「最近、スタバのほうじ茶ティーラテ見かけないけど、終売したの？」
SNSや検索でそんな声が増えています。人気の定番ドリンクだっただけに、突然見かけなくなると不安になりますよね。今回は、ほうじ茶ティーラテの販売終了の真相と、今でも買える・飲める店舗や代替商品を詳しく紹介します。
ほうじ茶ティーラテは本当に終売したの？
結論から言うと、「完全な終売」ではありませんが、ブランドや販売形態によっては“事実上の終了”となっているケースがあります。
特に、スターバックスやローソン、家庭用インスタント製品などでそれぞれ状況が異なります。
スターバックスのほうじ茶ティーラテはリニューアル扱い
スターバックスでは、かつて「ほうじ茶ティーラテ」という名前の商品が定番として販売されていました。しかし、2024年6月からは「ほうじ茶＆クラシックティーラテ」が新たに登場。これに伴い、旧来の“ほうじ茶ティーラテ”はメニューから姿を消しました。
つまり、「販売終了」ではあるものの、実際にはリニューアル・統合による“切り替え”というのが実情です。
新商品は紅茶とほうじ茶をブレンドし、ミルクとホワイトモカシロップを加えたまろやかな味わいで、従来のファンにも好評。今後はこの商品が実質的な後継として位置づけられています。
ローソンのほうじ茶ラテは季節限定で再登場
ローソンではMACHI caféシリーズで販売されているほうじ茶ラテが人気でしたが、最近は見かけないという声が多くあります。
ただし、ローソン公式では「販売終了」という発表はしておらず、実際には季節・地域限定商品として不定期に再登場している形です。
2025年4月には「アイスほうじ茶ラテ」が発売されており、今後も季節ごとに展開される可能性があります。
ただし、全店舗で取り扱っているわけではないため、店舗によっては在庫がない・発注していない場合もある点に注意が必要です。
家庭用・インスタント製品は終売が進行中
一方、家庭で楽しむタイプの「ほうじ茶ラテ」は、実際に終売・製造終了が相次いでいます。
ドトールの「おいしいほうじ茶ラテ（スティックタイプ）」は2023年8月で販売終了。
さらに、ブレンディのブレンディスティック ほうじ茶オレ18本も2025年9月下旬で製造・出荷終了予定と案内されています。
この流れから見ても、家庭用ほうじ茶ラテ市場は縮小傾向にあると言えます。
なぜほうじ茶ティーラテは見かけなくなったのか？
人気商品でありながら、なぜ「ほうじ茶ティーラテ」が減ってしまったのでしょうか。背景にはいくつかの業界的な事情があります。
1. 商品リニューアル・ブランド統合の影響
スターバックスのように、メニュー刷新やブランド再構築の一環で、既存商品が新メニューに統合されるケースがあります。
「ほうじ茶ティーラテ」という名称が消えたのは、単にレシピやコンセプトの変更によるもの。
企業としては新鮮さを出すための戦略的リニューアルですが、消費者から見ると「終売した」と感じやすくなります。
2. 原材料価格の高騰と採算性の問題
ミルクを使ったラテ系飲料は、乳価や茶葉コストの上昇により採算が厳しくなっています。
特にほうじ茶ラテのような“季節限定・少量生産”商品は、コスト効率の観点から縮小対象になりやすい傾向があります。
製造・流通コストの上昇は、コンビニやカフェチェーンにも影響しており、定番化が難しくなっています。
3. 流通・店舗ごとの取り扱い差
ほうじ茶ラテは通年販売ではなく、店舗ごとに仕入れが異なる商品。
ローソンなどでは、地域や店舗の販売実績に応じて発注が調整されるため、「売っていない」「終売した」と感じる消費者が増えています。
実際には販売中でも、棚替えや欠品タイミングが重なることで“消えたように見える”ことも少なくありません。
4. 消費者トレンドの変化
