ローソンのウチカフェシリーズから登場した「リッチミルクバー」。鳥取県産の生乳を40％も使った濃厚なミルク味で、発売当初からSNSを中心に話題を集めました。しかし、最近「どこにも売ってない」「販売終了した？」という声が急増しています。この記事では、その真相や背景、再販の可能性までをじっくり掘り下げていきます。
ローソン「リッチミルクバー」とはどんなアイス？
リッチミルクバーは、ローソンのプライベートブランド「ウチカフェ」シリーズの一つ。2024年春に登場し、税込192円という価格で販売されました。最大の特徴は、鳥取県の大山乳業農業協同組合が製造を手がけ、白バラ牛乳で知られる高品質な生乳を40％も使用している点です。これにより、まるで牧場で飲むようなコクのある味わいと、すっきりとした後味を両立させたアイスとして高い評価を受けていました。
2025年1月、TBS系の人気番組「ジョブチューン」で紹介され、「超一流スイーツ職人全員合格」という快挙を達成。それをきっかけに注目度が爆発的に上がり、全国のローソンから次々と姿を消すことになります。
売ってない？販売終了と言われる理由
リッチミルクバーが「売ってない」「販売終了したのでは？」と噂されるようになった背景には、いくつかの要因があります。
1. テレビ放送による需要急増
ジョブチューン放送直後、SNSでは「どこに行っても売ってない」「ローソン5軒回ったけど買えない」といった投稿が殺到しました。もともと製造数量が限られていたため、放送後に一気に在庫がなくなり、供給が追いつかなくなったと考えられます。人気の高まりが、事実上の「一時的な販売終了」状態を招いたわけです。
2. 限定販売だった可能性
リッチミルクバーは、発売当初から「期間限定商品」として扱われていたという情報もあります。ローソンでは、季節や話題に合わせて期間限定スイーツを頻繁に展開するため、一定期間を過ぎると自然に販売終了になるケースがあります。今回も、当初の販売期間を終えたタイミングで出荷が止まり、その後の再生産が追いつかなかったという見方が濃厚です。
3. 原料コストと製造体制の課題
鳥取県産の生乳を40％も使用するという贅沢な仕様は、原料価格の高騰や物流コストの影響を受けやすい要素でもあります。乳製品価格の上昇が続く中で、採算ラインの維持が難しくなったことも、一時的な生産停止の一因とされています。
4. 店舗ごとの在庫格差
ローソンは店舗ごとに入荷数が異なり、地域によっては「まだ普通に売っていた」という報告もあります。とくに地方店舗やホテル併設型、駅構内店舗などでは在庫が残っていたケースもあり、販売終了と在庫切れが混同されて噂が広まった可能性もあります。
「販売終了」は本当？ローソンの公式動向を追う
一部の店舗では「製造終了しました」という掲示が出ていたものの、ローソン本部から正式に「販売終了」との告知は出ていません。実際、2025年4月下旬には「リッチミルクバーが通年販売に切り替わった」という情報も登場しています。つまり、完全に姿を消したわけではなく、販売形態や供給ペースが見直された可能性が高いのです。
また、通年販売化したとはいえ、人気が再燃するたびに一時的な品薄が起こるため、「まだ売っていない」と感じる人が多いのも現状です。地域やタイミングによって入荷状況が異なるため、在庫情報をSNSなどで共有する動きも見られます。
リッチミルクバーの再販や再入荷の可能性
結論から言えば、リッチミルクバーの再販・再入荷の可能性は十分にあります。理由は3つあります。
- ジョブチューン効果による人気継続
SNSでの話題性が続いており、「再販してほしい」という要望も多いことから、ローソン側も需要を把握していると考えられます。 - ローソンの人気スイーツとしての位置づけ
ローソンは過去にも人気の「バスチー」や「どらもっち」などをリニューアルして再販しており、同様のパターンが期待できます。リッチミルクバーも“復刻”や“リニューアル版”として再登場する可能性が高いです。 - 製造体制の安定化
大山乳業との協力体制が継続している以上、安定供給の仕組みが整えば、数量限定から定番商品への移行も現実的です。
どうしても食べたい人のための入手ヒント
リッチミルクバーを探す際は、以下のポイントを押さえておくと見つかる可能性が上がります。
- 新商品入荷日（火曜・金曜前後）を狙う
ローソンは多くの店舗で週2回新商品を入荷するため、そのタイミングで探すのが効果的です。 - 郊外・地方店舗をチェック
都心よりも地方の店舗のほうが在庫が残っているケースが多いという報告があります。 - 箱タイプを探す
個包装タイプよりも箱入りタイプのほうが入荷数が安定している場合があります。 - SNS検索を活用
X（旧Twitter）で「リッチミルクバー ローソン 入荷」などのキーワードを定期的に検索すると、リアルタイムで目撃情報を得られることがあります。
似た味を楽しめるおすすめアイス
もしどうしても入手できない場合は、近い味わいのアイスで代用するのも一案です。
- 白バラ牛乳バー（大山乳業）：同じ生乳を使用しており、風味の系統が近い。
- PARM：なめらかな口どけと上品な甘さが似ている。
- エッセル スーパーカップ 超バニラ：濃厚でコクのある定番ミルクアイス。
どれも全国のスーパーやコンビニで手に入りやすく、リッチミルクバーが再販されるまでの“つなぎ”としておすすめです。
SNSでの反響と消費者の声
SNS上では、販売終了騒動以降も「また食べたい」「リニューアル版を出してほしい」といった投稿が続いています。一方で、「ジョブチューンで見て初めて知った」「売り切れで買えなかった」という人も多く、ローソンのスイーツブランドとしては大きな宣伝効果をもたらしたとも言えます。
このようなファンの熱量の高さは、再販を後押しする大きな要因になるでしょう。コンビニスイーツは流行の移り変わりが激しいジャンルですが、ここまで根強い人気を持つ商品は多くありません。
まとめ：リッチミルクバーは終わっていない
リッチミルクバーが「販売終了した」と感じる人が多いのは、供給不足や一時的な販売停止が原因です。実際には通年販売化という情報もあり、完全終了ではありません。再販やリニューアルも十分に期待できる状況です。
その上で、原料へのこだわりや品質維持の難しさを考えれば、数量限定的な展開になるのはやむを得ない部分もあります。だからこそ、見つけたらぜひ一度味わってみてください。濃厚なのに後味すっきりとした、あのミルクの余韻をまた楽しめる日がきっと訪れるはずです。
ローソン リッチ ミルク バー 販売 終了——このキーワードが再びSNSで話題になるとき、それはきっと「復活」の知らせが届いたときでしょう。
