「エリクシールの化粧水って種類が多くて、どれを選べばいいのかわからない…」
そんな声をよく聞きます。ドラッグストアやデパートの棚にずらりと並ぶボトルを見て、「ルフレ?ホワイト?シュペリエル?アドバンスド?」と迷ってしまうのは当然のこと。
実は、エリクシールの化粧水は年代や肌悩みに合わせて最適なラインが分かれているのです。この記事では、20代から50代以降までの年代別に、それぞれのラインの特徴や違い、選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
エリクシールとは?ブランドの基本をおさらい
エリクシール(ELIXIR)は、資生堂が展開するエイジングケアブランドです。
“つや玉”という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、これはエリクシールが目指す理想の肌の象徴。うるおいとハリ、透明感が整い、光をやわらかく反射するような肌状態を指しています。
エリクシールは単なる保湿ケアではなく、年齢を重ねることで起こる変化に寄り添い、「今の肌にちょうどいい」バランスでうるおいとハリを与えることを目的としています。
エリクシールの化粧水ラインは4種類
現在の主なラインナップは次の4つです。
- エリクシール ルフレ バランシングウォーター:20代からのファーストエイジングケア
- エリクシール ホワイト/エリクシール ブライトニング:美白ケア+エイジングケア
- エリクシール シュペリエル リフトモイスト ローション:ハリ・弾力ケアの定番ライン
- エリクシール アドバンスド ローションTⅡ:本格的なエイジングケア
それぞれの違いを順に見ていきましょう。
エリクシール ルフレ バランシングウォーター:20代の“はじめてのエイジングケア”に
20代の肌は一見トラブルが少なく見えても、実は皮脂と水分のバランスが崩れやすく、毛穴の目立ちや乾燥を感じ始める時期です。
そんな時にぴったりなのがエリクシール ルフレ バランシングウォーター。
ルフレは、「毛穴の目立ち」「皮脂テカリ」「乾燥」をバランス良くケアする設計。
さっぱりとした使用感で、軽いのにうるおいが続く処方になっています。
20代のうちはまだ本格的な“リフトアップ”や“しわ改善”までは必要ないことが多いので、まずは肌の基礎力を整えることが大切。
ルフレはその導入段階にぴったりのシリーズです。
「最近、化粧ノリが悪くなってきた」「毛穴が気になるけど保湿もしたい」そんな方に向いています。
エリクシール ホワイト/エリクシール ブライトニング:30代の“透明感とくすみケア”に
30代になると、日焼けによるシミ・そばかす、くすみ、肌トーンのムラが気になり始めます。
エリクシール ホワイト(ブライトニング)シリーズは、美白有効成分を配合し、透明感のある肌を目指すラインです。
このシリーズの特徴は、「うるおい+美白」を両立していること。
乾燥によるくすみを防ぎながら、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ設計になっています。
さらに、紫外線やストレスなどによる肌の酸化ダメージにもアプローチ。
「肌の色ムラを整えたい」「明るく澄んだ印象にしたい」という方には最適です。
季節を問わず使いやすく、夏場の紫外線対策にも向いています。
エリクシール シュペリエル リフトモイスト ローション:40代の“ハリ・弾力ケア”に定評あり
40代前後になると、多くの人が実感するのが「ハリの低下」「乾燥」「たるみ」などの変化です。
エリクシール シュペリエル リフトモイスト ローションシリーズは、肌にうるおいを与えるだけでなく、ハリを保つサポート成分を配合し、しっとりとした質感を目指しています。
また、「みずみずしいタイプ」「しっとりタイプ」とテクスチャーの違いがあり、季節や肌質に合わせて選べるのも魅力。
「乾燥が気になるけどベタつくのは苦手」
「年齢肌のサインが気になってきた」
そんな方にとって、最もバランスの良いシリーズといえます。
