最近、「コストコのガソリンが値上げした?」という声をSNSなどでよく見かけます。
実際のところ、どうなっているのでしょうか。この記事では、2026年1月時点での最新動向や、他のガソリンスタンドとの価格差、そして今後の見通しをわかりやすく整理してお伝えします。
コストコのガソリンは今いくら?最新価格をチェック
まず、気になるのは現在の価格。
2026年1月上旬の時点で、全国のコストコガスステーションではレギュラーガソリンがおおむね133円〜140円/L前後で推移しています。地域差はありますが、都市部でも140円台前半、地方では130円台というケースが多く、全国平均(約151円/L前後)より10〜15円ほど安い水準です。
例えば、大阪の和泉倉庫店ではレギュラー136円、ハイオク147円、軽油118円という価格が確認されています。
日によって変動しますが、どの地域でも「周辺スタンドより明らかに安い」という傾向が続いています。
値上げは本当?実際の動向と背景
「最近コストコのガソリンが値上がりした」という声が上がる理由のひとつは、市場全体のガソリン価格上昇です。
コストコが独自に値上げしているというよりも、世界的な原油価格の上昇や補助金政策の変化が反映されていると考えられます。
2025年末にかけて日本政府が実施してきたガソリン補助金は段階的に縮小され、さらに2025年12月末で「ガソリン税の暫定税率」が廃止予定とされています。
この制度変更によって税負担は軽減されるはずですが、同時に補助金がなくなるため、結果として価格はほぼ横ばいかやや上昇という見方が強いのです。
つまり、コストコ単体で「値上げをした」というより、全体の価格が底上げされた中で相対的に安さを保っているのが実情です。
他のガソリンスタンドと比べてどれくらい安い?
コストコの魅力はやはり「価格の安さ」。
他スタンドと比べると、1リットルあたり平均で10〜20円ほど安いことが多く見られます。
例えば、一般的な都市部のセルフスタンドではレギュラーが160円前後のこともありますが、同じ地域のコストコでは140円程度。
40Lの給油なら、1回で約800円の差。
月2回の給油でも1,600円、年間にすれば2万円近い節約になる計算です。
もちろん、これはあくまで目安。
地域によっては他のスタンドが特売日を設けていたり、独自の会員価格を設定している場合もあるため、「絶対に最安」とは限りません。
それでも、安定して低価格を維持している点がコストコの強みです。
コストコガソリンが安い理由
なぜコストコはこれほど安くできるのか。
その理由は、他のスタンドとは異なる会員制モデルとビジネス構造にあります。
- ガソリン単体では利益を追わない
コストコはガソリン販売で大きな利益を出すことを目的としていません。
むしろ低価格で提供することで「集客のきっかけ」にし、会員が倉庫店で買い物をする流れを作っています。 - 大量仕入れと物流効率
グローバル規模で燃料を仕入れるため、仕入れ価格を抑えることができます。
さらに店舗併設型の運営により、人件費や設備コストも効率化されています。 - 会員限定による安定需要
一般利用者がいないため、価格変動のリスクを最小限にできる。
会員からの安定した需要があり、一定の販売量を確保できる点も大きいです。
これらが組み合わさり、他社よりも安定した低価格を維持できるのです。
「Kirkland Signature」ブランドの品質も高評価
コストコで給油できるガソリンは、独自ブランドの「Kirkland Signature」として提供されています。
品質面では一般のJIS規格を満たすことはもちろん、不純物の少なさやオクタン価の安定性にも定評があります。
アメリカ本社では独自の品質検査プログラムを運用しており、日本でも同様の基準で品質管理が行われています。
つまり「安かろう悪かろう」ではなく、「安くて品質も安心」という点がコストコガソリンの大きな魅力です。
価格が変動する要因とは?
コストコの価格が変わる背景には、いくつかの外的要因があります。
- 原油価格の変動
原油は国際市場で取引されており、中東情勢や米国のシェールオイル生産状況、OPECの政策などに左右されます。 - 為替レート
円安が進むと、輸入原油のコストが上がります。特に2025年後半は円安傾向が続き、ガソリン価格上昇の一因となりました。 - 補助金や税制の変更
政府の補助金が縮小されると、販売価格に直結します。暫定税率の変更も同様です。 - 地域差と競合状況
周辺のガソリンスタンドとの価格競争も影響します。競合が多い都市部では価格が抑えられ、地方ではやや高めに推移する傾向があります。
コストコはこうした要因を反映しつつも、できる限り低価格を維持するよう調整しています。
コストコガソリンの利用条件と注意点
コストコのガソリンスタンドは、会員限定サービスです。
給油時にはコストコ会員証の提示が必要で、一般客は利用できません。
支払い方法も制限があり、基本的にはコストコグローバルカードやマスターカードブランドのクレジットカード、またはプリペイドカードが使用可能です。
また、店舗によって営業時間や支払い方法が異なるため、利用前に確認しておくのがおすすめです。
非会員の方が同行しても給油はできない点も覚えておきましょう。
今後のガソリン価格の見通し
今後のガソリン価格は、やはり税制と原油市場の動向次第です。
2026年は補助金が完全終了する可能性があり、価格は一時的に上昇することが予想されています。
ただし、国際的な需給バランスが落ち着けば、夏以降は再び安定する可能性もあります。
コストコの場合、こうした市場変動の中でも「できるだけ安く提供する姿勢」を維持する傾向が強く、
他スタンドに比べて急激な値上げは行われにくいと考えられます。
賢く使えば1年で数万円の節約も
コストコのガソリン価格は、単なる「安いスタンド」という枠を超え、生活コストの節約手段として活用できます。
日常的に車を使う人にとっては、年間を通して大きな差になります。
特に、コストコでの買い物や食料品のまとめ買いと組み合わせれば、
「行くついでに給油する」という習慣で効率よく節約が可能です。
会員費(年会費4,840円)を考慮しても、ガソリンだけで十分に元が取れるケースも少なくありません。
コストコのガソリン値上げ最新情報まとめ
最後にポイントを整理しておきます。
- 2026年1月時点で、コストコのガソリンは全国平均より10〜15円ほど安い
- 値上げというより、全体の市場価格上昇の影響を受けての調整
- 会員制・大量仕入れ・効率的運営で安さを維持
- 品質は高水準で、信頼性も確保
- 今後は税制・補助金政策次第で価格が変動する可能性あり
コストコのガソリンは、今後も「安く・安心して給油できる場所」であり続ける可能性が高いです。
値上げの動きが報じられても、他スタンドとの比較では依然として優位にあります。
ガソリン代が家計を圧迫する時代だからこそ、こうした情報をうまく活用して、
少しでも日常の出費を抑えていきたいところですね。
