくさんの商品が一気に値上がりする」状況は、ひとまず落ち着きを見せ始めているんですね。
でも、油断は禁物。月に約1,000品目前後の値上げはまだ続いています。主に値上げの影響が出ているのは、原材料の価格や輸送費の影響を直接受けやすい商品です。具体的には、「調味料」「油脂」「加工食品」「飲料」などが中心となっています。
知っておこう!2026年1月〜4月 主要な値上げ商品リスト
それでは、具体的にどのような商品の価格改定が予定されているのか、月別に詳しく見ていきましょう。家計の計画を立てる際の参考にしてみてください。
◎2026年1月:食卓の定番、調味料や油が値上げ
年明け早々、食卓のベースとなる商品の値上げが始まりました。値上げの主な要因は、原料の輸入コストの高止まりと円安の影響です。
- 日清ドレッシングダイエット(日清オイリオ): 主力商品が7〜12%程度の値上げ。
- 日清アマニ油ドレッシング(日清オイリオ): 主力商品が7〜12%程度の値上げ。
- AJINOMOTO さらさらキャノーラ油(J-オイリオミルズ): 家庭用サイズで9〜14%の価格改定。
- アミノバイタル(味の素): アミノバイタル®などが4〜8%値上げ。
- ノ・ミカタ(味の素): ノ・ミカタ®などが4〜8%値上げ。
◎2026年2月:お菓子から主食まで幅広く影響
2月は、忙しい毎日を支える加工食品や、ちょっとした楽しみのスナック菓子の値上げが目立ちました。中には値上げ率が高い商品もありました。
- ポテトチップス うすしお味(カルビー): 8〜15%の値上げ。
- フルグラ(カルビー): 8〜15%の値上げ。
- ポテトチップス のり塩(湖池屋): 4〜11%の価格改定。
- マルちゃん 包装米飯(東洋水産): 12〜16%と比較的大きな値上げに。
- トロピカーナ(キリンビバレッジ): 一部商品で最大46%の値上げ。
- ヴイックスのど飴(大正製薬): ヴイックスのど飴シリーズなどが10〜34%値上げ。
◎2026年3月:緑茶、コーヒー、冷凍食品が続く
3月は、飲み物や便利な冷凍食品の値上げが発表されています。私たちの多様な生活スタイルに密着した商品が多いのが特徴です。
- お〜いお茶(伊藤園): 5〜25%の値上げ。
- 綾鷹(コカ・コーラ): 6.3〜12.1%の価格改定。
- KEY DOORS+(キーコーヒー): 10〜30%の値上げ。
- 大きな大きな焼きおにぎり(ニッスイ): 冷凍おにぎりなどが3〜34%値上げ。
- キットカット カカオ72%(ネスレ日本): 約31%の値上げ。
◎2026年4月:値上げのピーク、カップ麺やお酒にも波及予定
4月は、単月で最も多くの値上げが集中するとみられ、その数は2,200品目以上にのぼる見込みです。特に、調味料と酒類での値上げが多くなりそうだと関係者からは聞こえています。スーパーの担当者からは、「カップラーメンやペットボトル飲料も10%前後の値上がりを検討しているメーカーがある」という声もあがっていますので、注意が必要です。
値上げの裏側:なぜ、いまも値上げが続くの?
「少し落ち着いたとはいえ、まだ値上げが続くのはなぜ?」と疑問に思いますよね。企業が値上げをする理由は、単に「原材料が高い」だけではありません。多くの企業が頭を悩ませている、複合的なコストアップが背景にあります。
主な原因は大きく4つあります。
- 原材料費の高止まり: 小麦や油脂、ココアなど、輸入に頼る食材の国際価格が依然として高い水準にあります。
- 人件費の上昇: 2025年の春闘で大企業を中心に賃上げが相次ぎ、その流れが続いています。人を雇うコストが増えています。
- 物流費の高騰: 燃料費やドライバー不足などにより、商品を運ぶコストがかさんでいます。
- 包装資材費の上昇: プラスチックや紙など、容器の価格も上がっています。
これらのコストを全て企業だけで吸収し続けることは難しく、その一部が商品の価格に反映されているのが現状なんです。
私たち消費者の意識が変わった!「値上げ疲れ」から「賢い適応」へ
長期にわたる値上げは、私たち消費者の買い物に対する考え方と行動を大きく変えました。今や、値上げを「実感する」人は6割を超え、特に生鮮食品やインスタント麺など毎日使うものへの実感が強まっています。
しかし、ただ不満を言ったり我慢したりするだけではなく、戦略的に対応する「賢い買い手」 へと進化しているんです。その変化を3つのポイントで見てみましょう。
1. 「絶対に譲れないもの」と「節約できるもの」の区別が明確に
例えば、家族の好みが決まっている「醤油」や「ソース」など基礎調味料は、値上げされても同じブランドを買い続ける傾向が強いです。一方で、栄養ドリンクやティッシュペーパーといった機能性がほぼ同等の商品では、安いプライベートブランド(PB)や他社品に乗り換える人が増えています。
2. スマートな「代替購入」と「情報武装」
具体的な行動としては、
- 高くなった「米」の購入を少し控え、代わりに「パン」や「麺」で主食を調整する。
- スーパーのチラシアプリで事前に特売品をチェックし、買い物リストを厳守する。
- ポイント還元率の高いクレジットカードを使う、ポイントサービスの還元日を狙うなど、「見えない値引き」を徹底して活用する。
といった方法が広がっています。
3. 「実質値上げ」に敏感になった目
価格はそのままで内容量だけを減らす「ステルス値上げ」に対し、約4人に1人が「不誠実だ」と感じているという調査結果もあります。消費者は、パッケージの「内容量」を以前よりもしっかり確認するようになり、企業には明確な説明が求められる時代になりました。
未来に備えよう!次の値上げの波は「デジタルサービス」から?