さらに2025年にリニューアルされた新処方では、独自成分を配合し、より角層深くうるおいを届ける仕様に進化。
アルコール・パラベンフリーになり、敏感肌でも使いやすい設計になりました。
エリクシール アドバンスド ローションTⅡ:50代からの“濃密エイジングケア”
50代以降になると、肌の水分保持力やコラーゲン量がぐっと減少します。
乾燥やしわ、たるみなど、肌全体の印象を左右する変化が現れる時期です。
そんな悩みに応えるのがエリクシール アドバンスド ローションTⅡ。
エリクシールの中でも最上位のラインで、濃密なうるおいとハリ感をもたらす設計。
テクスチャーはとろみがありながら、べたつきにくく、肌に吸いつくように密着します。
「とにかく乾燥が気になる」「肌がしぼんだように感じる」という方に人気です。
また、香りや質感も高級感があり、スキンケアの時間そのものがリラックスタイムになると評判。
特に「しっとりタイプ」「とてもしっとりタイプ」など、保湿重視のバリエーションが揃っています。
テクスチャー選びも重要なポイント
同じシリーズでも、「Ⅰ(さっぱり)」「Ⅱ(しっとり)」「Ⅲ(とてもしっとり)」のように使用感の違いがあります。
季節や肌質に合わせて選ぶと、より快適に使えます。
- 脂性肌・夏場向け:Ⅰ(みずみずしいタイプ)
- 普通肌・混合肌:Ⅱ(しっとりタイプ)
- 乾燥肌・冬場向け:Ⅲ(とてもしっとりタイプ)
どのタイプを選んでも基本処方は共通しているので、感触の好みで選んでも問題ありません。
使用感が合わない場合は、同シリーズ内でテクスチャーを変えてみるのがおすすめです。
年代別おすすめまとめ
ここまでの内容を整理すると、年代別のおすすめラインは次のようになります。
- 20代:エリクシール ルフレ バランシングウォーター(バランスケア)
- 30代:エリクシール ホワイト/エリクシール ブライトニング(美白+保湿)
- 40代:エリクシール シュペリエル リフトモイスト ローション(ハリ・うるおい)
- 50代〜:エリクシール アドバンスド ローションTⅡ(濃密エイジングケア)
もちろん肌の状態は人それぞれ。年齢だけでなく、「乾燥」「シミ」「たるみ」など自分の悩みに合わせて選ぶことが一番大切です。
エリクシール化粧水を選ぶときのチェックポイント
失敗しないためのポイントを整理すると、次の5つになります。
- 肌悩みを明確にする(毛穴・乾燥・くすみ・ハリなど)
- 季節と肌質に合うテクスチャーを選ぶ
- アルコールや香料など成分の好みを確認する
- トライアルセットで使用感を試す
- 継続しやすい価格帯かを考える
特に、初めて使う人はミニサイズやトライアルセットを試すのが安心です。
肌との相性を確認してから本品を購入することで、失敗を防げます。
口コミで多い評価ポイント
SNSや口コミサイトでは、以下のような声が多く見られます。
- 「肌がもっちりして化粧ノリが良くなった」
- 「使い続けるうちにツヤが出てきた」
- 「香りが優しくて癒やされる」
- 「ドラッグストアで手に入りやすいのが便利」
一方で、「とろみが苦手」「少し高め」といった意見もありました。
自分の好みと予算のバランスを取ることも大切です。
エリクシールの化粧水はどれがいい?まとめ
エリクシールの化粧水は、「どの年代にも対応できる柔軟さ」と「うるおい・ハリ・透明感のバランス」が魅力です。
- 20代:エリクシール ルフレ バランシングウォーターで肌の基礎を整える
- 30代:エリクシール ホワイト/エリクシール ブライトニングで透明感をプラス
- 40代:エリクシール シュペリエル リフトモイスト ローションでハリと弾力をサポート
- 50代〜:エリクシール アドバンスド ローションTⅡで濃密保湿
どのラインを選んでも、共通して“つや玉”を目指せる設計。
季節や肌質によってテクスチャーを変えながら、長く使い続けられるのがエリクシールの強みです。
迷ったら、まずは自分の肌悩みを整理し、年代に合ったシリーズのトライアルから始めてみてください。
スキンケアを続ける時間が、毎日のリセットとご褒美のひとときになりますように。
