最近、「セリアで鍋が売ってない」「前は見かけたのにどこにも置いてない」と感じている人が増えています。SNSでも「探しても全然見つからない」「終売になったの?」という声が多く、気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなセリアの鍋事情について、販売終了の真相や再入荷の可能性、そして代わりに買える商品まで、最新情報をまとめて紹介します。
セリアの鍋は本当に「売ってない」の?現状をチェック
まず結論から言うと、セリアで鍋は「完全に販売終了」しているわけではありません。
実際には、一部店舗や時期によって在庫が変動しており、「売ってない」と感じるのはタイミングや地域差が原因になっているケースが多いようです。
2025年春の時点でも、セリアでは以下のような鍋が販売されていたという情報があります。
ただし、これらはすべての店舗に常時あるわけではなく、時期や仕入れ状況によって置かれないこともあるようです。特に小型店舗では、キッチン用品コーナーのスペースが限られているため、季節商品の入れ替え時に棚から外されることもあります。
売ってないと感じる5つの理由
セリアで「鍋が売っていない」と言われる背景には、いくつかの共通した理由があります。ここでは代表的な5つを整理してみましょう。
1. 鍋は「季節商品」だから
鍋関連の商品は、基本的に秋冬シーズンに需要が集中します。
夏場は冷感グッズや保存容器、アウトドア用品などが優先的に陳列されるため、鍋や土鍋などの冬物は棚から姿を消す時期があるのです。
実際に、「夏は売り場になかったけど、冬にまた並び始めた」という声も多く、シーズンオフに一時的に販売を停止している店舗も少なくありません。
2. 店舗によって品揃えが異なる
セリアは全国に1,800店以上ありますが、すべての店舗が同じ商品を扱っているわけではありません。
地域や店舗の規模によって、入荷するアイテムや在庫数は大きく異なります。都市部ではスペースの関係で大型商品が少なく、郊外店では逆に調理器具コーナーが充実していることも。
「同じセリアでもA店にはあったのにB店にはない」という状況はよくある話で、これが“売ってない”と感じる原因のひとつです。
3. IH対応鍋が少ない
セリアの鍋は、IH非対応の直火専用タイプが多いのも特徴です。
近年はIHコンロの普及率が高まっていますが、セリアの商品は主にガス火を想定して作られているため、IHユーザーにとっては「使える鍋がない=売ってない」と感じられることがあります。
また、IH対応の鍋は製造コストが高く、100円〜300円という価格帯では難しいという背景もあります。
4. 一時的な欠品や廃番
人気のデザインやカラーの鍋は、短期間で完売してしまうことがあります。
また、毎年秋冬シーズンに新モデルが登場するため、旧モデルが廃番(終売)となって一時的に棚から消えるケースも多いです。
実際に「去年の白い土鍋、もう見かけなくなった」「同じ型番がなくなってる」といった声もあり、これはリニューアルやデザイン変更による入れ替えが原因です。
5. SNSや告知での情報不足
セリアは公式オンラインストアを持たないため、新商品の告知や入荷情報は店舗ごとのSNSに頼る部分が大きいです。
そのため、再入荷していても気づかない人が多く、「ずっと売ってない」と勘違いされることがあります。
一部の店舗ではInstagramやX(旧Twitter)で入荷情報を発信しているので、こまめにチェックすると掘り出し物が見つかることもあります。
販売終了の可能性はある?終売と在庫切れの違い
「販売終了したのでは?」という声も見られますが、現時点ではセリア全体として「鍋を販売終了した」という公式発表はありません。
ただし、個別の商品ラインやカラーは定期的に廃番になるため、特定の型やデザインがなくなることはあります。
セリアは毎年のように商品入れ替えを行っており、人気のアイテムでも翌年には新デザインに更新される傾向があります。
つまり「販売終了=完全に消滅」ではなく、「旧モデルが終わって新しいシリーズに切り替わった」という場合が多いのです。
このため、店舗で見かけなくなっても、「別の形で再登場している」ことが珍しくありません。
再入荷・再販のタイミングを見逃さないコツ
セリアの鍋は、特に秋冬のシーズンに合わせて再入荷・再展開される傾向があります。
毎年9月〜11月頃になると、土鍋やミニ鍋、鍋敷きなどの関連商品がまとめて店頭に並び始めます。
再入荷情報をキャッチするには、次のような方法が効果的です。
- 店舗スタッフに「次の入荷予定」を聞く
- セリア各店舗のInstagramやXをフォローする
- シーズン初期(秋)にキッチンコーナーをチェックする
- 同一エリアの複数店舗を回ってみる
また、SNSでは「◯◯店に再入荷してた!」というリアルタイム情報も多いので、ハッシュタグ検索で「#セリア鍋」「#セリア購入品」などを調べるのもおすすめです。
セリアで買える鍋の種類と特徴
セリアで見つかる鍋は、主に以下のタイプに分かれます。
- ミニサイズの片手鍋(12〜16cm)
一人用のスープやミルク加熱に便利。直火専用で軽量タイプが多い。 - 陶器製の土鍋(1〜2人用)
冬場限定で登場することが多く、色柄のバリエーションも豊富。 - ホーロー風デザインのミルクパン
見た目が可愛く、カフェ風キッチンアイテムとして人気。
いずれもIHには非対応なことが多いため、IHコンロの場合は別途プレートや中間アダプターを使用する必要があります。
もしどうしても手に入らないときの代替策
「近くのセリアで全然見つからない…」というときは、他の100円ショップや通販を利用するのも一つの方法です。
- ダイソー:IH対応鍋や大きめサイズが揃う。価格は330〜550円帯。
- キャンドゥ:コンパクトな片手鍋・ミルクパンが人気。
- ネット通販:Amazonや楽天では、500〜1000円程度で小型鍋が手に入る。
価格帯こそ少し上がりますが、IH対応や耐熱ガラス製など、セリアでは扱っていないタイプも選べるため、使用環境に合わせて検討するのがおすすめです。
今後の展開とセリア鍋の注目ポイント
近年のセリアは、実用性よりもデザイン性・可愛さを重視したキッチン用品が増えています。
そのため、鍋も「本格調理用」というよりは、「ミニサイズ・インテリア調・写真映え」寄りの商品が主流です。
特にホーロー風シリーズやナチュラルカラーの陶器鍋は人気が高く、再入荷直後に売り切れることもあります。
鍋を探している場合は、季節の切り替え時期に早めにチェックしておくと、人気アイテムを手に入れやすいでしょう。
まとめ|セリアの鍋が売ってない理由を正しく理解しよう
ここまで見てきたように、セリアの鍋が「売ってない」と感じる背景には、以下のような理由があります。
- 鍋が季節商品で、夏場は棚から外れる
- 店舗ごとに品揃えが違う
- IH対応モデルが少ない
- 一時的な欠品やデザイン変更がある
- 告知不足で入荷情報を知らない
つまり、「売ってない=販売終了」ではないということです。
秋冬シーズンには再入荷の可能性が高く、店舗やSNSをチェックすれば見つかる確率も上がります。
もしどうしても手に入らない場合は、ダイソーやキャンドゥ、またはネット通販で代替商品を探すのもおすすめです。
用途やスタイルに合わせて、自分にぴったりの鍋を見つけてみてください。
セリアの鍋が売ってない理由を知ることで、無駄な探し回りを減らし、賢く買い物を楽しむことができます。
次のシーズン、店頭に並ぶ新作鍋を楽しみに待ちましょう。

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