韓国コスメ好きなら一度は耳にしたことがある「CLIO(クリオ)」のキルカバーシリーズ。中でもクッションファンデーションは、手軽にツヤ肌が作れると人気ですが、「種類が多くてどれを選べばいいの?」と迷う人も多いはずです。実際、見た目が似ていても仕上がりや使用感、カバー力が大きく違うんですよね。
ここでは、主要モデルである「キルカバー ザ・オリジナル クッション」「スキンフィクサー クッション」「メッシュグロウ クッション」「ハイグロウ クッション」の4種類を中心に、肌タイプや仕上がりの好みに合わせた選び方を詳しく紹介していきます。
キルカバークッションファンデの特徴とは?
まず、キルカバーシリーズ全体の共通点を簡単に押さえておきましょう。
キルカバーは「高いカバー力」「長時間キープ」「肌質に合わせた質感のバリエーション」が特徴。毛穴・赤み・くすみなどをしっかりカバーしながらも、厚塗り感が出にくい仕上がりで、多くの愛用者を持つロングセラーシリーズです。
さらに、SPF値が高いものが多く、日中の紫外線対策も兼ねられるのがうれしいポイント。デパコス並みの仕上がりを手軽に叶えられることから、学生から社会人まで幅広い層に支持されています。
キルカバー ザ・オリジナル クッション:シリーズの王道、ハイカバー&崩れにくさ重視
まず紹介するのは、シリーズの中でも定番中の定番「キルカバー ザ・オリジナル クッション」。
セミマットな質感で、しっかりとしたカバー力と長時間の持ちを両立したバランス型です。
・カバー力:★★★★☆
・仕上がり:セミマット
・おすすめ肌質:普通肌〜脂性肌
毛穴・シミ・赤みをしっかり隠したい人に向いており、仕事や学校など長時間メイクをキープしたい場面でも崩れにくいのが魅力です。
一方で、乾燥肌やツヤ重視派には少しマットに感じることも。しっとりした下地を合わせると仕上がりが柔らかくなります。
スキンフィクサー クッション:皮脂テカリを抑えたい人に
次に紹介する「スキンフィクサー クッション」は、オイリー肌・混合肌向けのライトマットタイプ。
「薄づきなのに毛穴を自然にカバーできる」「皮脂に強く、マスクに付きにくい」と評判です。
・カバー力:★★★☆☆〜★★★★☆
・仕上がり:ライトマット
・おすすめ肌質:脂性肌・混合肌
皮脂吸着パウダーが配合されており、時間が経ってもベタつきにくいのがポイント。夏や湿度の高い季節、Tゾーンのテカリが気になる人にぴったりです。
ただし、乾燥しやすい人や冬場は、少しパサつきを感じることもあるため、保湿力のある下地と組み合わせて使うと◎。
メッシュグロウ クッション:上品なツヤと薄膜カバーを両立
「メッシュグロウ クッション」は、しっとりとしたセミツヤ肌に仕上がるタイプ。
メッシュフィルター構造で適量が取りやすく、軽やかな薄膜仕上げが叶います。
・カバー力:★★★★☆
・仕上がり:セミツヤ
・おすすめ肌質:普通肌〜乾燥肌
厚塗りにならず、自然に光をまとったようなツヤ感が特徴。
「ツヤは欲しいけどテカテカは嫌」「自然に肌をきれいに見せたい」という人にちょうどいいバランスです。
乾燥が気になる季節にも使いやすく、ナチュラルな美肌を目指したい方におすすめ。
ただし、皮脂が多い人が使うと、時間とともにツヤが強くなりすぎることがあるため、仕上げに軽くパウダーを重ねると安定します。
ハイグロウ クッション:ツヤ重視派のための水光肌仕上げ
最後に紹介する「ハイグロウ クッション」は、シリーズの中で最もツヤに特化したタイプ。
水光肌のようなうるおいツヤを演出し、光沢感のある仕上がりが得られます。
