「家族で出かけるなら広くて快適な車がいい。でもキャンプや雪道にも行きたい。」
そんな願いを両立してくれるのが、三菱のミニバン・デリカD:5です。
この記事では、デリカD5の走行性能と乗り心地を中心に、実際のユーザー評価や試乗レビューをもとにその魅力を深掘りしていきます。
デリカD5とはどんな車?
デリカD:5は、「どんな道でも家族を快適に運ぶ」というコンセプトで開発された三菱のミニバンです。
SUV並みの走破性を持ちながら、ミニバンらしい広い室内空間を備えている点が特徴。アウトドアやキャンプに出かける家族から特に人気があります。
現行モデルは2.2Lディーゼルターボエンジンを搭載し、力強いトルクと8速ATによるスムーズな加速を実現。
街乗りから高速道路、さらにはオフロードまで、どんなシーンでも安定した走りを見せるのが魅力です。
走行性能:力強く、頼もしい走り
トルクフルなディーゼルエンジン
デリカD5の走りを語るうえで欠かせないのが、ディーゼルターボエンジンの存在。
最大トルクは380Nm(38.7kgm)と非常に太く、アクセルを軽く踏むだけで力強く前に進みます。
発進時や坂道でも余裕があり、高速の合流でもストレスを感じません。
また、8速ATの制御が緻密で、加速のつながりも滑らか。
これにより、ディーゼル特有のラフさを感じさせず、静かで安定感のある走行が可能になっています。
安定感あるハンドリング
車高が高いミニバンながら、直進安定性は抜群。
電動パワーステアリングの制御が自然で、路面のわだちにも取られにくく、ハンドル操作に安心感があります。
カーブでもロールを抑え、意図したラインを維持できるので、体感的な安定性が高いです。
特に最新モデルでは、三菱独自の「S-AWC(Super All Wheel Control)」を搭載。
これは4WDシステムにブレーキ制御やトラクション制御を統合したもので、滑りやすい路面でも抜群の安定感を発揮します。
オンロードでの快適さ
高速走行での静粛性と安定感
デリカD5は車重がある分、重厚な走りを感じさせます。
高速道路では、車体がしっかりと路面を掴み、風や段差による揺れが少ないのが印象的。
ディーゼルエンジンながら遮音性も高く、室内は静かです。エンジン音が耳障りにならず、家族との会話も快適に楽しめます。
長距離移動では、シートのホールド感も良く、腰への負担も少ないため疲れにくいという声が多いです。
運転席だけでなく2列目・3列目の乗員も快適に過ごせる点は、ミニバンとして大きな強みです。
市街地での取り回し
全長4.8m超えのボディですが、視界が非常に広く、見切りが良いため意外と運転しやすいです。
最小回転半径は約5.6mと大柄な車にしては小さめ。駐車場や狭い住宅街でも扱いやすいというレビューも多く見られます。
アイポイントの高さから、周囲の車の動きが見やすいのも安心感につながっています。
乗り心地:快適性と安定感の両立
サスペンションの仕上がり
デリカD5の足回りは、柔らかすぎず硬すぎずの絶妙なチューニング。
街中の段差や荒れた路面をしっかり吸収しつつ、フワフワ感のないフラットな乗り味です。
特に最新モデルではサスペンションの構造が見直され、横揺れの収まりが良くなっています。
走行中の安定性が高く、長時間のドライブでも疲労が少ないのが印象的。
「重心が高いのに不思議と安心感がある」という声も多く、車体剛性の高さが効いています。
室内の静かさ
ディーゼル車としてはかなり静粛性が高いのもデリカD5の特徴です。
エンジンルームとキャビンの間に防音材を追加し、アイドリング時の振動やエンジンノイズを抑えています。
走行中も耳障りなこもり音が少なく、オーディオの音もクリアに響きます。
ただし、完全に無音ではなく、ディーゼル特有の低い振動はうっすら感じられます。
とはいえ「走っている感」が心地よく、機械的な嫌なノイズとは違う印象です。
オフロード性能:ミニバンの常識を超える走破性
デリカD5が他のミニバンと決定的に違うのは、悪路での強さ。
最低地上高は185mmとSUV並みで、泥道や雪道でも底を擦りにくい設計です。
さらに、電子制御4WDシステム「S-AWC」が路面状況に応じてトルクを自動配分。滑りやすい坂道や雪上でも安定して登坂できます。
キャンプ場への林道や冬のスキー場など、普通のミニバンでは不安なシーンでも、デリカD5なら安心。
実際、アウトドア愛好家の間では「唯一無二の存在」として支持されています。
実際のユーザー評価
口コミやオーナーレビューを見ても、デリカD5は総じて高評価です。
「どんな道でも安心して走れる」「家族みんなが快適」といった声が多く、リピート購入する人も少なくありません。
ポジティブな意見として多いのは次のような点です。
- 走行安定性が高く、疲れにくい
- ディーゼルのトルクが力強く、坂道も余裕
- 視界が広く運転しやすい
- 長距離ドライブでも家族全員が快適
一方で、改善点として挙げられるのは以下のような部分です。
- 燃費はもう少し伸びてほしい(実燃費で10〜12km/L前後)
- 車体が大きく、狭い道では気を使う
- ディーゼル音が完全には消えない
それでも総合評価としては非常に満足度が高く、特に「走破性」と「快適性の両立」がユーザーを惹きつけています。
デリカD5が選ばれる理由
デリカD5の魅力は、「ファミリーカーの枠を超えた多用途性」にあります。
ミニバンの快適さとSUVのタフさ、その両方を一台で楽しめる車はそう多くありません。
・普段は街乗りで使いやすく
・週末はアウトドアで頼もしい
このバランスの良さこそが、長年支持されている理由でしょう。
家族のライフスタイルが変化しても、柔軟に対応できる懐の深さがあります。
デリカD5の走行性能と乗り心地まとめ
デリカD5は、ミニバンの快適性にSUVの走破性を融合させた唯一無二の存在です。
走行性能はパワフルで安定感があり、長距離でも疲れにくい。
乗り心地も改良が重ねられ、静粛性・安定性ともに高水準です。
一方で、車体サイズや燃費の面で多少の妥協は必要ですが、それを補って余りある走りの安心感があります。
家族の笑顔を乗せて、どんな道でも快適に走れるデリカD5。
「次の車は冒険もできるファミリーミニバンがいい」──そう考えているなら、デリカD5はきっと期待に応えてくれる一台です。
