影色の選び方決定版!イラストもメイクも「くすまない」色の法則

選び方
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「影を描くと、なんだか画面が汚くなってしまう……」

「シェーディングを塗ると、顔色が悪く見える気がする……」

イラストでもメイクでも、共通してぶつかる壁。それが影色の選び方です。影=黒だと思っていませんか?実は、その思い込みが「くすみ」の最大の原因かもしれません。

透明感があって、なおかつ立体感も際立つ。そんな理想の影色を手に入れるための法則を、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。


なぜあなたの選ぶ影色は「くすんで」見えるのか?

そもそも、なぜ影色選びに失敗してしまうのでしょうか。多くの場合、ベースとなる色(固有色)に対して、単純に「黒」や「暗いグレー」を混ぜた色を影として選んでしまっているからです。

現実の世界では、影の中にも光が反射していたり、空の色が混ざり合ったりしています。完全に無彩色の影というのは、実はとても稀な存在なんです。

デジタルイラストでカラーピッカーを真下に動かして明度だけを下げる。あるいはメイクで自分の肌色をただ暗くしたような色を乗せる。これだけでは、色の深みが失われ、単に「汚れたような色」に見えてしまいます。

脱・くすみを叶えるためには、色相・彩度・明度の3つの要素をバランスよく動かすテクニックが必要不可欠です。


イラストで失敗しない!影色の選び方3ステップ

イラストのクオリティを劇的に上げる影色の作り方には、黄金のステップがあります。

1. 色相(カラーサークル)を「ずらす」

これが最も重要なポイントです。ベースの色がオレンジ系(肌色など)なら、影色は少し赤寄り、または紫寄りに色相をずらしてみましょう。

黄色い服の影なら、オレンジ寄りにずらします。このように色相環を少し動かすだけで、色に温度感が宿り、画面がパッと華やかになります。

2. 彩度を「上げる」

影は暗い場所だからといって、彩度を下げてはいけません。むしろ、影の境界線などは少し彩度を高くしたほうが、色の対比によって鮮やかに見えます。

apple ipad proなどの高精細なディスプレイで確認するとよくわかりますが、プロのイラストレーターの多くは、影色に驚くほど鮮やかな色を忍ばせています。

3. 明度を「適切に下げる」

最後に、ベースの色よりも暗い色を選びます。ただし、真っ黒に近い色にするのは避けましょう。他の色と馴染まなくなってしまいます。


【パーツ別】透明感を出す影色の具体例

どの色を選べばいいか迷ったときは、以下の組み合わせを参考にしてみてください。

  • 肌の影: ベースの肌色に対して、少し赤みと紫を足した色。血色が良く見え、透明感が爆上がりします。
  • 白シャツの影: グレーではなく、薄い水色やラベンダー色を使ってみてください。一気に清潔感とプロっぽさが出ます。
  • 髪の影: 髪色と同系統の色ではなく、少し青みを含んだ色を乗算で重ねると、奥行きが生まれます。

道具選びも大切です。wacom pen tabletのような筆圧感知が優れたツールを使うと、影の濃淡を繊細にコントロールできるので、色の馴染みがさらに良くなりますよ。


メイクに応用する影色の選び方のコツ

影色の理論は、顔の造形を美しく見せるメイクにもそのまま応用できます。

パーソナルカラーを味方につける

肌の影となるシェーディングやアイシャドウの締め色を選ぶ際、自分の肌のベースカラーを知ることは近道です。

  • イエベさん: 黄みを含んだブラウンや、ウォームベージュが肌に溶け込みます。
  • ブルベさん: ローズグレーや、赤みを感じるココアブラウンが自然な影を作ってくれます。

質感は必ず「マット」を選ぶ

ここがイラストと少し違う点です。メイクで影を作りたい場所にラメやパールが入ったものを使ってしまうと、光を反射して前に飛び出して見えてしまいます。

凹ませたい場所、引き締めたい場所には、必ず光沢のないマットな質感を選びましょう。


環境光を意識すると影色はもっと自由になる

上級者を目指すなら「環境光」という考え方を取り入れてみましょう。影色は、その場の「光の色」によって変化します。

例えば、青空の下にいる人の影は、空の青色が反射して少し青みがかります。夕焼けの中にいるなら、影はオレンジや紫を帯びるでしょう。

「このキャラクターは今どこにいるのか?」を想像するだけで、選ぶべき影色は自然と決まってきます。

microsoft surface proなどを使って外でスケッチをしてみると、場所によって影の色が全く違うことに気づくはずです。その観察眼こそが、最高の色選びのセンスを育ててくれます。


まとめ:影色の選び方で作品の深みは変わる

いかがでしたでしょうか。

影色の選び方ひとつで、イラストの透明感も、メイクの仕上がりも驚くほど変わります。

  1. 黒を混ぜない。
  2. 色相をずらして深みを出す。
  3. 環境の光を想像してみる。

この3点を意識するだけで、あなたの表現はもっと自由で、魅力的なものになるはずです。

色は理屈で選べるようになると、迷いがなくなって創作がもっと楽しくなりますよ。

まずは今日から、いつもより少しだけ色相をずらした「くすまない影色」にチャレンジしてみてくださいね。


影色の選び方をマスターして、ワンランク上の表現を目指しましょう!

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