Apex Legendsをプレイしていて、「なんか最近ラグい」「撃ち負ける気がする」と感じたことはありませんか？その原因、実は「どのサーバーに接続しているか」が大きく関係しているかもしれません。Apex Legendsは世界中のサーバーに接続できる仕組みになっていて、選ぶ地域によって快適さがまったく変わります。今回は、日本プレイヤーが快適にプレイできるおすすめサーバーや、実際の接続方法、注意点まで詳しく紹介します。
そもそもApex Legendsで「ラグ」が起きる理由とは？
まず知っておきたいのが、「ラグ」の正体です。Apex LegendsのようなオンラインFPSでは、操作した情報がサーバーに送られ、それが処理されて戻ってくるまでにタイムラグが生じます。この通信の遅れを「Ping（ピング）」と呼びます。
Pingはms（ミリ秒）単位で表され、数値が小さいほどレスポンスが速く、快適な操作感になります。目安としては、
- 10〜30ms：非常に快適
- 30〜50ms：快適
- 60ms以上：ラグを感じ始める
- 100ms以上：撃ち合いで不利
といった体感になります。
加えて、「パケットロス（通信データの欠損）」が発生すると、キャラクターがワープしたり、弾が当たらないのにヒット判定が出たりと、ゲームプレイに支障をきたすこともあります。つまり、Pingとパケットロスの両方をできるだけ抑えることが重要です。
日本からプレイするならどのサーバーがいい？
Apex Legendsでは地域ごとにサーバーが設置されていますが、日本からプレイするならまず候補に上がるのは「東京」「台湾」「シンガポール」です。
東京サーバー：最も安定した定番選択
やはり最初におすすめしたいのは東京サーバーです。物理的な距離が近く、通信経路も短いため、Pingが20〜30ms前後と安定しやすいのが特徴です。人口も多く、マッチング時間が短いので、初心者から上級者まで快適に遊べます。
ただし、プレイヤーが集中する時間帯（夜〜深夜）は、回線が混雑してPingが上がることがあります。もし「いつもより重いな」と感じたら、別サーバーへの切り替えを試すのも手です。
台湾サーバー：日本に近くラグが少ない人気サーバー
東京に次いで人気なのが台湾サーバー。日本からの距離が近く、Pingはおおむね30〜40ms程度。東京サーバーよりもやや空いており、混雑時間帯でも安定してプレイできることが多いです。
また、台湾サーバーではプレイヤー層が若干異なり、「東京サーバーよりもマッチが穏やか」「敵のレベルが少し低め」という声もあります。カジュアルマッチを楽しみたい人にはぴったりです。
シンガポールサーバー：夜でも快適にプレイしやすい
シンガポールはPingが40〜60ms程度で、日本からでも比較的快適に遊べます。プレイヤーの活動時間が日本とずれているため、深夜でもマッチが成立しやすいのがメリットです。
一方で、アジア圏外のプレイヤーも多いため、英語圏のボイスチャットが多い点や、若干のラグが出る可能性は理解しておきましょう。
あえて海外サーバーを選ぶのはアリ？
意外かもしれませんが、「あえて海外サーバーを選ぶ」プレイヤーもいます。その理由は主に2つです。
1つは、東京サーバーが混雑している時間帯に快適にプレイしたい場合。もう1つは、「敵が比較的弱い」と感じる海外サーバーを狙う戦略です。
たとえば北米・オレゴンサーバーでは、Pingは100ms前後と高めになるものの、敵の強さがマイルドでハンマーが取りやすいという声もあります。ただし、ラグによる撃ち合いの不利や弾抜けが起きることもあるため、ランクマッチなどの真剣な場面ではおすすめできません。
遊び目的や息抜きとして海外サーバーを体験するのは面白いですが、通信の遅延リスクを理解した上で試すのが良いでしょう。
サーバーを変更・選択する方法
Apex Legendsでは、起動時にサーバーを選べる機能があります。やり方は以下の通りです。
- ゲームを起動してタイトル画面を開く。
- 数十秒待つか、オプションボタンを押してメニューを開く。
- 画面下に「データセンター」と表示されるので選択。
- サーバー一覧が表示され、Pingとパケットロスの数値が確認できる。
- 自分の環境で最も数値が低いサーバーを選んで接続。
この方法で好きな地域を選べば、いつでもサーバーを切り替えられます。コンソール版でも基本の手順は同じで、右スティック（R3）を押し込むと一覧が出ることが多いです。
なお、フレンドとパーティを組む場合は、ホスト（最初に部屋を立てた人）のサーバーに全員が接続されます。複数人で遊ぶときは、事前にホストのサーバー選択を確認しておくと安心です。
ラグを減らすための環境チェックリスト
「良いサーバーを選んだのにまだ重い」という場合は、自宅の通信環境を見直してみましょう。Apex Legendsは通信品質に敏感なゲームなので、回線状況もパフォーマンスに直結します。
- 有線接続を使う：Wi-Fiよりも安定し、遅延が少ない。
- ルーターを再起動する：定期的にリセットすることで不具合が改善されることがあります。
- 夜間の混雑時間を避ける：20時〜23時は回線が混みやすい傾向があります。
- 別プロバイダーを検討する：特定のISPはApexサーバーへの経路が遠回りになる場合があります。
また、ゲームサーバー自体が混雑・障害を起こしている可能性もあります。Apex Legendsの公式Twitterや「Apex Legends Status」などのステータスサイトを確認して、サーバー障害が発生していないかチェックしてみましょう。
サーバー選びのポイントまとめ
ここまでの情報をまとめると、Apex Legendsのサーバー選びは次のように考えるのが理想です。
- 東京サーバーを基本にプレイする
最も安定しており、Pingも低い。まずはここから。 - ラグを感じたら台湾やシンガポールを試す
通信状況が良ければPing40ms前後で快適に遊べる。 - 気分転換や検証目的で海外サーバーを活用
オレゴンなどの北米サーバーは「敵が弱い」と感じる人もいるが、ラグが出やすい。 - 数値を見ながら最適サーバーを決める
Pingとパケットロスの両方が低いほど理想。毎回起動時に数値を確認する習慣をつけよう。 - 通信環境も整える
サーバーだけでなく、自分の回線状態も安定性に大きく関係する。
これらを意識するだけで、ラグや撃ち負けのストレスがぐっと減ります。
Apex Legendsのサーバーはどれがいい？結論とおすすめ設定
結論として、普段のプレイには「東京サーバー」または「台湾サーバー」が最もおすすめです。両方のPingを比べて低い方を選ぶのがベスト。深夜帯にラグを感じる場合は、シンガポールを試すと快適になるケースもあります。
もしそれでも改善しない場合は、自宅回線やプロバイダーの見直しを検討するのも一つの手です。Apex Legendsは一瞬の反応が勝敗を左右するゲーム。通信環境を整え、最適なサーバーを選ぶことで、あなたの実力を最大限に発揮できるはずです。
最後にもう一度。
「Apex Legendsのサーバーはどれがいい？」
答えは「あなたの環境でPingが最も低く、安定しているサーバー」です。今日のプレイ前に一度サーバー一覧を開き、数値を確認してみましょう。それだけで、これまでよりずっと快適なApexライフが待っています。