ほうじ茶ラテ人気が落ちたわけではありませんが、抹茶や紅茶ラテ、オーツミルク系などの新商品に注目が集まっています。
その結果、メーカーがラインナップを整理し、「売れ筋フレーバー」に注力する傾向が強まっているのです。
市場全体としては「お茶ラテ」よりも「抹茶ラテ」「カフェラテ」系が主流になりつつあります。
今も買える・飲める「ほうじ茶ティーラテ」系商品まとめ
終売が進む中でも、実はまだ飲める・買える商品は存在します。
ここでは、現時点で入手可能な代表的アイテムを紹介します。
スターバックスの「ほうじ茶＆クラシックティーラテ」
スタバで「ほうじ茶ティーラテ」が飲みたい人は、この商品が最も近い選択肢です。
ほうじ茶の香ばしさと紅茶の深みが絶妙にブレンドされ、ミルクとホワイトモカの優しい甘みが加わっています。
ホット・アイス両方に対応しており、通年メニューとして展開されています。
ローソン「MACHI café アイスほうじ茶ラテ」
2025年春に発売された新作。香ばしい香りのほうじ茶とミルクのバランスがよく、すっきりとした味わいが特徴です。
取り扱い店舗が限られているため、ローソンアプリや公式サイトで最新のラインナップを確認するのがおすすめです。
スーパー・通販で探せるインスタント系
在庫限りではありますが、通販サイトではブレンディやドトールの旧製品が販売されている場合もあります。
「ほうじ茶ラテ スティック」「ほうじ茶オレ インスタント」などのキーワードで検索すると、残り在庫を見つけやすいです。
終売が近い商品はプレミア価格になることもあるため、早めの購入が安心です。
自宅で簡単に作る「自家製ほうじ茶ラテ」
もし市販品が手に入らない場合は、家で作るのもおすすめ。
ほうじ茶ティーバッグを濃いめに抽出し、温めたミルクと砂糖やはちみつを加えるだけで、簡単に再現できます。
豆乳やオーツミルクを使えば、カフェ風アレンジも可能です。
「終売」と「見かけない」は違う？
多くの人が混同しがちなのが、この2つの言葉の違いです。
- 終売（販売終了）：メーカーが正式に生産・出荷を終了している状態。
- 在庫切れ・取扱終了：特定店舗・時期に一時的に販売されていない状態。
ほうじ茶ティーラテの場合、前者は主に家庭用商品や旧ブランド製品、後者はスタバ・ローソンなどでの一時的な販売停止が該当します。
そのため、「もう買えない」と感じても、別の形で復活・再販される可能性が十分あります。
ファンの声と今後の展開
SNSでは、「ほうじ茶ティーラテがなくなってショック」「新しいほうじ茶＆クラシックティーラテは少し味が違う」など、さまざまな感想が寄せられています。
また、抹茶や紅茶ラテに比べてほうじ茶の香ばしさを好む層も多く、根強い人気があることは確かです。
このため、メーカー側も“限定復刻”や“期間限定再販”の余地を残していると考えられます。
特に日本茶ブームの再燃や和風スイーツ人気が続けば、ほうじ茶ラテ系商品の復活も十分にありえるでしょう。
まとめ｜ほうじ茶ティーラテは完全終了ではない
「ほうじ茶ティーラテが終売した」という話題は、実際には名称変更・リニューアル・季節限定化によるものが多いです。
スタバでは「ほうじ茶＆クラシックティーラテ」が実質的な後継として販売中。
ローソンでも季節限定で再登場していますし、家庭用ではまだ在庫品を入手できるチャンスがあります。
お気に入りの味を探したい方は、公式サイトの新商品情報をこまめにチェックし、見つけたら早めに購入するのがおすすめです。
今後も「ほうじ茶ティーラテ」系の進化版が登場する可能性があり、完全な“終売”とは言い切れません。
香ばしいほうじ茶の香りとミルクのまろやかさを、また楽しめる日を待ちたいですね。
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