hgドムが売ってない?どこにも見つからない現状
最近、ガンプラ売り場をのぞいても「hgドム」が見当たらない……そんな声が増えています。家電量販店や模型専門店の棚を見ても空いていたり、「入荷未定」の札が下がっていたり。ネット通販でも「在庫なし」「予約終了」といった表示が目立ちます。
実際にSNSや掲示板では、「HGドムがどこにも売ってない」「再販いつ?」という投稿が相次いでいます。ガンプラ人気が再燃している今、特に宇宙世紀系モビルスーツの代表格であるドムはファンからの注目度が高く、再販直後でもすぐに完売してしまうほどの人気です。
では、なぜここまで手に入りにくくなっているのでしょうか?次の章では、その背景にある“品薄の理由”を掘り下げていきます。
hgドムが品薄になっている主な理由
需要の高まりとガンプラブームの再来
コロナ禍以降、自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、ガンプラに再び火がつきました。YouTubeなどの影響もあり、「久しぶりに作りたい」「子どもの頃の憧れをもう一度」と購入する層が増加。生産数が需要に追いつかなくなったのが現状です。
特にドムは『機動戦士ガンダム』の中でも存在感のある名機体。トリプル・ドム編や「黒い三連星」の印象も強く、HGシリーズの中でも人気が根強いモデルです。そのため、再販されても瞬く間に完売してしまう状況が続いています。
バンダイの生産ラインの制約
HGシリーズは膨大なラインナップを持ち、毎月のように新商品が登場します。しかし、すべての旧モデルを同時に再生産することは物理的に不可能です。生産ラインには限りがあり、バンダイでは「需要」「話題性」「シリーズ展開」といった要素をもとに再販スケジュールを組んでいます。
そのため、ドムのような定番機体であっても、再販のタイミングは年に1〜2回ほど。再販告知から入荷まで数か月かかることもあり、ファンの間で「いつ買えるの?」と不安の声が上がるのも無理はありません。
転売目的による買い占め
人気ガンプラでは避けて通れないのが“転売問題”です。再販日が近づくと、複数の店舗で買い占められ、フリマアプリやオークションサイトで定価の2倍近い価格で出品されるケースもあります。
一部の店舗では購入制限(お一人様1点まで)を設けて対策していますが、それでも需要の多さに比べて供給が足りず、結果的に市場全体が“品薄状態”に。ファンの手に届きにくくなっているのが現状です。
海外需要とインバウンドの影響
日本のガンプラは海外でも大人気で、特にアジア圏では「BANDAI SPIRITS」製の正規ガンプラがプレミア扱いされることもあります。インバウンド需要の回復に伴い、外国人観光客が大量に購入していく光景も見られ、国内在庫が減少する一因になっています。
さらに、海外の通販サイトでもHGドムの再販情報が出ると即完売。日本国内の在庫が輸出ルートに回っている可能性もあります。
hgドムの再入荷・再販スケジュール情報
「売ってない」状態が長く続いているとはいえ、完全に生産終了したわけではありません。バンダイの公式再販リストによると、HGUC 1/144 ドム/HGUC 1/144 リック・ドムは2025年11月に再販予定が組まれています。つまり、再び市場に戻ってくるタイミングが近づいているということです。
過去の傾向から見ても、ドム系モデルは数か月おきに再販が行われています。2024年にも2回再生産があり、そのたびに数日で売り切れ。今回も同様に、再販日を逃すと入手困難になる可能性が高いです。
再販情報は次のような方法で追うのがおすすめです。
- バンダイホビーサイト:公式の再販告知ページで最新情報をチェック。
- ガンプラ再販カレンダー系サイト:有志がまとめたスケジュール表で過去・今後の予定を確認。
- 店舗公式X(旧Twitter)アカウント:ヨドバシ、ビックカメラ、Joshinなどは入荷速報を発信。
- 在庫検知サービス:在庫復活を即時通知してくれるツールを活用する。
再販時期を把握し、予約開始と同時に動けるよう準備しておくことが重要です。
hgドムを手に入れるための実践的なコツ
1. 予約開始のタイミングを逃さない
再販が発表された場合、予約開始は発売日の1〜2週間前に行われることが多いです。特にプレミアムバンダイや大型量販店のオンラインストアでは、深夜0時から予約が始まることもあります。X(旧Twitter)の通知設定を活用して、情報を見逃さないようにしましょう。
2. 店舗抽選や入荷案内を利用
最近は人気ガンプラを公平に販売するため、抽選販売を導入する店舗が増えています。タムタムやジョーシンなどでは、事前応募制や会員限定販売などの方法で販売を行うことがあります。定価で確実に入手したい人は、こうした抽選制度を活用するのがおすすめです。
3. 再販モデルや派生機を狙う
もし通常版のHGドムが手に入らない場合、HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ)やHG シャリア専用リック・ドム(GQ)などのバリエーションモデルをチェックするのも手です。カラーバリエーションやマーキングが異なるだけで、基本構造はほぼ同じ。組み立ての楽しさや完成度は変わりません。
また、2026年にはHG シャリア専用リック・ドム(GQ)が登場予定とされており、シリーズとしての展開も続いています。ドム系機体は今後もリリースが続く見込みなので、焦らずチャンスを待つのも一つの選択です。
4. フリマアプリ利用時の注意
どうしても入手できない場合、メルカリなどの二次流通を利用する手段もあります。ただし、価格が高騰している場合が多く、正規価格の倍以上で取引されていることも。転売対策の観点からも、なるべく公式ルートでの購入を優先するのが望ましいでしょう。
hgドムの人気が衰えない理由
ドムは『機動戦士ガンダム』における象徴的なMS(モビルスーツ)であり、その重厚なフォルムやホバー走行のギミックは多くのファンを惹きつけてきました。HGUC 1/144 ドム版は造形・可動ともに高水準で、リニューアル後も長年にわたって評価されています。
近年では、アニメ『水星の魔女』や『ククルス・ドアンの島』などの影響で旧世代MSへの注目が再燃。昔ながらの機体に現代的な可動構造を組み合わせた“懐かしさと進化の融合”が人気を支えています。
また、SNSでは「HGドムを3体並べて黒い三連星を再現したい」という投稿も多く、複数購入を前提とするファンが多いことも品薄の一因です。
今後の再販・再入荷に期待しよう
結論として、「hgドム」は一時的に市場から姿を消しているものの、再販が完全に止まっているわけではありません。再販スケジュールは定期的に組まれており、今後もチャンスは確実にあります。
ただし、供給よりも需要が圧倒的に上回っているため、欲しい人全員がすぐに手に入れられる状況にはなっていません。再販告知を見逃さないよう情報を追いかけ、抽選・予約をうまく活用することが大切です。
長年愛されてきたドムは、今後もHGシリーズの中で定番として生産が続くと考えられます。焦らず、チャンスを待ちつつ、手に入れたときにはじっくりと組み立てを楽しみましょう。
まとめ:hgドムが売ってない理由と再販の見通し
hgドムが「売ってない」と言われる理由は、ガンプラブームによる需要増、生産ラインの制約、転売・海外需要など複数の要因が重なっているためです。しかし、再販スケジュールは定期的に組まれており、再入荷のチャンスも確実に存在します。
もし見つけたら迷わず確保しつつ、今後の再販予定にも注目しておきましょう。hgドムはガンプラ史の中でも象徴的な存在であり、その人気は今後も続くこと間違いありません。

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