山形のお土産といえば「さくらんぼ」や「だだちゃ豆」が有名ですが、最近じわじわと人気を集めているのが「すもっち」。一度食べると忘れられない、あの半熟と燻製の絶妙なバランス。この記事では、「すもっちは山形でどこで買えるの？」という疑問に答えながら、実際に購入できるお店や道の駅、通販情報までまとめてご紹介します。
すもっちってどんな食べ物？
まず、すもっちを知らない人のために少しだけ紹介します。すもっちは、山形県天童市にある「半澤鶏卵」がつくる燻製たまご。ゆで卵を塩で味付けし、桜とさくらんぼの木のチップをブレンドした燻煙でじっくり燻した、いわば「半熟くんせい卵」です。
特徴は、外側の香ばしい薫香と、中のとろっとした黄身。塩味がほどよく効いていて、そのまま食べてもおいしいし、おつまみやサラダのトッピングにもぴったりです。保存は冷蔵で、賞味期限はおよそ3週間ほど。お土産としても人気が高く、「山形の新定番グルメ」として注目されています。
山形市内ですもっちを買える場所
まず押さえておきたいのが、山形市中心部での購入スポット。観光や出張のついでに立ち寄れる場所が多いです。
ぐっと山形（山形県観光物産会館）
山形市飯田西にある「ぐっと山形」は、県内最大級の物産館。ここではすもっちが冷蔵コーナーに常時並んでいます。4個入りのカップタイプや単品など種類も豊富。観光客だけでなく、地元の人も普段使いで買っていく人気商品です。
また、季節によっては「すもっちGOLD」という黄身の濃いプレミアムタイプが並ぶこともあります。確実に手に入れたい場合は、午前中の早い時間に行くのが安心です。
山形駅構内の売店
山形駅の新幹線改札付近や駅ビル「S-PAL山形」内の土産ショップでもすもっちが販売されています。出張や旅行帰りにサッと買えるのが便利。冷蔵商品なので、保冷袋を持っていくと安心です。
ただし、駅売店では人気が高いため、夕方には売り切れてしまうこともあります。確実に手に入れたいなら午前中の訪問がおすすめです。
天童市の直売所で買える場所
すもっちを作っているのは天童市の「半澤鶏卵」。製造元の直売所では、できたてに近い新鮮なすもっちが買えます。
たまごの国 いではこっこ
「たまごの国 いではこっこ」は、半澤鶏卵が運営する直売所兼カフェ。店内には産みたて卵や卵スイーツ、すもっち各種が並びます。工場直送だから、賞味期限が長めで状態も良好。ギフト用のパックや限定バージョンも見つかることがあります。
天童市内の観光と組み合わせて立ち寄る人も多く、地元では定番の人気スポットです。車でのアクセスも良く、駐車場も広め。週末は家族連れでにぎわいます。
道の駅やサービスエリアでも買える
ドライブ途中に買いたい人におすすめなのが、山形県内の道の駅や高速道路のサービスエリア。地元の加工品コーナーにすもっちが置かれていることが多いです。
たとえば「道の駅 天童温泉」や「道の駅 むらやま」などでは、観光土産としてすもっちが冷蔵コーナーに並びます。価格は1個150〜200円ほど。パック商品もあるので、帰省土産にも便利です。
また、山形自動車道や東北中央自動車道のSA・PA（寒河江SAや高畠PAなど）でも販売実績があります。ただし、入荷は不定期なので、立ち寄った際に見かけたら迷わずゲットしておきましょう。
スーパーや地元商店での取り扱い
山形県内の一部スーパーでもすもっちを扱っています。特に県内資本のスーパーや生協系店舗では取り扱い率が高め。天童市・山形市・寒河江市などの地域では、地場産コーナーや冷蔵惣菜棚に並んでいることがあります。
ただし、全店舗で常時販売しているわけではなく、入荷日や販売エリアが限られるため、確実に買いたい場合は電話で在庫確認をするのがベターです。
山形県外でも買える？通販情報まとめ
「山形まで行けないけど、すもっちを食べたい！」という人は通販が便利です。
公式オンラインショップ
半澤鶏卵の公式サイト「すもっちオンラインショップ」では、全国どこからでも注文できます。冷蔵便で配送され、ギフト包装やのし対応も可能。自宅用はもちろん、贈り物にもぴったりです。
内容量は4個入り、6個入り、10個入り、20個入りなどバリエーション豊富。購入金額によっては送料無料キャンペーンを実施していることもあります。
山形の特産品通販サイト
「おいしい山形プラザ」や「山形県観光物産協会」の公式通販でも取り扱いがあります。県認定の特産品として紹介されており、信頼性も高め。価格帯も直売所と大きく変わりません。
楽天市場・Yahoo!ショッピング
大手ECサイトでもすもっちを扱う店舗があります。レビュー数が多く、購入者の評価も高いのが特徴。冷蔵便配送なので、受け取り日時を指定して確実に受け取るのがおすすめです。
すもっちを買うときの注意点
すもっちは生卵ではなく加工品ですが、要冷蔵商品です。10℃以下で保存し、開封後はなるべく早めに食べましょう。旅行中に購入する場合は、保冷バッグやクーラーボックスを持っておくと安心です。
また、人気商品ゆえに観光シーズンや連休は売り切れやすく、特に道の駅や駅売店では夕方以降に在庫がなくなることも。確実に手に入れたいなら午前中に行動するのがおすすめです。
通販で買う場合も、受け取り日や時間帯を指定して、到着後すぐ冷蔵庫に入れられるようにしておくと品質を保ちやすいです。
すもっちが人気の理由
すもっちは、「一度食べると忘れられない味」と言われるほどリピーターが多い商品です。半熟卵のまろやかさに燻製の香ばしさ、さらにほんのり塩味。おつまみやお弁当のおかずにしても、ちょっとしたご褒美感があります。
また、パッケージがかわいく、手土産としても喜ばれやすい。常温ではなく冷蔵という点が少し不便に見えても、「鮮度の良い贅沢おかず」として根強いファンをつかんでいます。
すもっちは山形でどこで買える？まとめ
最後にもう一度おさらいします。
すもっちは山形県内なら以下の場所で購入できます。
- 「たまごの国 いではこっこ」（天童市）
- 「ぐっと山形」（山形市の観光物産会館）
- 山形駅の売店・S-PAL山形内ショップ
- 各地の道の駅やサービスエリア
- 一部スーパー・地元商店
そして、山形まで行けない人は公式通販や楽天などのECサイトでも手に入ります。冷蔵保存と賞味期限（約3週間）に気をつけて、美味しさを長く楽しみましょう。
香ばしくてとろっとした黄身がたまらないすもっち。山形に訪れた際には、ぜひ一度味わってみてください。お土産にも、自分へのご褒美にもぴったりの一品です。
