「最近ウルリスをお店で見かけないけど、もしかして販売終了?」
そんな声がSNSや口コミで増えています。
髪の“水分量”に着目した人気シャンプーシリーズだけに、愛用者にとっては見逃せない話題ですよね。
今回は、ウルリスが本当に販売終了しているのか、その噂の真相と現在の取扱状況、今後の展開までをわかりやすく解説します。
そもそもウルリスとは?人気の理由をおさらい
ウルリス(ululis)は、株式会社H2Oが展開するヘアケアブランド。
「髪の水分量15%を目指すMIZUシャンプー」というキャッチコピーで、2021年に誕生しました。
最大の特徴は、成分の90%以上を美容液成分で構成していること。
髪内部の水分バランスを整え、乾燥やパサつきが気になる人に人気を集めました。
ガラスのようなボトルデザインや香りの良さも評判で、「見た目もかわいい」とSNSで話題になった時期もあります。
ウルリスには複数のラインがあります。
たとえば、
- 保湿ケアの「ウルリス モイスト(青)」
- 補修ケアの「ウルリス リペア(イエロー)」
- うねりケアの「ウルリス ピンクミー(コントロール)」
- ツヤケアの「ウルリス キラメキ(キラメキ)」
といったように、目的別に細かくシリーズが展開されています。
「販売終了した」という噂の出どころ
ここ最近、「ウルリスが販売終了したらしい」「店頭で全く見つからない」といった声が増加しています。
実際に検索すると「ウルリス 販売終了」「ウルリス 廃盤」といった関連ワードも多く出てきます。
ではなぜ、そんな噂が広がったのでしょうか。
大きく分けて3つの理由が考えられます。
1. 一部シリーズが生産終了になった
もっとも大きな要因はこれです。
特に人気だった「ウルリス リペア(イエロー)」シリーズが2024年1月末で生産終了となり、「店頭在庫限り」と発表されました。
この“生産終了”の情報が、「ブランド自体が終わった」と誤解されて広まってしまったと考えられます。
2. 店舗での取り扱いが減った
ドラッグストアやスーパーによっては、ウルリス全ラインを取り扱っていない店舗もあります。
新製品の入れ替えや棚替えで、売り場から一時的に姿を消すケースも多く、「どこにも売ってない=販売終了」と受け取られた可能性があります。
3. 限定香りシリーズの終了
「金木犀の香り」「桜の香り」など、限定で発売されたシリーズは数量限定で早々に完売しています。
これらが店頭からなくなったタイミングで、「ウルリスが終わったのでは?」という声がSNS上に増えました。
現在の取扱状況を徹底調査
結論から言うと、ウルリスブランド自体は販売終了していません。
ただし、一部シリーズのみが生産終了となり、現在は新シリーズや別ラインに切り替わっています。
継続中のライン
現在、公式サイトや主要通販サイトで販売が続いているのは以下のシリーズです。
- ウルリス モイスト(青)
- ウルリス ピンクミー(ピンク)
- ウルリス キラメキ(紫)
- 新シリーズ「ululis AQUA」
これらは2025年時点でも販売が継続しており、特に「ululis AQUA」は2025年春に新登場したばかり。
ブランドとしての活動は今も続いています。
販売店の現状
ウルリスは以下のような店舗・サイトで購入可能です。
- ドラッグストア(マツモトキヨシ、ウエルシアなど)
- バラエティショップ(ロフト、ハンズ、ドン・キホーテ)
- イオンやイトーヨーカドーなどの大型スーパー
- Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの通販サイト
- 公式オンラインストア(ululis.jp)
ただし、すべての店舗が全シリーズを扱っているわけではありません。
旧シリーズや限定商品は在庫限りのことが多く、実店舗では見つからない場合もあります。
「販売終了」と誤解されやすい要因
ウルリスが「販売終了した」と思われがちな背景には、もう少し複雑な事情もあります。
生産終了=販売終了ではない
メーカーが生産を終えても、流通在庫がある限りは販売が続きます。
実際、「ウルリス リペア」は生産終了後もしばらく店頭に残っており、通販では購入可能でした。
一方で店頭から無くなった店舗も多く、「販売終了」と誤解されたのです。
新旧パッケージの入れ替え時期
シリーズ刷新に伴い、デザイン変更や改良リニューアルが行われています。
この時期に旧ボトルの在庫が消え、新ボトルがまだ入荷していないと、「もう終わったのかな?」と感じる人が増えるのも無理はありません。
SNSでの情報拡散
「ウルリス売ってない」「廃盤かも」といった投稿が拡散され、事実以上に噂が広まる傾向もあります。
公式発表をチェックせずに“拡散された印象”だけで信じてしまう人が多いのも現代ならではの現象です。
生産終了の背景にある理由とは
メーカーから明確な説明は公表されていませんが、いくつかの要因が考えられます。
- ライン整理・リニューアルのため
シリーズを刷新し、新しい処方やデザインで展開するために、既存ラインを終了させるケースはよくあります。 - 原料・コストの見直し
原料の価格高騰や製造コストの上昇により、一部ラインを絞る戦略的判断が行われた可能性もあります。 - 販路の最適化
ブランドの拡大により、販売チャネルやプロモーションを再編する時期に来ているとも考えられます。
これらを踏まえると、「販売終了=人気がなかった」という単純な理由ではなく、ブランド全体の方向転換に伴う戦略的な判断と見るのが自然です。
今後のウルリスの展開と代替商品
2025年現在、ウルリスは完全終了ではなく“進化中”の段階にあります。
「ululis AQUA」をはじめ、新しいラインが登場しており、透明感あるボトルデザインや高保湿処方は引き続き健在です。
もし愛用していたシリーズが終売になってしまった場合は、以下のような選び方もおすすめです。
- ダメージケア重視 → 「ululis AQUA」または「ウルリス モイスト」ライン
- うねり・まとまり重視 → 「ウルリス ピンクミー」
- ツヤ感を出したい → 「ウルリス キラメキ」シリーズ
また、同メーカーの別ブランド(YOLU、&honeyなど)も人気があり、使用感が近いものを探す人も多いです。
販売終了と誤解しないためのチェックポイント
- ブランド公式サイトを確認する
- 通販サイトで「在庫あり」表示をチェックする
- 店舗スタッフに入荷予定を聞く
- SNSや口コミだけで判断しない
こうした基本を押さえることで、「本当に販売終了なのか」を冷静に判断できます。
まとめ:ウルリス販売終了の噂に惑わされず、最新ラインをチェックしよう
ウルリスが販売終了したという噂は、一部のシリーズ生産終了や在庫切れが原因でした。
ブランド全体としては今も新シリーズを展開しており、公式サイトでも最新情報が随時更新されています。
もし以前のシリーズを愛用していた人は、今後登場する新ラインやリニューアル品をチェックしてみてください。
“髪の水分量を整える”というブランドのコンセプトは変わらず、今後も進化を続けるウルリス。
ウルリス販売終了の噂に惑わされず、あなたに合ったシリーズを見つけてくださいね。
