「無印良品のほうじ茶ラテがどこにも売ってない…」「店舗にもオンラインにもないけど、販売終了?」そんな声がSNSや口コミで増えています。
秋冬になると恋しくなる無印の“おうちカフェ系ドリンク”シリーズ。その中でも人気の高かった「ほうじ茶ラテ」が、いつの間にか姿を消してしまったようです。
今回は、無印良品のほうじ茶ラテが本当に販売終了してしまったのか、その理由や再販の可能性を徹底調査しました。
無印良品のほうじ茶ラテとは?
無印良品の「ほうじ茶ラテ」は、国産のほうじ茶にミルクを合わせ、香ばしさとやさしい甘さを楽しめる粉末タイプのドリンクです。
ティースプーン3杯ほどをお湯で溶かすだけで、カフェのような味わいが手軽に楽しめると評判でした。牛乳や豆乳で割るとよりコクが出ると紹介されており、“おうちでカフェ気分”を味わえる商品として人気を集めていました。
シリーズ名としては「おうちで味わうカフェメニュー ほうじ茶ラテ」や「好みの濃さで味わう ほうじ茶ラテ」などがあり、120g〜170gのサイズ展開も確認されています。
パッケージもシンプルで、無印らしい落ち着いたデザイン。リピーターも多く、「冬はこれがないと始まらない」という声もありました。
店舗・オンラインから姿を消した理由
では、なぜ今ほうじ茶ラテが店頭やオンラインから消えてしまったのでしょうか。
実際に調べてみると、無印良品公式サイトの商品ページでは「ご希望の商品が入荷しない(生産終了)する場合もございます」という注意書きが表示されています。
また、検索結果ページには「ご好評につき販売終了」との表記が出てくるケースもあり、どうやら“在庫限りで販売終了”となった可能性が高いようです。
ユーザー投稿を見ても、2024年ごろから「店舗を何軒回ってもない」「公式通販にも出てこない」といった報告が相次ぎ、実質的に市場から姿を消していることがわかります。
さらに、無印良品のコミュニティサイト「IDEA PARK」でも「インスタントほうじ茶ラテは生産終了してしまうのでしょうか」という質問が投稿され、「見直し中」と回答されています。
このことからも、完全に廃止というより“販売体制を見直し中”の状態であることが推測されます。
販売終了・見直しの背景にあるもの
1. 商品ライフサイクルの見直し
無印良品は定期的に食品や飲料カテゴリーのラインナップを見直しています。人気商品であっても、原料調達や製造ライン、価格帯などのバランスによって一時的に生産を止めることがあり、「リニューアル検討中」となるケースも多いです。
「見直し中」というステータスも、その一環と考えられます。
2. 原材料やコストの影響
2024〜2025年にかけて、飲料・食品業界全体で原材料や輸送コストが高騰しました。特に茶葉や乳製品は値上がりが顕著で、採算ラインを維持するのが難しくなった商品もあります。
無印良品では“値上げよりも一時的な販売停止”を選択する傾向があり、ほうじ茶ラテもコスト見直しの対象になった可能性が高いです。
3. 季節・限定商品の位置づけ
実はほうじ茶ラテは、秋冬限定で販売される「季節商品」としての側面もありました。
一部の雑誌記事では「季節限定、ほうじ茶ラテでおうちカフェ」と紹介されており、定番商品というより“シーズナルアイテム”として毎年登場・終了を繰り返していたことがうかがえます。
したがって、現在の「売ってない」状態は、季節が終わったことによる一時的な終了の可能性もあります。
4. 類似商品の増加による整理
無印良品では「抹茶ラテ」や「黒糖入りミルクティー」など、同系統の粉末飲料を複数展開しており、棚スペースの最適化や売上構成の調整で一部商品が入れ替えられることもあります。
ほうじ茶ラテもその対象となり、新シリーズ登場のために一時的に姿を消したとも考えられます。
再販の可能性はある?
結論から言うと、「完全終了」と断言できる情報はありません。
IDEA PARKでは「発売に向けて見直しています」との運営コメントがあり、再販またはリニューアルの可能性が示唆されています。
無印良品は過去にも「人気が高いが一度終了した商品」を再登場させた例があり、ユーザーの要望が多ければ復活するケースも少なくありません。
また、2025年秋の特集記事で“季節限定・ほうじ茶ラテ”が再び紹介されていた例もあり、完全な廃盤ではなく“限定復活型”の商品である可能性が濃厚です。
つまり、次の秋冬シーズンに再び販売される可能性は十分にあります。
現在の入手方法
もし今すぐほうじ茶ラテを手に入れたい場合は、以下の手段があります。
- 一部の店舗での残り在庫
店舗によっては、在庫が少量だけ残っている場合があります。オンラインで在庫確認ができない場合でも、店舗スタッフに問い合わせると見つかることもあります。 - フリマ・中古販売サイト
「無印良品 ほうじ茶ラテ 170g」などの商品が、PayPayフリマやメルカリなどで出品されています。賞味期限や状態を確認しながら慎重に利用するのがおすすめです。 - 代替品を探す
他社からもインスタントタイプのほうじ茶ラテが販売されています。たとえば伊藤園 ほうじ茶ラテやブレンディ ほうじ茶ラテなどのブランドが出している粉末ラテも人気で、味の系統も似ています。
無印の再販までの“つなぎ”として試してみるのも一つの選択です。
ファンの声とブランドの対応
SNS上では「無印のほうじ茶ラテが一番好きだった」「他のは甘すぎて違う」「再販してほしい」という投稿が多く見られます。
IDEA PARKでは“できました”“見直し中”といった回答ステータスが続いており、運営がユーザーの声を拾っていることも分かります。
無印良品はユーザーとの対話型商品開発を重視しているため、再販を望む声が多ければ、再登場の可能性は十分にあります。
まとめ:無印良品ほうじ茶ラテは再販の期待大
現時点で「ほうじ茶ラテ」は公式サイトから姿を消し、実店舗でもほぼ見かけません。
しかし、「見直し中」という公式コメントや、季節限定商品の傾向を踏まえると、“完全終了”ではなく“再販待ち”の状態と見るのが自然です。
秋冬に向けた限定ラインナップとして復活する可能性があり、再登場の際はSNSや公式オンラインショップで発表されるはずです。
もし今飲みたい方は、在庫を扱っている店舗やフリマをチェックしつつ、次のシーズンを楽しみに待つのが良いでしょう。
人気商品だけに、再び店頭に戻ってくる日もそう遠くないかもしれません。
以上、無印良品ほうじ茶ラテの販売終了と再販情報についての最新調査でした。
