「ツーウィークアキュビューディファイン、最近見かけなくなった…」
そんな声を目にすることが増えました。長年愛用していた人にとってはショックですよね。この記事では、販売終了の経緯や理由、そして今使える代替レンズをわかりやすく紹介します。今後のレンズ選びに悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ツーウィークアキュビューディファインは販売終了している?
結論から言うと、「ツーウィークアキュビューディファイン(2weekアキュビューディファイン)」は2022年12月22日をもって販売終了となりました。公式サイトでも告知されており、メーカーであるジョンソン・エンド・ジョンソンが正式に製造・出荷を終了しています。
理由は「一部度数で生産が難しくなったため」。供給体制の維持が困難になり、最終的にすべての度数ラインで終売を決定したと説明されています。現在は一部店舗で在庫品が販売されている場合もありますが、メーカー出荷はすでに停止しているため、今後の継続利用はほぼ不可能です。
ディファインシリーズとはどんなレンズだった?
ツーウィークアキュビューディファインは、**2週間交換タイプのカラーコンタクトレンズ(サークルレンズ)**です。
ナチュラルなブラウンやブラックのフチが特徴で、瞳を自然に大きく見せてくれるのが魅力でした。
「盛りすぎない」「オフィスでも使える」「自然に印象が変わる」――そんな口コミで人気を集め、長く愛されてきたシリーズです。
さらに、アキュビューシリーズならではの柔らかいレンズ素材と高い装用感も好評でした。酸素をしっかり通す素材で、目の乾燥を感じにくいという声も多かったですね。
2週間交換タイプという点も大きなポイントでした。1dayタイプに比べてコスパが良く、環境負荷も少ない。学生や社会人にとって“続けやすいカラーコンタクト”の代表格でした。
販売終了の背景と今の市場状況
販売終了の背景には、レンズ製造ラインの老朽化や素材供給の問題があったとみられています。
また、カラーコンタクト市場全体が「1dayタイプ中心」に移行していることも影響しています。衛生面や使い勝手を重視する流れのなかで、メーカーが生産ラインを整理するケースが増えているのです。
実際に、現在のディファインシリーズでは「ワンデー アキュビューディファイン モイスト」だけが販売継続されています。つまり、ディファインを使い続けたい場合は、1dayタイプへの切り替えが現実的な選択肢となっています。
とはいえ、「コスパ重視で2weekを使いたい」「毎日使うので1dayは負担が大きい」という人も少なくありません。
そのため、ツーウィークアキュビューディファインに近い装用感やデザインをもつ代替レンズが注目されています。
2weekタイプの代替レンズを探すポイント
代替レンズを選ぶときに意識したいのは次の4点です。
- 2週間交換タイプであること
コスパや使い慣れた習慣を重視するなら、まずは同じ「2weekタイプ」から探しましょう。 - 自然な着色デザイン
ディファインは“自然なフチありデザイン”が特徴でした。派手すぎず、日常で使いやすい色味を選ぶと違和感が少なくなります。 - 着色直径と発色
ディファインの着色直径はおよそ12.8〜13.0mm。代替レンズでもこの範囲を目安にするとナチュラルな印象を再現できます。 - 素材と装用感
アキュビューは高含水素材で柔らかく、酸素透過性も高めでした。目の乾燥が気になる人は、同様に含水率が高くUVカット付きのものを選ぶと快適です。
ツーウィークアキュビューディファインの代替候補レンズ
ここからは、実際に多くのユーザーが「ディファインの代わり」として選んでいるレンズを紹介します。
どれも国内で入手しやすく、装用感やデザインがディファインに近いと評判の製品です。
1. エンジェルアイズ 2week
「ディファイン難民」に最も人気がある代替レンズのひとつ。
自然なブラウンとブラックの2色展開で、控えめなフチが目元を優しく強調してくれます。
デザインバランスが近く、「職場でも使えるナチュラルさ」が評価されています。
着色直径は約13.2mmで、ディファインよりやや大きめですが、派手さは抑えられています。
含水率38%の低含水レンズで、乾きにくく長時間装用にも向いています。コスパも良く、2週間交換タイプとして安定した人気があります。
2. シンシア 2weekS クレシェ
ナチュラル派の女性に人気の2weekカラコン。
繊細なドットデザインで瞳のフチを自然にぼかし、柔らかな印象にしてくれます。
ディファインに比べて少し明るい発色ですが、光の下でも派手にならず、自然な目元を演出できます。
着色直径は13.0〜13.2mm。UVカット付きで、日中の外出にも安心。
ディファインの装用感が好きだった人からも「違和感なく使える」という声が多いレンズです。
3. ピュアナチュラル by アイレ 2week
透明感のある発色と軽い着け心地が特徴のシリーズ。
「ナチュラルブラウン」「スウィートブラウン」など、シンプルで柔らかい色合いが揃っています。
ディファインほどくっきりしたフチはありませんが、より自然で大人っぽい印象を求める人におすすめです。
4. メニコン 2WEEK Premio トーリックカラー
乱視用としても人気のあるメニコンの2weekシリーズ。
酸素透過率が高く、長時間の装用でも疲れにくいのが特徴です。
フチは控えめで、ディファインほどの強調効果はありませんが、「自然に瞳をきれいに見せたい」方向きです。
実際の口コミ・使用者の声
ディファイン愛用者の間では、代替レンズに関してさまざまな声が上がっています。
「エンジェルアイズ 2weekは見た目が一番近い。少し乾きやすいけど慣れたら大丈夫」
「シンシア 2weekS クレシェのほうが柔らかくて着けやすい。色味は若干明るいけど職場でも問題なし」
「1dayに切り替えたけど、コスパ的にやっぱり2weekが恋しい」
こうした意見からも分かるように、「完全に同じ使用感」は再現できないものの、近い使い心地の2weekレンズは複数存在しています。
代替を選ぶ前に確認したいこと
新しいレンズを選ぶ際は、次の点を意識してください。
- 眼科での検査・相談を必ず行うこと
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。目の状態や度数は人によって異なり、自己判断での装用はリスクがあります。
眼科でレンズデータを確認し、代替品を試すときも必ず検査を受けましょう。 - 衛生管理の徹底
2weekタイプは洗浄・保存が必要です。レンズケアを怠ると眼障害の原因になるため、正しい方法で管理しましょう。 - 乾燥・装用感の違いを比較する
ブランドごとに素材や含水率が異なります。最初のうちは1箱だけ試して、目に合うかどうか確かめるのがおすすめです。
今後の選び方とまとめ
ツーウィークアキュビューディファインは、2022年に正式に販売を終了しました。
今後は1dayタイプのワンデー アキュビューディファイン モイストや、他社の2weekナチュラル系カラコンが代替候補になります。
同じ装用感を求めるなら「エンジェルアイズ 2week」、より自然な印象を求めるなら「シンシア 2weekS クレシェ」がおすすめ。
コスパと快適さのバランスを考えながら、自分に合うレンズを見つけるのが一番大切です。
ツーウィークアキュビューディファインの販売終了と代替レンズの選び方【まとめ】
・ツーウィークアキュビューディファインは2022年12月22日で販売終了
・在庫はごくわずかで今後の継続使用は難しい
・代替としては「エンジェルアイズ 2week」「シンシア 2weekS クレシェ」などが人気
・完全に同じ使用感ではないため、眼科での確認が重要
・2weekタイプを継続したい場合は、素材や着色径を比較して選ぶのがおすすめ
販売終了は残念ですが、今は質の高いナチュラル系2weekカラコンが増えています。
あなたの瞳にぴったりな“新しいディファイン的存在”を、じっくり探してみてください。