・カバー力:★★★☆☆
・仕上がり:ツヤ
・おすすめ肌質:乾燥肌・くすみ肌
しっとりとした使用感で、乾燥肌やくすみが気になる人に特に人気。
光を反射するような明るい印象を作れるため、肌を健康的に見せたい人にぴったりです。
ただし、皮脂が出やすい人やマスク生活が中心の方は、崩れやすく感じることもあるため、パウダーで軽く押さえるのがおすすめ。
肌タイプ別おすすめ早見
・脂性肌・混合肌 → スキンフィクサー クッション or キルカバー ザ・オリジナル クッション
・普通肌 → メッシュグロウ クッション(ツヤ重視) or キルカバー ザ・オリジナル クッション(マット寄り)
・乾燥肌・くすみ肌 → ハイグロウ クッション or メッシュグロウ クッション
自分の肌質だけでなく、「どんな印象に仕上げたいか」も大切です。
たとえば、フォーマルな場やビジネスシーンならセミマットが清潔感を与え、デートや休日ならツヤタイプの方が柔らかい印象に仕上がります。
色選びのポイント:21号と23号、どっちが合う?
キルカバーの色展開は、一般的に21号(やや明るめ)と23号(標準)が中心。
ブルベ肌にはややピンク寄りの21C(ランジェリー)や21N(リネン)が似合いやすく、イエベ肌には23N(ジンジャー)や23C(バニラ)が人気です。
同じ色番号でもモデルによって発色が微妙に異なります。
たとえば、ハイグロウ クッションはツヤ感の影響で明るく見えやすく、スキンフィクサー クッションはマットなため少し落ち着いたトーンに見えることも。
自分の肌トーンと好みの仕上がりをかけ合わせて選ぶのがポイントです。
使い方のコツ:厚塗り感を出さないために
どのモデルも少量でしっかりカバーできる設計なので、つけすぎには注意。
スポンジに軽く取り、叩き込むように伸ばすのがコツです。
ムラを防ぎたい場合は、Tゾーンや頬など顔の中心から外に向かって薄く伸ばすときれいに仕上がります。
マスクに付きにくくしたい場合は、最後にティッシュで軽く押さえて余分な油分をオフすると◎。
乾燥が気になる人は、仕上げにミスト化粧水を吹きかけるとツヤと密着感がアップします。
シーン別おすすめの選び方
・通勤・通学など長時間メイク → キルカバー ザ・オリジナル クッション(崩れにくさ重視)
・夏場や汗・皮脂が気になる時期 → スキンフィクサー クッション(テカリ防止)
・秋冬の乾燥・くすみケアをしたい時期 → ハイグロウ クッション(保湿感+ツヤ)
・ナチュラルに肌をきれいに見せたい日 → メッシュグロウ クッション(薄膜カバー)
どれも同じ「キルカバー」でも、得意なシーンが異なります。
1つに絞るのが難しい人は、季節や肌の状態に合わせて2種類を使い分けるのもおすすめです。
まとめ:キルカバー ザ・オリジナル クッションはどれがいい?
「キルカバークッションファンデはどれがいい?」という疑問への答えは、
自分の肌タイプと求める仕上がりを明確にすることに尽きます。
・テカリや崩れが気になるなら「スキンフィクサー クッション」
・カバー力と持続力を両立したいなら「キルカバー ザ・オリジナル クッション」
・自然なツヤと軽い使用感を求めるなら「メッシュグロウ クッション」
・乾燥を防ぎながらツヤ肌を作りたいなら「ハイグロウ クッション」
同じシリーズでも仕上がりの印象は大きく変わります。
「ツヤかマットか」「カバー力か軽さか」──その違いを知って選ぶことで、ファンデの満足度がぐっと上がるはず。
あなたの肌を一番きれいに見せてくれる“マイ・キルカバー”を、ぜひ見つけてみてください。
