「いち髪のコンディショナーって種類が多くて、どれを選べばいいのかわからない…」
そんな声をよく聞きます。確かに、いち髪はシリーズごとに香りや仕上がりが違うため、髪質や悩みに合わせて選ばないと「なんか合わないかも」と感じることもあります。
この記事では、いち髪シリーズの特徴を整理しつつ、髪質別におすすめのコンディショナーをわかりやすく紹介していきます。
いち髪シリーズの基本と共通ポイント
いち髪はクラシエの人気ブランドで、「予防美髪」という考え方をベースに作られています。
特徴は、和草エキスを中心とした「純・和草プレミアムエキス」。米ぬか発酵液やチャ種子油、コメ胚芽油など、昔から日本人の髪に馴染みのある天然由来成分を配合しています。
このシリーズは、髪のダメージを補修するよりも、「傷みにくい髪を育てる」という予防発想。毎日のケアで少しずつツヤと手触りを整えていくイメージです。
コンディショナーはすべてシリコン入りで、キューティクルを守りながらツヤを出す設計。シャンプーがノンシリコンなので、ペアで使うとバランスが取れるようになっています。
プレミアムシリーズ：贅沢なツヤとまとまりが欲しい人へ
まず紹介したいのが「いち髪 THE PREMIUM エクストラダメージケア シルキースムース」シリーズ。
これはいち髪の中でも最上位ラインにあたります。
種類は大きく2つ。
どちらも共通して「米ぬか発酵導入美容液」や「ヒートリペアコート成分」を配合し、ドライヤーなどの熱ダメージにも対応。サルフェートフリー・合成着色料フリーで、成分バランスも優しめです。
違いは仕上がり。
シルキースムースは軽めで指通りが良く、髪が細い人やボリュームを出したい人におすすめ。
一方でシャイニーモイストは保湿力が高く、乾燥や広がりが気になる人にぴったりです。
香りはどちらも上品な八重桜。甘すぎず、ほんのり残る和の香りが特徴です。
ベーシックシリーズ：手軽にケアしたい人向け
ドラッグストアでも手に入りやすいのが、いち髪の基本ライン。
代表的なのが「なめらかスムースケア コンディショナー」と「濃密W保湿ケア コンディショナー」です。
なめらかスムースケアは、指通りをよくしたい人に向けたタイプ。
髪のゴワつきや引っかかりを防ぎ、ドライ後に柔らかさを感じやすい仕上がりです。香りは軽やかで、使用後もふんわり残る程度。軽めの質感を好む人にはちょうど良いバランスです。
濃密W保湿ケアは、名前のとおり保湿を重視したライン。
乾燥や枝毛、パサつきが気になる髪に向いており、地肌の乾燥もケアしながらしっとりまとまるのが特徴です。髪が太め・多めで広がりやすい人には、このタイプが安定感があります。
価格も手頃で、詰め替えも豊富。毎日使い続けやすいのもこのシリーズの魅力です。
ナチュラルケアセレクト：成分にこだわる自然派タイプ
「できるだけ刺激が少ないものを選びたい」「香料や添加物が苦手」という人におすすめなのが、**いち髪 ナチュラルケアセレクト スムース**シリーズ。
このシリーズは、合成着色料や硫酸系界面活性剤を使わず、天然由来成分でまとめられています。香りも天然精油100％使用。敏感肌の人やナチュラル志向の人に人気があります。
ラインナップは「スムース」と「モイスト」の2種類。
スムースは軽い指通りを求める人に、モイストはしっとりまとまりを重視する人に向いています。洗い上がりの軽やかさと、ナチュラルな香りが好評です。
ただし、髪の補修力はプレミアムシリーズより穏やかなので、強いダメージがある場合は物足りなく感じるかもしれません。
髪質別に見るおすすめの選び方
髪が細くて絡まりやすい人
髪が細く、すぐにぺたっとしてしまう人には「シルキースムース」や「なめらかスムースケア コンディショナー」など、軽めのタイプが向いています。
余分な重さが出にくく、指通りもなめらか。ドライヤー後にふんわり感を残したい人にぴったりです。
乾燥・広がり・ダメージが気になる人
毛先のパサつきや広がりが気になるなら、「シャイニーモイスト」や「濃密W保湿ケア コンディショナー」がおすすめ。
保湿力が高く、まとまりやすい質感になります。特に冬場や乾燥する季節には、このタイプが安定して人気です。
地肌ケアや自然派を重視したい人
敏感肌や頭皮の乾燥が気になる人には、「いち髪 ナチュラルケアセレクト モイスト」が最適。
刺激の少ない処方で、髪と地肌の両方を優しくケアできます。香りも自然なので、強い香りが苦手な人にも使いやすいでしょう。
口コミで見る人気とリアルな声
SNSやレビューサイトでも、いち髪のコンディショナーは高評価が多いです。
「手頃なのに指通りが良くなった」「香りが上品」「詰め替えがあって続けやすい」といった声が多く、コスパの良さも人気の理由。
一方で、「シリーズを間違えると少し重く感じた」「香りが思ったより甘め」という意見もありました。
このあたりは髪質や好みによる差が大きいので、まずは自分の髪の状態を見極めて選ぶのがポイントです。
香りで選ぶのもあり
いち髪といえば香りの良さでも有名です。
特にプレミアムシリーズの八重桜の香りは、「上品で癒やされる」と人気。
一方、基本ラインの香りは少しフルーティーで明るい印象があります。
ナチュラルケアセレクトは香料控えめで、自然派のハーバル系が中心です。
「朝のスタイリング時にふわっと香るくらいがいい」「夜のリラックスタイムに使いたい」など、香りの残り方でも選ぶと満足度が上がります。
いち髪コンディショナーの使い方とコツ
シャンプー後のコンディショナーは、髪の水気を軽く切ってから毛先を中心に馴染ませるのがポイント。
頭皮には直接つけず、手ぐしで全体に広げて1〜2分置くと効果的です。
また、ダメージが気になる時は、同シリーズのトリートメントやヘアマスクを週に数回併用すると、よりまとまりやすくなります。
ライン使いすると香りも統一され、仕上がりの安定感もアップします。
まとめ：いち髪コンディショナーは自分の髪質に合わせて選ぼう
いち髪のコンディショナーは、ラインごとに明確な特徴があり、どれもバランスが取れた仕上がりです。
大切なのは「自分の髪に合う質感を選ぶこと」。
- 軽め・さらさら重視なら：シルキースムース／なめらかスムースケア コンディショナー
- しっとりまとまり重視なら：シャイニーモイスト／濃密W保湿ケア コンディショナー
- 自然派・地肌ケア重視なら：いち髪 ナチュラルケアセレクト スムース／いち髪 ナチュラルケアセレクト モイスト
どのシリーズも和草エキスを生かした優しい処方で、日々のヘアケアを快適にしてくれます。
香りや使用感の好みで選ぶのもおすすめ。迷ったら、まずは自分の髪質を基準に試してみましょう。
最後にもう一度。
いち髪コンディショナーはどれがいい？
答えは、あなたの髪の悩みと仕上がりの理想に合わせて選ぶこと。
それが、いち髪を一番上手に使いこなすコツです。
