年齢を重ねると、新聞やスマホの文字がなんだか見づらい…そんな瞬間に必要になるのが「老眼鏡」です。
でも、いざ買おうとすると「どこで買えばいいの?」「通販でも大丈夫?」と迷ってしまう人は多いもの。
この記事では、老眼鏡が買える場所やおすすめの購入先、選び方のポイントまで、初めての人にもわかりやすく解説します。
老眼鏡はどこで買える?身近な場所から専門店まで
老眼鏡は、想像以上にさまざまな場所で購入できます。
処方箋が不要なため、日常の買い物ついでに手に入る手軽さも魅力です。
主な購入先は次の5つ。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、順番に見ていきましょう。
専門店で買うメリット:視力にぴったり合わせられる安心感
「長時間かけても疲れない老眼鏡がほしい」「左右の度数が違う」
そんな人におすすめなのが、眼鏡専門店です。
JINS、Zoff、眼鏡市場、パリミキなどのチェーンでは、購入前に無料で視力測定を行ってくれるほか、スタッフが用途に合わせたレンズを提案してくれます。
仕事で長時間パソコンを見る人や、読書・裁縫など細かい作業をする人には、視力や距離に合わせたオーダーメイド老眼鏡が最適です。
また、フレームの調整や修理対応も受けられるため、「買って終わり」ではなく長く付き合えるのも大きな利点。
品質・装着感を重視するなら、専門店が一番のおすすめです。
ドラッグストア・100円ショップ:とにかく手軽で安い
一方で、「とりあえず試してみたい」「急に必要になった」という場合には、ドラッグストアや100円ショップが便利です。
度数が+1.0〜+3.5までの既製品が並び、価格は数百円〜千円台。
買ってすぐ使えるのは魅力ですが、既製品の多くは左右のレンズが同じ度数です。
左右の視力差がある場合や、長時間の使用には不向きなことも。
一時的な利用やサブ眼鏡として持つにはちょうどよい選択肢です。
ホームセンターや家電量販店:品揃えの広さと実用性
ホームセンター(カインズ、コーナンなど)や家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ)でも老眼鏡を扱っています。
文具・作業用品売り場の近くや、眼鏡・視力関連コーナーに置かれていることが多く、選べる度数やデザインの幅が広いのが特徴です。
作業向けに強度や耐久性を重視したモデルもあり、DIYや手芸など「手元を見る」用途にぴったり。
また、ブルーライトカット機能付きのレンズを選べる商品もあります。
ネット通販:デザイン・機能重視の人におすすめ
最近では、老眼鏡をネットで購入する人も増えています。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、軽量モデル、ブルーライトカットタイプ、携帯用折りたたみモデルなど、あらゆるタイプの老眼鏡が揃っています。
ネット購入の最大のメリットは「選択肢の多さ」と「価格の幅」。
同じ機能の老眼鏡でもブランドや素材によって数百円〜数万円まで幅があるため、自分の好みや予算に合った商品を見つけやすいのです。
また、鯖江製の薄型老眼鏡ペーパーグラスなど、店舗ではあまり見かけないブランドもオンライン限定で購入可能。
ただし、試着ができないため、レビューや返品ポリシーを確認してから購入すると安心です。
老眼鏡の選び方:度数・用途・デザインで決める
老眼鏡を選ぶときは、「度数」「用途」「デザイン・機能性」の3つを軸に考えると失敗しません。
1. 度数の目安を知る
老眼鏡の度数は「+1.0」「+1.5」「+2.0」などで表示され、数字が大きいほど手元が強く拡大されます。
40代では+1.0前後、50代で+2.0前後が目安とされていますが、個人差が大きいため、実際にかけて文字が自然に読めるかを確かめることが重要です。
専門店で測定してもらえば、正確な度数を知ることができます。
2. 使用シーンに合わせる
新聞や本を読むときと、パソコン作業では最適な距離が違います。
読書用なら近距離重視、デスクワーク用なら中距離に焦点を合わせたレンズが便利。
外出時にも使いたいなら、遠近両用タイプを選ぶと1本で済みます。
3. フレームと機能で快適さをアップ
軽量で弾力のある素材を選べば、長時間かけても負担が少なく快適です。
最近はおしゃれなデザインやカラー展開も豊富で、ファッションの一部として楽しめる老眼鏡も増えています。
ブルーライトカットやUVカット機能付きも人気です。
老眼鏡を買うときの注意点
老眼鏡は手軽に買える反面、選び方を間違えると「目が疲れる」「頭が痛くなる」といった不快感を招くことがあります。
特にネットや量販店で購入する場合、以下の点に注意しましょう。
- 初めてなら、まずは+1.0など弱めの度数から試す
- 左右の視力差が大きい場合は既製品を避ける
- かけた瞬間にめまいや違和感があるものは使わない
- 定期的に視力をチェックする
また、度数が合わない老眼鏡を長時間使い続けると、目の筋肉に負担がかかることもあります。
違和感を感じたら無理をせず、専門店で相談しましょう。
ファッションとしての老眼鏡も人気
かつては「老眼鏡=地味」というイメージがありましたが、最近はデザイン性の高いおしゃれなモデルが増えています。
ZoffやJINSなどのブランドでは、トレンドに合わせたフレームやカラー展開も豊富。
「老眼鏡をかけるのが楽しみになった」という声も多く聞かれます。
仕事用とプライベート用でデザインを分けたり、メイクや服装に合わせてフレームカラーを選んだりする人も増加中です。
自分らしさを表現できるアイテムとして、老眼鏡を楽しむ人が増えているのです。
まとめ:老眼鏡はどこで買える?自分に合う方法で快適な視界を
老眼鏡は、専門店・量販店・ネット通販など、今ではさまざまな場所で手に入ります。
価格や利便性を重視するならドラッグストアや通販で、
快適さや正確な度数を求めるなら眼鏡専門店がおすすめです。
どこで買うにしても、「自分の目に合っているか」が最も大切。
無理のない度数で、装着感の良い老眼鏡を選ぶことで、日常生活がぐっと快適になります。
老眼鏡はどこで買える?と迷ったときは、この記事を参考に、自分にぴったりの一枚を見つけてください。
