「ワイヤレスイヤホンが主流だけど、有線ってやっぱり音がいいの?」
「予算5000円以下でも、満足できる有線イヤホンってあるんだろうか」
そう思ってこの記事にたどり着いたあなたは、きっと耳が肥えてきているんだと思います。大歓迎です。
僕もかつてそうでした。名機と呼ばれる高級イヤホンには手が出せない。でも音は妥協したくない。そんなジレンマを抱えながら、いくつもの製品を試しては「これだ!」という一本を探してきたんです。
結論から言うと、5000円以下の有線イヤホン、今は本当にすごいです。数年前なら1万円出しても得られなかった音が、この価格帯で普通に手に入る。中華ハイファイブランドの参入や、老舗メーカーの技術の底上げが、この価格帯を熱くしているんです。
今回は自信を持っておすすめできる9機種を、あなたの使い方に合わせて紹介しますね。
有線イヤホンを選ぶときにチェックしたい3つのポイント
製品を見ていく前に、まずは基本的な選び方から。ここを押さえておくと、あなたにぴったりの一本が見つかりやすくなります。
接続端子を確認しよう
お手持ちのスマホやプレーヤーに合う端子かどうか、ここが一番大事。最近は3.5mmイヤホンジャックがない端末も増えているので、USB Type-Cタイプを選ぶか、変換アダプタを用意する必要があります。幸い、今回紹介する製品には両方の端子があるので、ご自身の環境に合わせて選んでくださいね。
リスニングのスタイルを決めよう
一口に有線イヤホンと言っても、その性格は千差万別。重低音が気持ちいいモデルもあれば、ボーカルが美しいモデルもある。ASMRやゲームに特化した変わり種も。まずは自分が何を聴くのか、少しだけ想像してみてください。
リケーブルとカスタマイズ性
ケーブルが断線しても交換できる「リケーブル」対応モデルなら、お気に入りのイヤホンを長く使えます。今回のリストにも対応機種がいくつか登場するので、長く愛用したい方はチェックしてみてください。
おすすめ9選:あなたにぴったりの一本を見つけよう
万能バランス型:これさえ選べば間違いない3選
FIIO JD10
まずはこれ。とにかくコストパフォーマンスがおかしい。
10mmの大型ドライバーが生み出す音は、迫力があるのに解像度も高くて、ギターの弦の震えまで聞こえてきそう。しかも約3.7gという超軽量ボディで、長時間つけていても疲れません。
Type-C版を選べば、6種類の音質プリセットを切り替えられるDSPチップ内蔵。ゲーミングモードにすれば、FPSの足音定位もバッチリです。「どれがいいかわからない」という方、まずはこれを試してみてください。
NICEHCK DB2
「ドンシャリは卒業したいけど、低音も欲しい」という方に。
ダイナミック型とBA型のハイブリッド構成で、重厚な低音とクリアなボーカルを両立しています。ジャンルを選ばないバランスの良さが魅力で、ポップスからロック、ジャズまでそつなくこなす優等生。リケーブルにも対応しているので、あとから好みのケーブルに変えられるのもポイントです。
SONY MDR-EX155
やっぱり大手中途半端に高い買い物するなら、信頼のSONY MDR-EX155。
派手さはないけれど、ソニーが長年培ってきた音作りのバランス感が光ります。ボーカルも楽器も自然な距離感で鳴ってくれて、長時間聴いても飽きがこない。からみにくいセレーションケーブルや、コンパクトなハウジングも日常使いに最適です。
重低音好きのためのパワフルモデル
オーディオテクニカ ATH-CKS550X
「SOLID BASS」の名は伊達じゃない。
キックドラムのアタック感、ベースのうねり。とにかく低音が気持ちいい。しかも、ただ低いだけじゃなくて高音もクリアに鳴らすから、ロックやEDMが最高に映えます。ハイレゾ音源にも対応していて、低音好きにはたまらない一本。
ボーカル・高音重視の美音系モデル
intime 碧 SORA Light 2019 Edition
この価格帯で、こんなに高音が美しいイヤホンがあるのかと驚きました。
