最近、「ダイソーのマスカラリムーバーが見つからない」「売ってない」という声がSNSで増えています。以前は110円（税込）で手軽に買えた人気アイテムだっただけに、戸惑っている方も多いですよね。
この記事では、なぜダイソーのマスカラリムーバーが販売終了（もしくは取扱い終了）になったのか、そして代わりに使えるおすすめ商品について詳しく紹介していきます。
ダイソーのマスカラリムーバーが売ってない？現状を確認
まず、現状を整理してみましょう。
ダイソーの公式ネットストア「DAISOオンライン」では、かつて販売されていた「マスカラリムーバーDA（7mL）」という商品ページが残っていますが、現在は「売り切れです」と表示されており、在庫復活の予定も記載されていません。
また、実店舗でも「最近見かけない」「廃盤になったの？」という声が多数寄せられています。SNSや口コミサイトでも、2024年ごろから同様の書き込みが増加しています。
一方で、ダイソー公式から「販売終了しました」という明確な発表は出ていません。つまり、公式に“廃盤”と断言されたわけではないが、実質的に店頭・オンラインでの流通が止まっている状態といえそうです。
なぜ販売終了になったの？考えられる理由
1. 在庫・流通の整理によるもの
100円ショップでは商品の入れ替えが非常に早く、売れ行きや在庫の都合によって突然店頭から姿を消すことがよくあります。
マスカラリムーバーのようなコスメ系商品は、回転率が低いと判断されると、優先順位が下がって販売終了になるケースもあります。
実際、ダイソーではスキンケア・メイクアイテムの新シリーズが次々に登場しており、売場の整理の一環として古いラインが削除された可能性があります。
2. コストと品質のバランス
マスカラリムーバーは、ウォータープルーフのマスカラを落とすために特殊な油分や界面活性剤を配合する必要があります。
このような成分はコストがかかるため、100円という価格帯で安定した品質を維持するのは難しい面があります。
ユーザーのレビューでは「しっかり落ちる」「まつ毛が抜けにくい」と評価する声もある一方、「目にしみる」「液がサラサラで使いづらい」といった意見も見られました。
こうした品質面のばらつきが、製造継続を難しくした要因の一つかもしれません。
3. 化粧品カテゴリの法令対応・コスト増
化粧品の販売には薬機法や化粧品表示法に基づく安全性確認が必要です。特に目元に使うリムーバーは刺激性の確認などが厳しく、検査コストもかかります。
製造元や成分調達ルートの変更などによりコストが上がった場合、100円ショップでは継続販売が難しくなるケースも考えられます。
4. 商品ラインアップのリニューアル
ダイソーでは「URGLAM（ユーアーグラム）」シリーズなど、独自ブランドのコスメ展開を強化しています。
過去に販売されていた「マスカラリムーバーDA」は独立したアイテムでしたが、今後URGLAMラインに吸収されるか、別仕様で再登場する可能性もゼロではありません。
ただし現時点（2025年11月）では、後継品らしきリムーバーは公式ストアにも見当たらない状況です。
ダイソーのマスカラリムーバーの特徴を振り返る
販売終了前に愛用していた人たちが多かった理由を振り返ると、この商品が人気だったのも納得できます。
- コーム型アプリケーターでまつ毛に直接塗布できる
- ウォータープルーフマスカラ対応でしっかり落ちる
- まつ毛への摩擦が少なく、低刺激処方（とされていた）
- 価格が税込110円と圧倒的に安い
特に、デパコスやドラッグストアのマスカラリムーバーが数百～千円台する中、100円で手に入る手軽さが支持されていました。
そのため、販売終了を惜しむ声が非常に多く、フリマアプリでは「廃盤品」として高値で取引されているケースも見られます。
在庫・再販の可能性は？
現時点では、再販やリニューアル版の登場は確認されていません。
ただし、ダイソーは人気商品の「仕様変更・再登場」が比較的多い企業です。例えば、アイブロウ関連やメイクブラシなど、一度消えた後に改良版として戻ってきた例もあります。
したがって、今後の動きとしては「別シリーズで再登場する可能性があるが、現行品の再販は見込み薄」と考えるのが現実的です。
見かけた場合は、まとめ買いしておくのも一つの手です。
代替品としておすすめのマスカラリムーバー
販売終了の可能性が高い現状では、他ブランドの代替品を検討しておくのがおすすめです。
ここでは、使い勝手や価格のバランスが良いプチプラ製品を中心に紹介します。
セザンヌ マスカラリムーバー
プチプラながら高評価を得ている定番リムーバー。
コーム型で使いやすく、ウォータープルーフマスカラもしっかり落とせると人気です。
まつ毛ケア成分が配合されており、負担を抑えながらメイクオフできます。
価格は500円前後と手頃で、ドラッグストアやバラエティショップで簡単に入手できます。
キャンメイク クイックラッシュカーラーリムーバー
こちらもコームタイプで、ウォータープルーフ対応。
特に「こすらず落とせる」「まつ毛が抜けにくい」という点で好評です。
キャンメイクはドラッグストア展開が広く、再購入のしやすさも魅力。
価格は約500円前後です。
ヒロインメイク スピーディーマスカラリムーバー
落ちにくいマスカラ専用ブランド「ヒロインメイク」のリムーバー。
油分と保湿成分のバランスが良く、目元への負担が少ないと口コミでも人気です。
100円商品に比べると価格は高めですが、しっかり落ちる実力派として信頼があります。
代替品選びのポイント
- ウォータープルーフ対応かどうかを確認する
- まつ毛ケア成分配合の有無
- コーム型かチップ型かなど使いやすさを比較する
- 目元への刺激が少ない処方を選ぶ
- 価格と入手しやすさのバランスを考える
「100円の手軽さ」は失われるものの、数百円でより安心して使えるアイテムが多いのが現状です。特に目元はデリケートな部位なので、安全性を重視した製品を選ぶことをおすすめします。
販売終了によって分かった“100均コスメの現実”
今回のマスカラリムーバーのケースは、100円コスメ全般に通じるテーマでもあります。
コスト・品質・法令対応・需要の変化など、さまざまな要因で商品が突然消えることがあるのが100円ショップの特徴です。
「安いから気軽に買える」反面、「気に入っても次に買えない」というリスクも常にあります。
だからこそ、気に入ったアイテムはまとめ買いしておく、代替品を探しておく、といった工夫が必要かもしれません。
まとめ｜ダイソーのマスカラリムーバー販売終了の理由と今後の選択肢
ダイソーのマスカラリムーバーは、公式発表こそないものの、実質的に販売終了または取扱終了状態にあります。
理由としては、売上や在庫の回転率、コスト面、品質管理の課題などが重なったと考えられます。
今後、リニューアル版の登場を期待しつつも、現段階では他ブランドのマスカラリムーバーを使うのが現実的な選択です。
セザンヌ マスカラリムーバーやキャンメイク クイックラッシュカーラーリムーバーなど、プチプラでも優秀な製品が多く登場しているので、自分のまつ毛やメイクスタイルに合ったものを探してみてください。
「ダイソーのマスカラリムーバー販売終了」は少し残念ですが、これをきっかけにより自分に合ったアイテムと出会えるチャンスかもしれません。
