ゲームも仕事も、ディスプレイ次第で体験が変わる。
そんな中、最近じわじわ注目を集めているのが「Xiaomi G27Qi」。
3万円前後という価格ながら、WQHD解像度と180Hzリフレッシュレートを備えた高性能モニターです。
今回は、実際の使用感を中心に、このモニターの魅力や注意点をじっくりレビューしていきます。
WQHD×IPSの高精細ディスプレイがもたらす快適さ
まず目を引くのは、2560×1440ドットのWQHD解像度。
フルHDと比べて約1.8倍の情報量を表示できるため、作業スペースが広く、細かい文字や画像もくっきり見えます。
IPSパネルを採用しているので視野角も広く、どの角度から見ても色の変化が少ないのが特徴。
カラープロファイルとしてはsRGB 100%、DCI-P3 95%と広色域に対応しており、ウェブデザインや写真編集など、色を扱う作業にも十分使えます。
発色は自然でクセがなく、白飛びや黒潰れも目立ちません。
コントラストも良好で、映画鑑賞やYouTube視聴でも映像が引き締まって見えます。
この価格帯でここまでの画質が得られるのは、かなりのコストパフォーマンスと言えるでしょう。
180Hzリフレッシュレートの滑らかさに驚く
ゲームを起動した瞬間、「あ、違う」と感じるのがリフレッシュレート。
Xiaomi G27Qiは最大180Hzに対応しており、動きの速い映像でもヌルヌルと滑らかに表示されます。
普段60Hzのモニターを使っている人なら、マウスカーソルを動かしただけでも違いがわかるはず。
特にFPSやTPSといったジャンルでは、敵の動きがより正確に捉えられるため、反応の速さにも直結します。
応答速度は1ms(GTG)と高速で、残像感もほとんどありません。
また、AMD FreeSync対応でティアリング(画面のズレ)を防げるため、カクつきのないプレイが楽しめます。
eスポーツクラスのモニターと比べるとわずかに遅延はありますが、一般的なゲーミング用途で不満を感じることはまずないでしょう。
作業や動画視聴にもマルチに使える
27インチWQHDというバランスは、ゲームだけでなく日常使いでも心地よいサイズ感です。
Excelやブラウザを2画面並べても視認性が高く、作業効率が大幅にアップします。
文字表示もくっきりしていて目の負担が少なく、長時間の作業でも疲れにくい印象。
動画視聴では、IPSらしい鮮やかな色と奥行きのある映像で臨場感を楽しめます。
発色のクセが少ないので、どんなジャンルの映像でも自然に見えるのが魅力です。
ただし内蔵スピーカーは非搭載。
音を出すには外部スピーカーやヘッドホンが必要になります。
静音設計のディスプレイなのでファンノイズなどはなく、夜間でも快適に使えます。
デザインと使い勝手のバランス
見た目はとてもシンプルで、無駄のないデザイン。
艶を抑えたマットブラックの筐体は、どんなデスクにも馴染みます。
ベゼル(枠)も細めで、画面の没入感を高めてくれます。
スタンドはチルト(上下角度調整)のみ対応。
高さ調整やピボット(縦回転)は非対応ですが、VESAマウントに対応しているため、モニターアームを使えば自由なレイアウトが可能です。
背面にはDisplayPort×2とHDMI×2を備えており、PCとゲーム機を同時接続して切り替えることもできます。
電源ボタンを兼ねたジョイスティック式スイッチで、OSD(オンスクリーンメニュー)の操作も直感的。
輝度・コントラストの調整や、ゲーミングモードの切り替えも簡単に行えます。
実際に使って感じたメリット
コスパが抜群に高い
WQHD×180Hz×1msというスペックで3万円前後。
同価格帯の製品と比べても、スペックだけでなく実際の使用感も一歩上です。
画質・動作の両面で妥協が少なく、「この価格でこの性能?」と感じる人が多いのも納得です。
ゲームも仕事も両立できる
高リフレッシュレートでゲームを快適に楽しめる一方、発色や視野角の良さからビジネス用途にも十分。
ゲームだけでなく、在宅ワークや動画編集などにも幅広く活用できます。
デザインがスマート
ゲーミングモニター特有の派手さがなく、落ち着いた外観。
オフィスや書斎に置いても違和感がありません。
気になる点と注意ポイント
スタンドの可動域が狭い
高さ調整やスイベルができないため、視線の位置を合わせたい人はモニターアームを検討した方がよいでしょう。
VESA規格対応なので取り付けは簡単です。
スピーカー非搭載
外部スピーカーを持っていない場合は別途購入が必要です。
ただしヘッドホン端子はあるので、イヤホンを直接接続できます。
初期設定の明るさが強め
購入直後は少し明るすぎると感じることがあります。
輝度やコントラストを手動で調整すると、より自然な発色に整えられます。
他モデルとの比較で見える「Xiaomi G27Qi」の位置づけ
XiaomiにはフルHDモデルの「Xiaomi G24i」や、上位の4Kモデルも存在します。
Xiaomi G27Qiはその中間に位置し、コスパ重視ながらも高解像度とリフレッシュレートを両立した「万能型」。
フルHDモデルよりも作業効率や映像の精細さで圧倒的に上。
一方で4Kほど描画負荷が高くないため、ミドルクラスのGPUでも高フレームレートを維持できます。
このバランスの良さが、多くのユーザーに支持されている理由のひとつです。
購入前に確認しておきたいこと
- グラフィックカードの性能
WQHD×180Hzの性能を引き出すには、ある程度高性能なGPUが必要です。
GTX 1660以上、できればRTXシリーズを推奨。 - 使用環境の照明
IPSパネルは反射が少ないものの、背後に強い照明があると映り込みが気になる場合があります。
配置を工夫すると快適に使えます。 - 保証とサポート
初期不良やドット抜けの報告が少数あります。
正規代理店経由での購入や保証内容の確認は忘れずに。
Xiaomi G27Qiは「最初のWQHDモニター」にぴったり
結論から言うと、Xiaomi G27Qiは価格と性能のバランスが非常に優秀です。
WQHDの精細さ、180Hzの滑らかさ、IPSの色再現性を備えながら、3万円前後という手の届きやすい価格。
初めて高解像度モニターを導入する人にも、買い替えを検討している人にもおすすめできます。
もちろんスタンドの自由度やスピーカー非搭載などの割り切りはありますが、
それを差し引いても「この価格でこの完成度」は見逃せません。
ゲームで没入感を求める人、映像制作やテレワークを快適にしたい人にとって、
Xiaomi G27Qiはコスパ最強クラスの選択肢といえるでしょう。
まとめ|Xiaomi G27Qiの使用感をレビュー
改めてまとめると、Xiaomi G27Qiは
- WQHDの高精細表示
- 180Hzの滑らかな描画
- 1ms応答速度による低残像
- IPSの自然な色再現
を兼ね備えたオールラウンダーです。
「画質」「動作」「価格」の3拍子がそろったモニターとして、ゲーミング入門から日常利用まで幅広く対応します。
高性能モニターを手頃に体験したい人には、間違いなくチェックすべき一台です。
