最近SNSなどで話題になっている「セリアのシリコンマット」。
ところが、いざ店舗で探してみても「どこにも売ってない」「見つからない」という声が多く聞かれます。
かつては便利グッズとして人気を集めていたこのアイテム、一体なぜ今は店頭で見かけにくくなっているのでしょうか。今回は、販売状況や再販の可能性、そして見つけるコツまでを詳しく調べてみました。
セリアのシリコンマットとは？
セリアで販売されていたシリコンマットは、110円（税込）で購入できる万能キッチングッズ。
主な仕様は以下のようなものです。
- サイズ：約25×30cm前後（タイプにより異なる）
- 素材：シリコーンゴム
- 耐熱温度：約230℃、耐冷温度：約−30℃
- 特徴：滑り止め効果・耐熱性・防汚性・水洗いOK
キッチンマットとしてだけでなく、電子レンジやオーブンの下敷き、お菓子作りや調理台の汚れ防止など、多用途に使えると評判でした。
中でも「シリコーンキッチンマット」「シリコーンメッシュシート」「滑り止めマット」など、サイズや形状違いのシリーズが存在しており、DIYや車内滑り止め用途にも使えると人気を集めていました。
「売ってない」と言われる理由① 店舗による在庫・展開差
まず大きな理由として、セリアは全店舗で同じ商品を扱っているわけではないという点があります。
セリアの各店舗はフランチャイズ展開も多く、地域や店長裁量によって仕入れのラインナップが微妙に異なります。
そのため、ある店舗では販売されていても、別の店舗ではまったく取り扱いがないことも珍しくありません。
また、人気商品は入荷後すぐに売り切れてしまうケースも多く、「売ってない」と感じる人が続出しているのです。
SNS上でも「昨日はあったのに今日行ったらもうない」「同じ市内でも店によって扱いが違う」といった投稿が多数見られます。
つまり、“廃盤”ではなく“在庫切れや店舗差”による見つけにくさが主な原因のひとつと考えられます。
理由② 仕様変更・リニューアルによる混乱
セリアの商品は、仕様変更やサイズ変更が頻繁に行われます。
シリコンマットも例外ではなく、過去には以下のような変化があったと報告されています。
このように、同じような見た目でも品名や売り場が異なるため、「探しているものが見当たらない」という状況が起きやすいのです。
特に、旧タイプのサイズ感や質感に慣れていた人にとっては、「あのマットが消えた」と感じられるのも無理はありません。
理由③ 廃盤ではなく“入れ替え”による一時的な欠品
100円ショップ業界では、商品サイクルが非常に早く、
定番品であっても季節の入れ替えや棚替えのタイミングで一時的に姿を消すことがあります。
シリコンマットも、売り場の構成や季節商材（バレンタイン・夏の冷感グッズなど）の入れ替えに合わせて、
一時的に店頭から下げられるケースがあると考えられます。
このため、「今は売ってないけど、少し経つと戻ってくる」可能性も十分にあります。
特に春・秋の売り場変更期には入れ替えが多いため、定期的にチェックしておくと再会できることもあります。
理由④ 人気集中による在庫不足
SNSで紹介されたり、テレビや雑誌に掲載された商品は、短期間で在庫がなくなることが多いのがセリアの特徴です。
シリコンマットも「使い勝手が良すぎる」「100円なのに耐熱で優秀」と口コミで広まり、一時的に完売した時期がありました。
また、製造ロットの都合で再入荷まで時間がかかるケースもあり、
結果的に「どの店舗を回っても見つからない」という状態が続くこともあります。
セリア公式サイトでは個別商品の在庫情報は公開されていないため、タイムリーな入荷状況は確認しにくいのも実情です。
理由⑤ 売り場が分散している可能性
セリアの店内は用途ごとに細かく商品が分かれています。
シリコンマットも、以下のように複数の売り場に置かれている場合があります。
- キッチン用品コーナー（調理・製菓グッズとして）
- インテリアコーナー（滑り止めマットとして）
- カー用品コーナー（車内用滑り止めとして）
- クラフトコーナー（工作マットとして）
そのため、来店時に「キッチンコーナーだけを探して見つからなかった」ということも多いのです。
売り場を一通り回っても見当たらない場合は、店員さんに「シリコンマットはどこにありますか？」と聞いてみるのが確実です。
セリアで再販・入荷を見つけるコツ
再販時期や入荷タイミングは公式に発表されませんが、
過去の傾向からいくつかのパターンが見えてきます。
- 季節の変わり目に再登場することが多い
→ 春・秋の棚替え時期は要チェック。 - 週末前後の入荷が多い
→ 店舗によっては金曜〜土曜に新商品が並ぶケースが多い。 - 店舗ごとに発注タイミングが異なる
→ 近隣店舗をいくつか回ると、どこかに在庫が残っている可能性がある。 - 開店直後の時間帯が狙い目
→ 人気商品は午前中に売り切れてしまうことが多い。
また、SNSの「#セリア購入品」「#シリコンマット」などのタグを検索すると、
最近入荷した店舗や新パッケージの情報をリアルタイムで確認できます。
情報収集とタイミングの両方を意識することで、再販品に出会える確率はぐっと上がります。
どうしても見つからないときの代替案
もし近くの店舗で入手できない場合は、以下のような方法を試すのもおすすめです。
- 他の100円ショップで探す
ダイソーやキャンドゥにも、サイズや素材が似たシリコンマットが販売されています。
特にダイソーでは220円〜330円の大型タイプもあり、用途によってはこちらの方が便利なこともあります。 - ネット通販を利用する
Amazonや楽天市場では「シリコンマット」「シリコーンキッチンマット」などの名称で多数販売されています。
セリアのような低価格ではありませんが、耐熱性やサイズのバリエーションが豊富です。 - 用途を限定して代用する
滑り止めが目的なら「すべり止めシート」、
汚れ防止なら「まな板シート」や「テーブルマット」なども代替になります。
一時的に品薄な時期は無理に探し回らず、こうした代替品でしのぐのも賢い選択です。
今後の再販・復活の可能性は？
現時点では、セリア公式や製造元から「廃盤」や「販売終了」の正式発表はありません。
そのため、今後もリニューアルや季節商材の入れ替え時期に再販される可能性は十分あります。
セリアは「季節商品＋定番グッズ」の入れ替えが非常に活発なブランド。
一度棚から消えても、改良版として復活するケースが少なくありません。
実際、過去に人気だった「シリコーンメッシュシート」や「耐熱シリコンマット」は、数か月後に再登場した例もあります。
したがって、継続的に店舗やSNSをチェックしておく価値は高いといえるでしょう。
まとめ：セリアのシリコンマットが売ってない理由とは？
改めて整理すると、セリアのシリコンマットが“売ってない”と感じられる理由は次の通りです。
- 店舗・地域による在庫や取り扱いの違い
- サイズ・仕様変更による混乱
- 一時的な棚入れ替え・欠品
- 人気集中による在庫切れ
- 売り場が複数に分散している
つまり、「完全に廃盤になった」というよりも、流通や入荷のタイミングに左右されているケースがほとんどです。
少し時期をずらしたり、店舗を変えて探してみると見つかる可能性は十分あります。
セリアのシリコンマットは、低価格ながら高性能な人気商品。
便利さゆえに手に入りにくくなっている今こそ、再入荷の瞬間を逃さずチェックしておきたいですね。
コメント