独自のセラミックツイータ「VST」が、女性ボーカルの伸びやかな高音やピアノの余韻を、それはもう繊細に描き出します。アコースティックやアニソン、ボカロ曲との相性が抜群。音場は少しコンパクトだけど、ボーカルを近くで聴きたい方にはこれ以上ない選択肢です。
Hi-Unit HSE-A1000
「とにかく歌ものを気持ちよく聴きたい」という方へ。
ボーカルを少し前に出すチューニングが特徴で、J-POPやK-POPの歌声に自然と引き込まれます。高音のヌケも良く、サ行の刺さりも少なめ。疲れにくい音で、作業のお供にもぴったりです。
ゲーム・ASMR特化型
final E500
これはすごい。2000円台で、音の定位感がぶっ飛んでいます。
ASMRやバイノーラル音源を聴くと、本当に耳のすぐ後ろでささやかれているような没入感。音場が広く、音の方向や距離感が手に取るようにわかります。FPSゲームで敵の足音を聞き分けるのにも最適で、ゲーマーにもASMR好きにも刺さる特殊な一本。
装着感とコスパ重視のデイリー使いモデル
AZLA TRINITY
付属のイヤーピースだけで元が取れる、とすら言われるモデル。
AZLAといえば高品質イヤーピース「SednaEarfit T」が有名ですが、その最高峰が最初から付いてきます。遮音性が高く、ずれにくく、それだけで音楽への没入感が段違い。音質も3層ドライバーによるクリアで歪みの少ないサウンドで、文句なしです。
JVC HA-FX6
1000円台で買えるコスパ最強の一本。
軽量コンパクトで耳への負担が少なく、寝ながら使うのもアリ。音はバランスが良く、通勤通学や運動のお供に気軽に使いたい方におすすめです。
接続端子で選ぶならここをチェック
USB Type-Cで選びたい方
FIIO JD10 Type-C版は、DSPによる音質調整ができる点で圧倒的におすすめ。アプリ不要、ボタン操作だけでサクサク切り替えられます。final E500もType-C版がありますよ。
3.5mmイヤホンジャック派の方
昔ながらのイヤホンジャック搭載スマホや、音楽プレーヤーで使うなら選択肢はかなり広がります。上に挙げた機種のほとんどには3.5mm版があるので、好きな音で選んでくださいね。
有線イヤホンのお手入れと長持ちのコツ
せっかく気に入ったイヤホン、できるだけ長く使いたいですよね。3つのコツをお伝えします。
使わないときはケースにしまう
カバンの底でケーブルが絡まるのが、断線の最大の原因。100均の小さなポーチで十分なので、必ずしまう習慣をつけましょう。
イヤーピースは定期的に掃除する
耳垢やホコリが詰まると、高音がこもって聴こえます。綿棒やティッシュでサッと拭くだけで、音が生き返りますよ。
リケーブル対応なら予備ケーブルも検討を
NICEHCK DB2のようなリケーブル対応モデルは、ケーブルが傷んでも本体ごと買い替える必要がありません。交換用ケーブルは1000円台から手に入るので、結果的にお財布に優しいです。
よくある質問に答えます
Q. ワイヤレスと有線って、そんなに違いますか?
正直、違います。特にこの価格帯では顕著です。有線はバッテリーや圧縮伝送を気にしなくていい分、音に純度があります。それに充電切れの心配がないのも、集中したいときにありがたいですよね。
Q. スマホにイヤホンジャックがないんですが…
ご安心を。USB Type-Cタイプのイヤホンを選ぶか、数百円の変換アダプタを使えば解決します。変換アダプタにも音質の良し悪しがあるので、気になる方は調べてみてくださいね。
まとめ:5000円以下の有線イヤホンは、想像以上に音楽が楽しめる
改めて、5000円以下の有線イヤホンは本当にすごい時代になりました。
万能に使えるFIIO JD10やNICEHCK DB2、低音でテンションを上げたいならオーディオテクニカ ATH-CKS550X、ASMRやゲームに没頭したいならfinal E500。どれを選んでも、価格以上の音楽体験があなたを待っています。
「ワイヤレスも便利だけど、やっぱり音がいい方が嬉しい」
そんなあなたの”お気に入りの一本”が、ここで見つかっていたら嬉しいです。ぜひ、あなたの耳で確かめてみてくださいね。