実は、食品や日用品の値上げが一段落するかもしれないこのタイミングで、新たな価格上昇のリスクが別の分野から押し寄せようとしています。それが、私たちの生活にすっかり浸透した「デジタルサービス」 です。
AIサービス利用料の大幅値上げ予測
ビジネスでも個人の生活でも使う機会が爆発的に増えたAIサービス。専門家の間では、2026年から2027年にかけて、現在の利用料が最大で10倍近くになる可能性も指摘されています。なぜなら、AIを動かすための超高性能なコンピューター(サーバー)は、その設備投資と、それを動かすための電力コストが膨大だからです。今の価格は、サービスを広めるための「導入期の特別価格」である可能性が高く、いずれ本来のコストが反映されると見られています。
携帯通信料:値下げ競争の終わりと「お試し割」の消失
2025年には、大手携帯キャリアが相次いで基本プランの値上げに踏み切りました。この流れは2026年も続くと考えられています。背景には、長く続いた激しい値下げ競争の反動と、5Gなどの最新設備を維持するためのコスト、そして従業員の賃上げに対応する必要があるからです。
その象徴が「お試し割」などの新規顧客向け大々的な割引が鳴りを潜めていること。業界全体が「とにかく安く」から「適正な価格で良いサービスを」というフェーズに移行しつつあるのです。
つまり、これからは食費や光熱費だけでなく、「通信費」や「サブスクリプション料金」といったデジタルライフのコストも、家計見直しの重要なチェックポイントになってきそうですね。
2026年を生き抜く!これからの「賢い消費」の心得
ここまで、2026年の値上げ事情と私たちの変化を見てきました。最後に、これからの時代を乗り切るための、3つの「賢い消費」の心得をお伝えします。
心得1: 「すべてを我慢しない」選択のススメ
節約は大切ですが、生活の質を落としすぎては元も子もありません。例えば「毎日飲むコーヒー」はこだわりの豆を楽しみ、「週に1回のおやつ」は安いPBで済ませるなど、自分にとって「本当に価値のあるもの」にお金を集中させる考え方が大切です。
心得2: 情報は「受け身」でなく「能動的」に
スーパーのチラシやアプリのクーポンは待っているだけではもらい損ねます。自分から情報を取りに行く姿勢が、大きな差を生みます。SNSで「#家計」「#節約術」などのタグをフォローするのも一つの手です。
心得3: 長期的な視点で「消費の全体図」を把握する
値上げは食品だけの問題ではなくなりつつあります。月に一度は、固定費(通信費、光熱費、保険料、各種サブスク)の見直しも同時に行い、家計全体のバランスを最適化する習慣をつけましょう。
まとめ:価格変動の新時代を、自分のライフスタイルで乗り切ろう
いかがでしたか? 2026年の値上げ商品の動向は、少し複雑ですが、私たち消費者が主導権を握り始めた転換期とも言えそうです。企業の一方的な値上げに振り回されるだけではなく、自分なりの基準で商品を選び、情報を活用し、総合的に家計をマネジメントする力が、これまで以上に求められています。
今回ご紹介した値上げ商品まとめ2026の情報が、皆さんが自分らしい「賢い消費」を見つけるための一助となれば嬉しいです。値上げは続くかもしれませんが、それに対応する私たちの知恵と選択肢も、日々アップデートされていっているのですから!
