京都・五条で話題のラーメン店「new 大宝」。
背脂が浮かぶスープに、細麺が絡む——いかにも京都らしい一杯を求めて、地元客から観光客まで幅広い層が訪れています。この記事では、new 大宝の実力を実際の利用者の声とともに紹介していきます。
京都・五条に佇む人気店「new 大宝」とは？
new 大宝は、京都市下京区・五条駅から徒歩1分ほどの場所にあるラーメン専門店です。2020年にオープンして以来、京都ラーメンの新定番として話題を集めています。店の外観は清潔感のあるシンプルな造りで、店内はカウンター席中心。女性ひとりでも入りやすい雰囲気が好評です。
昼時や夕食時は行列ができることも多く、人気ぶりがうかがえます。観光地・京都駅からのアクセスも良いため、観光客や外国人客の姿も珍しくありません。地元の常連客と旅行客が混ざり合う活気ある店、それがnew 大宝の第一印象です。
背脂豚骨醤油の王道スープ
new 大宝の看板メニューは、京都ラーメンの代名詞ともいえる「背脂豚骨醤油ラーメン」。スープを一口すすると、まろやかな背脂の甘みと、しっかりとした豚骨のコクが口いっぱいに広がります。
見た目は濃厚ですが、意外にも後味はスッキリ。スープを全部飲み干してしまう人も多いそうです。
出汁には豚骨のほか、鶏ガラや香味野菜も使われており、こってり感の中に旨味の層が感じられます。京都特有の「背脂チャッチャ系」に分類されるものの、脂の量や塩気が絶妙に調整されているため、飽きがこない味わいに仕上がっています。
細麺の喉ごしとチャーシューの存在感
スープと並んで評価が高いのが麺。京都ラーメンらしく、ストレートの細麺が使われています。スープの絡みが良く、食べ進めてもダレないコシが特徴。
また、注文時に麺の硬さを選べるのも嬉しいポイントです。「かため」「ふつう」「やわらかめ」など、自分の好みに合わせて調整できます。
チャーシューは薄切りながらも香ばしく、スープとの相性が抜群。口に入れるとほろっと崩れる柔らかさで、「チャーシューをもっと食べたい」と感じる人も多いようです。
豊富なメニューとカスタマイズ性
new 大宝の魅力は、メニューの多さにもあります。
定番のラーメンに加え、辛味を効かせた「大宝麺」、あっさり派に人気の「塩ラーメン」、牛すじの旨味を味わえる「スジラーメン」など、多彩なラインナップが揃っています。
さらに、無料で九条ネギの量を調整できるほか、にんにくの有無も選べるのが嬉しい点。京都産の九条ネギをたっぷりのせると、スープのコクにさわやかな香りが加わり、味に深みが出ます。
トッピングのバリエーションも豊富で、味玉、メンマ、チャーシュー増量など、好みに合わせたカスタマイズが可能です。
セットメニューやサイドも充実
ラーメンだけでなく、サイドメニューも人気です。
定番は「チャーシュー丼セット」や「餃子セット」。ボリューム満点ながら価格は1,000円前後とリーズナブル。学生や観光客からの支持も厚い理由のひとつです。
中でもチャーシュー丼は、香ばしく炙られたチャーシューと甘辛タレの組み合わせが絶妙で、ラーメンとの相性が抜群。
また、餃子は皮がパリッと焼かれ、中から肉汁があふれるタイプで、ビールのお供にもぴったりです。
店の雰囲気とサービスの印象
店内はカウンターのみで、10席前後のこぢんまりとした空間。
一人客が多く、気軽に入れる雰囲気が漂います。提供スピードが早く、回転率も高いため、混んでいても比較的スムーズに入店できることが多いです。
スタッフの対応も丁寧で、外国人客への英語対応メニューも完備。観光地・京都ならではの配慮が感じられます。
BGMや照明も落ち着いており、食事に集中できる環境づくりがなされています。
利用者の口コミと評判
実際の口コミを見てみると、全体的に評価は高めです。
「背脂系なのにくどくない」「チャーシューが絶品」「スープのバランスが最高」といった声が多く見られます。
特に「京都ラーメンの中でも完成度が高い」と評する人もおり、常連になるファンも少なくありません。
一方で、「人気の時間帯は並ぶ」「席が少ないのでグループ利用には不向き」といった意見もあります。
ただし、味に関しての不満は少なく、むしろ「味が濃いのが京都ラーメンらしくて良い」と肯定的に受け止めている人が多い印象です。
観光客にも地元民にも愛される理由
new 大宝が支持される理由は、味の良さだけではありません。
「アクセスの良さ」「価格の手頃さ」「安定したクオリティ」という3点がバランスよく揃っていることが大きいでしょう。
京都ラーメンの定番といえば、天下一品や新福菜館、第一旭などが思い浮かびますが、new 大宝はそれらの名店と並ぶ存在として、地元民の中でも存在感を増しています。
観光で京都を訪れた人が「最後に一杯食べたい」と立ち寄るにも最適なお店です。
new 大宝の実力を総評
new 大宝の魅力をひとことで言えば、京都ラーメンの王道を守りながらも、現代の食文化に寄り添った進化系ラーメン店 ということ。
スープは濃厚ながらも上品で、九条ネギや細麺の繊細さが調和しています。
外国人観光客にも開かれた店づくり、そして1,000円以内で満足できる価格設定。どれを取ってもバランスの良い一軒です。
混雑を避けるなら、昼のピークを外した14時前後、または夜の早い時間帯がおすすめです。行列に並ぶ価値がある、京都ラーメンの新たな定番店として覚えておいて損はありません。
new 大宝の実力をレビュー！最後にもう一度
京都五条の「new 大宝」は、背脂豚骨醤油のコクと九条ネギの香りが融合した、京都ラーメンの真髄を味わえる店。
こってりとあっさりの絶妙なバランス、選べるトッピング、丁寧な接客、アクセスの良さ——どれを取っても高水準です。
京都を訪れる際は、ぜひその一杯を体験してみてください。
new 大宝の実力は、口コミ以上に“食べて納得”できる味です。
