ランクル70を実際に試乗レビュー!復刻モデルの魅力と欠点を徹底解説

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復刻されたランクル70とは?伝説の4WDが再び帰ってきた理由

トヨタが誇る本格クロカンSUV「ランドクルーザー70(ランクル70)」が、約9年ぶりに日本市場に復活した。発売当初から「納期が数年待ち」という話題になるほどの人気ぶりだ。無骨なデザイン、圧倒的な走破性、そして“本物”のオフローダーらしい存在感。このクルマが再び選ばれているのは、単なる懐古趣味ではない。

1984年の誕生以来、ランクル70は世界中の過酷な環境で使われ続けてきた。アフリカ、オーストラリア、中東などでは、いまも現役で働く姿が見られる。トヨタ自身も「どこへでも行けて、必ず帰ってこられる車」という哲学を掲げてきた。2023年の復刻モデルでは、その精神を守りつつ、現代の環境基準や安全装備に対応したアップデートが施されている。


2.8Lディーゼルターボの力強さと現代的な走り

復刻モデルの心臓部は、2.8リッター直4ディーゼルターボエンジン(1GD-FTV)。最大出力204PS、最大トルク500Nmという数値は、見た目の古風さとは裏腹にかなりパワフルだ。組み合わされるのは6速ATで、従来の5速MTに比べて街中での扱いやすさが格段に向上している。

実際に試乗すると、低回転から厚みのあるトルクが湧き出る感覚が印象的。信号発進や坂道でもスッと動き出し、2トンを超える重量を苦にしない。高速道路の合流でも余裕があり、これまでの「重くて鈍いランクル70」というイメージを良い意味で裏切ってくれる。

エンジン音はややディーゼルらしいガラガラ音が残るが、これはむしろ“味”と感じる人も多いだろう。電子制御が入りすぎていない分、ドライバーの操作に対して素直に反応するのが魅力だ。


ラダーフレームが生む圧倒的な走破性

ランクル70最大の武器は、やはり「どこでも走れる」ことだ。頑丈なラダーフレーム構造と前後リジッドアクスルの組み合わせは、現代のSUVでは珍しいほど“硬派”。パートタイム4WD方式を採用し、電子制御デフロックやA-TRC(アクティブトラクションコントロール)なども搭載されている。

試乗では、舗装路から砂利道、軽い悪路まで走ったが、足回りのストロークが大きく、凹凸をしっかり吸収。車体はやや揺れるが、不快ではない。むしろ「走っている」という実感がある。特に悪路では、地面を掴むように進むトラクション性能の高さが際立つ。

この安定感の源は、単なる4WDシステムだけではない。シャシー剛性が高く、ボディ全体が一体となって路面を受け止める感覚がある。オフロードでの安心感は、最新SUVが電子制御でカバーするものとは次元が違う。


無骨で実用的な内装。必要なものだけがある世界

ランクル70の車内に入ると、まるで時が止まったような感覚に包まれる。メーターはアナログ、スイッチ類は大型の物理ボタン。豪華さや先進性とは無縁だが、操作はわかりやすく、手袋をしたままでも扱える。

シートは固めだが、長時間運転しても腰への負担は少ない。ナビゲーションやディスプレイオーディオなど、最低限の現代装備は搭載されており、USBポートや安全装備も充実。VSCやHACなど電子制御系の補助も備わっているため、日常使いでも安心できる。

ただし静粛性や乗り心地はあくまで“業務車レベル”。高級SUVのような快適さを求めると肩透かしを食うだろう。しかし、ランクル70に乗る人の多くは、そこを「味」と感じて楽しんでいる。ドライバーと車の距離が近く、機械を操っている感覚が色濃く残るのだ。


デザインは原点回帰。四角くて美しい「機能の造形」

見た目はまさに「これぞランクル70」。直線的なボディライン、縦型グリル、角張ったフェンダー。流行の曲線デザインとは一線を画し、道具としての美学が貫かれている。最近のクルマがどれも似た印象になりつつある中、このランクル70は唯一無二の存在感を放つ。

特にリアの観音開きドアや、金属むき出しのようなバンパー処理など、クラシックな要素が現代の空気の中で逆に新鮮だ。SNSでも「このデザインが好きで予約した」という声が多い。機能から生まれた造形は、結果として“デザイン”としても成立している。


ランクル70の魅力:変わらないことの価値

近年のSUV市場は、快適装備やデジタル制御、安全支援機能が進化し続けている。その一方で、ランクル70はあえて「変えない」ことで存在意義を保っている。余計な装備を削ぎ落とし、ドライバーの技量とクルマの素性で走りを楽しむ。この原始的な楽しさは、他のSUVでは得られない。

また、耐久性の高さも魅力の一つ。世界中で長年使われ続けている実績があり、過酷な環境でも壊れにくい。整備性も高く、パーツ供給も安定している。長く付き合える車としての信頼感は抜群だ。

さらに、再販モデルは燃費や排出ガス規制に対応しており、従来のV8エンジンよりも扱いやすくなった。日常使いにも対応できるバランスの良さが、ファン層をさらに広げている。


欠点:快適さを求める人には合わない

もちろん、完璧な車ではない。まず、乗り心地は硬く、街乗り中心の人には少し扱いづらい。全長約4.8m、幅約1.8mのボディは都心の狭い道では気を使う。最小回転半径も大きく、駐車もやや苦労する。

燃費もディーゼル車としては平均的で、WLTCモードで約10〜11km/L前後。頻繁に街中を走るユーザーには経済的とは言いづらい。さらに、豪華装備や静粛性を重視する人にとっては“質素すぎる”と感じるだろう。

価格もネックの一つだ。ベースグレードで約480万円からと、同クラスSUVと比べて高め。とはいえ、「この車格と信頼性を買う」と考えれば、納得できるという声も多い。


試乗して感じた「本物」の存在感

実際に運転してみると、ランクル70は他のどんな車とも違う。ステアリングは重く、ブレーキの踏みごたえもしっかり。電子制御が最小限なため、ドライバーの感覚がそのままクルマに伝わる。良くも悪くも“生きている機械”を運転している感覚だ。

特にオフロードに入ると、その真価がわかる。ぬかるみでも岩場でも、トラクションをしっかり確保して前に進む。電子制御に頼らず、物理的な駆動力で進む姿勢に、思わず「これがランクル70か」と唸る。


購入を検討する前に知っておきたいこと

復刻ランクル70は大人気で、現在も納期が非常に長い。新車で手に入れるには時間がかかるため、中古市場でもプレミア価格がついている。購入を考える際は、使用目的を明確にすることが重要だ。

・日常の通勤や街乗り中心なら、他のSUVの方が快適
・アウトドア、山道、雪道などで“道具”として使うなら最適
・長期的に所有して価値を楽しむなら大いにおすすめ

こうした使い方をイメージできる人にこそ、ランクル70は真価を発揮する。


ランクル70レビューまとめ:復刻モデルが教えてくれた「変わらない強さ」

試乗を終えて感じたのは、ランクル70は単なる“古い車の復刻”ではないということだ。むしろ、時代がどれだけ進んでも「本物のクルマとは何か」を問い続ける存在だと言える。

今のクルマは快適で安全で便利だ。でも、どこか“人間の出番”が減っている。その中でランクル70は、ドライバーの感覚を信じ、機械としての誇りを持って走る。そんな姿勢に、多くの人が惹かれるのだろう。

無骨で、頑固で、扱いづらい。でも一度ハンドルを握れば、そのすべてが愛おしくなる。
それが、ランクル70というクルマの魅力であり、復刻モデルが再び熱狂を呼ぶ理由だ。

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