カラオケで盛り上がるとき、「採点モードやってみよう!」という流れ、よくありますよね。
でも実際にジョイサウンドの採点を選ぶ画面を見ると、「分析採点マスター」「分析採点AI+」「全国採点グランプリ」など、種類がいくつも並んでいて「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、ジョイサウンドの採点機能の違いを分かりやすく整理しながら、「どの採点モードが自分に合っているか」を目的別に解説していきます。
ジョイサウンドの採点機能は大きく3系統
ジョイサウンドには、目的や機種によって選べる複数の採点モードがあります。大きく分けると次の3つです。
- 分析採点シリーズ(Ⅲ・マスター):音程や安定感を細かく分析してくれる練習向けの採点。
- 分析採点AI/AI+:AIが“上手く聞こえるポイント”を学習して採点する最新方式。
- 全国採点グランプリ(GP):全国のユーザーと点数を競うランキング型採点。
それぞれ特徴が違い、「歌唱力アップを目指したい人」「高得点を狙いたい人」「みんなで盛り上がりたい人」でおすすめが変わってきます。
分析採点マスター・Ⅲ:練習に最適な“定番採点”
「分析採点マスター」や「分析採点Ⅲ」は、ジョイサウンドの採点機能の中でもっともスタンダードなタイプです。
音程・安定感・抑揚・ロングトーン・テクニックという5つの項目で構成されていて、歌唱後にはそれぞれの評価が点数として表示されます。
どんな人におすすめ?
- 音程をしっかり合わせたい
- ビブラートやこぶしなどの技術を客観的に知りたい
- 自分の弱点を分析して上達したい
このモードでは、音程バーがリアルタイムで表示され、どこで音を外したかが一目で分かります。
歌い終わると「音程グラフ」「しゃくりやビブラートの回数」「音域」なども表示され、まさに“ボーカルトレーニングツール”のような内容です。
「音程強化モード」を使えば、苦手なフレーズを繰り返し練習することも可能。
単に点数を競うよりも、自分の歌い方を分析して改善したい人にはピッタリです。
分析採点AI/AI+:AIが“上手く聞こえる”を評価する新世代
2020年代に登場した「分析採点AI」や「分析採点AI+」は、ジョイサウンドの採点機能の中でも最新型。
AIが600万件以上の歌唱データを学習して、人が“上手い”と感じるポイントを分析・評価してくれます。
どんな特徴がある?
- AIゲージ:歌唱中にリアルタイムでゲージが伸び、上手く歌うと高評価に。
- AIボーナス:音程や安定感だけでなく、歌の表現力や聴こえ方の良さを加点。
- 得点が出やすい傾向:従来よりもボーナスがつくため、90点以上を狙いやすい。
AI採点では、単に音を正確に取るだけでなく、“感情を込めた歌い方”や“抑揚の付け方”が評価されます。
そのため、「表現力を活かして歌いたい」「聴かせるタイプの曲で勝負したい」という人に向いています。
向いている人
- 高得点を出したい
- 最新の演出で盛り上がりたい
- AIによる客観的な評価を楽しみたい
また、「分析採点AI+」は最新機種のJOYSOUND X1限定で利用可能。
店によっては対応していない場合もあるため、利用前に設置機種をチェックしておくのがポイントです。
全国採点グランプリ:全国の歌ウマと競う“ランキング戦”
「全国採点グランプリ(GP)」は、得点そのものだけでなく“順位”が表示される競技型モードです。
同じ曲を歌った全国のユーザーとスコアを比較でき、上位入賞を目指す楽しみがあります。
特徴と魅力
- 点数に加えて全国順位が表示される。
- 月間ランキングや合計点で競う要素もあり、ゲーム性が高い。
- 採点基準は分析採点シリーズと同じなので、音程や安定感も正確に評価。
全国採点グランプリは「腕試し」感覚で挑戦する人が多く、SNSなどで「今月◯位だった!」と投稿する楽しみ方もあります。
ただし、競争相手が多い人気曲では上位を狙うのが難しいため、「参加者が少ない曲」を狙うのも戦略のひとつです。
採点方式の違いをまとめると?
ジョイサウンドの採点は、どれも“音程・安定感・抑揚・ロングトーン・テクニック”を基本軸にしています。
そのうえで、AI採点では「AIボーナス」、全国採点GPでは「ランキング順位」という追加要素があるのが特徴です。
それぞれの違いをざっくり整理すると、こんなイメージになります。
- 分析採点マスター/Ⅲ:練習・上達重視。正確さを分析。
- 分析採点AI+/AI:AIが表現力も評価。高得点を狙いやすい。
- 全国採点GP:全国順位で競う。ゲーム感覚で楽しめる。
つまり「練習したいのか」「得点を狙いたいのか」「競いたいのか」で選び方が変わるわけです。
得点を上げたい人が意識すべきポイント
どのモードを使っても、得点を上げるための基本は共通しています。
ここでは、上手く点を取るためのコツをいくつか紹介します。
- 音程を安定させる
採点の大部分は音程で決まります。バーをよく見て、ブレないように。 - 抑揚をつける
平坦に歌うと「感情が伝わらない」とAIや採点機が判断。Aメロ・サビで強弱を意識。 - ロングトーンを正確に
長い音を真っ直ぐ伸ばせると評価が上がります。息の使い方を工夫しましょう。 - テクニックを入れすぎない
しゃくりやビブラートは“自然に”入れるのがコツ。過剰だと減点されることも。 - キーを自分に合わせる
原曲キーにこだわる必要はありません。無理のないキーが安定感につながります。
採点モードでは、マイク設定や部屋の音響も結果に影響することがあります。
マイク音量を上げすぎず、エコーは控えめにすると採点が安定しやすいです。
機種によって選べるモードが違う点に注意
ジョイサウンドの採点機能は、カラオケ機種によって利用できるモードが異なります。
例えば次のような対応になっています。
- JOYSOUND X1:分析採点AI+/全国採点GP
- JOYSOUND MAX GO:分析採点AI/マスター/GP
- JOYSOUND MAX2・JOYSOUND MAX**:分析採点マスター・Ⅲ
つまり「AI採点をやってみたい!」と思っても、古い機種では利用できないことがあります。
行く予定の店舗がどの機種を設置しているか、事前に確認しておくのがベストです。
目的別おすすめまとめ
最後に、目的別におすすめモードを整理します。
- 歌唱力アップが目的
→ 分析採点マスター/Ⅲ。音程グラフや細かい分析で練習に最適。 - 得点を出したい/最新演出を楽しみたい
→ 分析採点AI+/AI。AIボーナスで高得点が狙いやすく、演出も華やか。 - 全国で順位を競いたい/モチベを上げたい
→ 全国採点グランプリ。競技感覚で歌うのが好きな人にぴったり。
採点モードの目的が明確になると、歌う楽しさが一段と広がります。
練習の成果をAIで確かめるのも、全国で腕試しするのも、どちらもカラオケの醍醐味です。
ジョイサウンドの採点機能はどれがいい?精密採点やAI採点の違いを徹底比較
結局、「ジョイサウンドの採点機能はどれがいい?」という問いの答えは、
“自分がカラオケに何を求めるか”によって変わります。
精密に分析して歌唱力を上げたいなら「分析採点マスター」。
高得点で盛り上がりたいなら「分析採点AI+/AI」。
全国で競いたいなら「全国採点グランプリ」。
それぞれの採点モードには個性があり、使い分けることでカラオケの楽しみ方もぐっと広がります。
次にジョイサウンドに行くときは、気分や目的に合わせて採点モードを選んでみてください。
きっと、いつものカラオケが少し違って感じられるはずです。
