最近、「たまごっちコネクションが売ってない」「どこにも在庫がない」という声を多く見かけます。SNSでは「予約できなかった」「定価で買えない」といった投稿も目立ち、ファンの間ではちょっとした争奪戦のような状況になっています。
では、なぜここまで入手が難しくなっているのでしょうか。この記事では、たまごっちコネクションの販売状況、売ってない理由、再販の最新情報、そして入手のコツをわかりやすく解説していきます。
たまごっちコネクションとは?懐かしさと進化が共存する新シリーズ
たまごっちコネクションは、90年代から2000年代にかけて人気を博した「たまごっち」シリーズの復刻・進化モデルです。
昔遊んだ人には懐かしく、今の子どもたちには新鮮に感じるデザインと機能が魅力。特徴的なのは「ツーしん機能」で、赤外線通信を使って他のたまごっちと交流したり、プレゼントを送り合ったりできます。
カラーラインナップも豊富で、「ぴんくらめ」「みずいろらめ」など、レトロでかわいい色合いが人気。加えて、液晶はモノクロながら視認性が高く、ボタン操作もシンプル。誰でもすぐに遊べる“原点回帰”の良さがあります。
発売元はバンダイ。定価は税込3,960円とお手頃ですが、いまやそれを定価で買うのが難しい状況です。
たまごっちコネクションが売ってない理由
1. 人気が想定以上で初回分が即完売
最初の販売は2024年夏。発売直後から話題が広がり、店頭・通販ともにすぐに完売しました。
当時のSNSでは「発売初日に全部売り切れてた」「予約開始から10分でなくなった」など、驚くほどの反応が相次ぎました。
nostalgicなブームと新規ファン層が重なったことで、メーカーの想定を超える需要が発生したのです。
その結果、初回分を逃した人がネット上で「売ってない」「どこにもない」と感じるようになりました。
2. 取扱店舗が限定されていた
たまごっちコネクションは、全国の玩具店で広く展開されていたわけではありません。
公式アナウンスでは、「予約販売はAmazonとビックカメラ.comのみ」「一部PLAZA店舗を除く」とされており、そもそも買える場所が限られていました。
このため、地方や郊外に住む人ほど入手しにくく、通販に頼らざるを得なかったという状況もあります。
結果として「探しても見つからない=売ってない」と感じる人が増えたのです。
3. 再販までの期間が長い
人気商品のため再販が発表されても、実際に店頭に並ぶまでには数か月のタイムラグがあります。
例えば、第1弾の再販は発売から約3か月後、第2弾はさらにその後の11月、第3弾は翌年3月予定といった具合。
欲しい時にすぐ買えないスパンの長さも、「品薄状態が続いている」と言われる理由のひとつです。
4. 転売による価格高騰
完売直後から、フリマアプリや通販サイトでは定価の2倍以上で出品されるケースが続出しました。
本来3,960円のところ、9,000円〜13,000円で販売されている例もあり、正規ルートで買えない人が高値で購入するしかない状況になっています。
このような転売価格の高騰が「売ってない=定価で買えない」という感覚を強めているのです。
消費者心理として、「どこも高い=もう流通していない」と錯覚しやすい点も影響しています。
5. 生産・出荷数をあえて抑えている可能性
リバイバル商品という性質上、メーカー側も“希少性”を保つために大量生産を避けていると考えられます。
また、人気が再燃したとはいえ、ブームの再現性を見極めつつ段階的に展開している印象もあります。
その結果、店頭に並ぶ数が限られ、「入荷してもすぐなくなる」状態が続いているようです。
現在の販売・再販情報
第1弾(2024年8月発売)
カラー:ぴんくらめ、みずいろらめ、むらさきらめ、あおみらめ
再販:2024年11月23日(土)から再販売
第2弾(2024年11月発売予定)
カラー:いちごぱーるみるく、おれんじじゅーす、きゃんでぃぱーてぃ、らいんすとーんぱーぷる
予約開始:2024年10月18日〜Amazon、ビックカメラ.comで先行開始
再販・入荷:店舗により異なるが、年末までに順次展開見込み
第3弾(2025年3月発売予定)
カラー:くろーばーらめ、ぱーるみるくてぃ、きらきらしゃぼん、はーとでにむ
予約開始:2025年3月1日〜主要ECサイトで開始予定
このように、再販のスケジュールは明確に決まっており、今後も入手のチャンスはあります。
ただし、予約開始から完売までのスピードが非常に早いため、事前のチェックが欠かせません。
どこで買える?在庫・販売チャネルの実情
オンラインでは、Amazon・楽天市場・ビックカメラ.com・ヨドバシ.comなどで取り扱いがあります。
ただし、正規販売の在庫は短時間で消える傾向にあり、再入荷通知を登録しておくのが有効です。
また、トイザらスや一部の家電量販店でも入荷実績がありますが、「取り扱いなし」「入荷未定」とされる店舗も多く、確実に手に入れるには通販のほうが現実的です。
再入荷の最新情報は、公式サイトや公式X(旧Twitter)で随時告知されるので、フォローしておくとチャンスを逃しにくくなります。
価格動向と注意点
たまごっちコネクションは、発売当初の定価に比べて転売価格が急騰しています。
特に初期カラーや限定デザインは、プレミアム価格がついており、Amazonや楽天では1万円を超える出品も珍しくありません。
こうした高値取引は「欲しいときに買えない」消費者心理を利用したもので、あくまで正規販売ではありません。
購入を検討する場合は、信頼できる販売元かどうかを必ず確認しましょう。
定価で購入したい人は、再販情報を待ち、在庫通知・予約開始タイミングに合わせて行動するのがおすすめです。
たまごっちコネクションを確実に入手するコツ
・公式サイトとSNS(特にXとInstagram)をフォローして再販情報を逃さない
・Amazonやビックカメラ.comで「再入荷通知」を設定しておく
・楽天市場などで「在庫あり」「予約受付中」をキーワード検索する
・発売日当日は朝にアクセス、もしくは深夜帯に更新をチェックする
・プレミア価格での購入は避け、定価販売を狙う
こうした基本的な対策を取るだけでも、入手率は大きく変わります。
また、過去シリーズの再販周期から考えると、今後も定期的に生産・販売が続く可能性が高いです。
今後の展開と再販の見込み
バンダイ公式では、たまごっちコネクションの第3弾が2025年春に発売予定と告知されています。
過去のシリーズでは、人気が続く限り限定カラーやコラボモデルが追加される傾向があり、今回も長期的な展開が期待できます。
また、SNSでは「再販分を買えた」「第2弾も予約成功した」という報告も増えており、流通量は徐々に改善しているようです。
ただし、特定カラーや人気モデルは再販でも即完売が予想されるため、予約開始日のチェックは欠かせません。
まとめ:たまごっちコネクションは「売ってない」けど再販チャンスあり
たまごっちコネクションが「売ってない」と言われるのは、人気による完売、販売チャネルの限定、転売価格の高騰といった複数の要因が重なっているためです。
しかし、シリーズは継続中で再販予定も明確に発表されています。
焦らず、公式サイトの情報や通販サイトの通知機能を活用すれば、定価で手に入れるチャンスは十分にあります。
次の再販スケジュールを見逃さず、懐かしの“たまごっちコネクション”を手に入れてみてください。

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