最近、SNSや検索で「石粉粘土 ダイソー 売ってない」という声をよく見かけます。以前は手軽に買えたはずの石粉粘土、今は探しても見つからないという人が増えているようです。今回はその理由と、今後の入手方法、そして代替品までをまとめてご紹介します。
ダイソーの石粉粘土、今どうなっているの？
まず結論から言うと、ダイソーの石粉粘土は完全に販売終了したわけではありません。ただし、店舗によっては在庫がなかったり、棚から姿を消しているところも多く、結果的に「売ってない」と感じる人が増えています。
ダイソー公式のネットストアには「石粉ねんど（120g）」という商品が今も掲載されています。材質は石粉・水・パルプ・合成糊剤・防腐剤と明記されており、乾燥後に絵の具で着色や彫刻ができるタイプです。
しかし、公式サイト上でも「売り切れです」と表示されていることが多く、入荷待ちの状態が続いています。つまり、「取扱はあるが、品薄で手に入りにくい」というのが現状です。
なぜ石粉粘土が売ってないと感じるのか
1. 店舗ごとの品揃えの違い
ダイソーは全国に数千店舗ありますが、店舗の規模や立地によって取り扱い商品が異なります。工作・クラフトコーナーが小さい店舗では、石粉粘土のような専門性の高い粘土を扱っていないことがあります。特に都市部の小型店舗では文具や日用品が優先される傾向が強く、「見つからない」となることが多いようです。
2. 入荷のタイミングと在庫の不安定さ
工作シーズン（夏休み・文化祭前）には需要が集中し、在庫切れになりやすい傾向があります。また、物流や製造ラインの調整により、一部の粘土製品が一時的に入荷しにくくなっていることもあるようです。ネット上でも「前はあったのに最近入荷してない」といった投稿が目立ちます。
3. リニューアルや仕様変更の影響
ダイソーの粘土シリーズはたびたびパッケージや内容がリニューアルされます。以前の石粉粘土が「別の商品名」や「新仕様」として販売されている場合もあり、知らないうちに棚からなくなったように見えることがあります。粘土愛用者の間では「旧タイプのほうが使いやすかった」「質感が変わった」といった声も見られます。
4. 需要の変化と棚替え
最近では、より軽くて扱いやすい「軽量紙粘土」や「樹脂粘土」が人気を集めています。そのため、販売スペースの都合で石粉粘土の取り扱いが縮小された店舗もあるようです。特に子ども向けのクラフト需要では軽量タイプが主流になりつつあり、結果的に石粉粘土が目立たなくなっているという事情もあります。
ダイソー石粉粘土の特徴と使い心地
石粉粘土は、一般的な紙粘土に比べてずっしりとした重さとしっとり感があるのが特徴です。乾燥後は石のような硬さになるため、削ったり彫ったりして細かな造形を楽しむことができます。絵の具での着色も可能で、乾燥後に表面を磨くと陶器のような質感になります。
ダイソーの石粉粘土は120g入りで税込110円とコスパが抜群。日本製で品質面でも安心感があります。
ただし、乾燥時間が長めでひび割れや収縮が起こる場合もあるため、製作中は少量ずつ成形しながら進めるのがおすすめです。
売ってないときの対処法・探し方
店舗スタッフに確認する
一部の店舗ではバックヤードに在庫が残っているケースもあります。店員さんに「石粉粘土ありますか？」と確認するのが一番確実です。店頭に出ていなくても在庫が見つかることがあります。
近隣の大型店を巡る
郊外の大型ダイソーやショッピングモール内の店舗は、クラフト用品の取扱いが充実している傾向があります。複数店舗を回ると、在庫がある店を見つけられることも。
公式オンラインショップをチェック
ダイソーのネットストアでは商品ページが公開されており、在庫状況を確認できます。「再入荷通知」を設定しておくと、入荷時にメールで知らせてくれる機能もあります。
季節の入荷時期を狙う
夏休み前や工作シーズンには一斉入荷することがあるため、そのタイミングを狙うのも有効です。手芸や造形を扱うコーナーが拡張される時期には再入荷の可能性が高まります。
ダイソーで買えないときの代替品は？
セリア（Seria）
セリアでは現在も「石粉ねんど」を取り扱っている店舗が多く、「量は少ないけど質感が良い」と評判です。造形やフィギュア作りにも適しており、ダイソーの代わりに購入する人も増えています。
キャンドゥ（Can★Do）
キャンドゥでは石粉粘土そのものの取り扱いは少ないですが、「紙粘土」や「石膏タイプの造形材」が代用として人気です。石粉のような質感を求める場合は、乾燥後に塗装やニスで仕上げると近い雰囲気になります。
ホームセンター・手芸店
カインズやDCM、ユザワヤなどの手芸・工作コーナーには、専門メーカーの石粉粘土が豊富に揃っています。特に造形作家にも定評がある「ラドール」「ニューファンド」「プレミックス」などは品質が安定しており、本格的な作品づくりにも向いています。
ネット通販
Amazonや楽天でも石粉粘土は数多く販売されています。容量や硬化速度、乾燥後の色味などを比較しながら選ぶと、自分の作品スタイルに合ったものが見つかります。送料込みでも1個数百円程度から購入可能です。
石粉粘土の上手な使い方のコツ
- 練る前に少しだけ水を加える：開封後に固く感じたら、手に水をつけてよく練ると柔らかさが戻ります。
- 乾燥中はひび割れ防止に注意：急激に乾かすと割れやすくなるため、ラップや濡れ布巾をかけながらゆっくり乾燥させるのがポイントです。
- 塗装は完全乾燥後に：水分が残っている状態で塗ると、ムラや剥がれの原因になります。
- 保管は密封して：使い残しはしっかり密封しておかないとすぐ乾燥します。チャック付き袋に入れておくと長持ちします。
今後、再販の可能性はある？
公式に「販売終了」の発表はなく、今後もリニューアルや再入荷の可能性は十分にあります。実際、ダイソーではクラフト系商品の入れ替えが頻繁に行われており、一時的に姿を消した後に新パッケージで復活するケースも多いです。
また、ユーザーの需要が高まれば再入荷が早まることもあります。SNSなどで話題になれば、再び棚に並ぶ可能性もあるでしょう。
まとめ：石粉粘土ダイソーで売ってない？今できること
「石粉粘土 ダイソー 売ってない」と感じるのは、在庫や店舗差、リニューアルが重なった一時的な状況によるものと考えられます。
現在も公式には取扱いが続いており、再入荷の可能性もあります。見つからない場合は、他の100円ショップや手芸店、ネット通販で代替品を探すのが現実的です。
石粉粘土は、その独特の質感と仕上がりで根強い人気があります。入手できたら、造形やハンドメイドの幅を広げるチャンス。手に入らないときも、他の選択肢をうまく使って楽しんでみてください。
