バリ得こだまがついに値上げ!お得度は維持されるのか徹底検証

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こんにちは、新幹線旅好きの皆さん。今日はかつて「激安」として知られたある格安新幹線プランについて、じっくりお話ししたいと思います。そう、日本旅行が提供するバリ得こだま・ひかりのことです。最近、このプランが値上げされたんですよね。「もうお得じゃないの?」「まだ使う価値ある?」そんな疑問に、実際の数字と比較を交えながらお答えしていきます。

そもそも「バリ得こだま・ひかり」ってどんなプラン?

まず、このプランがどういうものか、改めて整理しておきましょう。

バリ得こだま・ひかりは、日本旅行が販売する山陽・九州新幹線の格安片道プランです。普通車指定席に乗れるだけでなく、セブン-イレブンで受け取れるポチッとギフトがセットになっているのが特徴です。

主な設定区間は、関西(例えば新大阪や新神戸)と九州(博多や小倉、熊本など)を結ぶ区間です。実施期間は決まっていて、例えば2025年10月1日から2026年3月31日までのような形で設定されています。

価格は季節や曜日によって変わりますが、2025年10月以降の例を挙げると、新大阪~博多間で大人11,600円から15,000円程度、新大阪~熊本間で15,400円から20,000円程度となっています。

値上げの実態とその背景

ここからが本題です。このプラン、確かに以前に比べると値上がりしているんです。

数年前、特に2024年4月より前のバリ得こだまは「激安」の名にふさわしい価格でした。新大阪~博多間が8,400円という価格で提供されていた時期もあれば、さらに過去には7,000円台、なんと5,000円台で販売されていたこともありました。それが2024年4月の値上げで約2,000円前後上昇し、現在の価格帯に落ち着いています。

なぜこんなに値上げされたのでしょうか?背景にはいくつかの理由が考えられます。

まず、JR西日本の業績悪化が指摘されています。利用者減少などが影響している可能性があります。また、JRグループ全体の運賃改定の流れに乗った値上げという側面もあるでしょう。さらに、人気商品の適正価格化という見方もできます。激安価格で多くの人に利用されましたが、その価格を維持することが難しくなったのかもしれません。

グリーン車にアップグレードする追加料金も、以前は1,000円程度で利用できたのに、現在はかなり引き上げられています。全体的に「割安感」が薄れてきているのは間違いなさそうです。

値上げ後も「お得」なのか?冷静に比較検証

では、値上げされた今、バリ得こだまはまだ「お得」と言えるのでしょうか?具体的に比較してみましょう。

新大阪~博多間の通常の指定席運賃は約14,750円です。値上げ後もバリ得こだまは、最低価格帯であれば通常料金より約3,000円安く、確かに割安感はあります。

しかし、ここで重要なのは「トレードオフ」について考えることです。バリ得こだまには厳しい制約がつきものです。大幅な値上げにより、「不便を我慢する対価としての激安度」という従来の魅力が確実に薄れています。

どんな制約があるのか、具体的に見ていきましょう。

まず、予約後の変更が一切できません。日程や列車、人数の変更が必要な場合は、取り消して新規予約するしかないんです。乗り遅れも厳禁で、指定列車に乗り遅れた場合、チケットは無効になります。途中下車も認められていません。

利用できる列車も限定されています。原則として「こだま」と一部の「ひかり」に限られ、速い「のぞみ」には乗車できません。しかも朝6時台や7時台など、選択肢が非常に限られる便が多いんです。

こうした厳しい条件を考えると、値上げされた分、以前よりも「我慢に対する見返り」が小さくなっていると感じる人も多いでしょう。

他にもある!お得な新幹線プランを比較

値上げ後は、他の選択肢と比較検討することがより重要になってきます。バリ得こだま以外にも、実はいろいろな格安新幹線プランが存在します。

例えば、JTBが提供するトクトクこだま・ひかりは、バリ得こだまとほぼ同じ条件・制約ですが、一部区間ではバリ得より安い場合があります。特典も異なり、福岡タワーのチケットが付いているものもあります。

JR西日本直営の行こっか!こだまは、300円分の利用券が付いているのが特徴です。制約はバリ得こだまと同様で、価格はほぼ同等かやや高めです。

東海道新幹線を利用するならぷらっとこだまが有力な選択肢になります。JR東海ツアーズが提供するこのプランは、東京~新大阪間など東海道区間専用で、チケットレス対応など利便性も高まっています。

また、こだま指定席きっぷはJR西日本のe5489などで販売されており、特に関西~山陽地方(岡山・広島)を移動する場合は、バリ得より安い可能性があります。

さらに忘れてはいけないのが、JR西日本やJR東海が提供するEX早割(EX7など)です。7日前や21日前など早期に予約することで割引が適用され、「のぞみ」利用可能な商品もあります。早期予約ができるなら、より速い列車を同程度の価格で利用できる可能性があるんです。

新幹線以外の選択肢も視野に入れて

少し視野を広げて、新幹線以外の移動手段も考えてみましょう。

高速バスは新大阪~博多間で4,000~8,000円前後が相場です。所要時間は8~10時間以上と長くなりますが、価格は新幹線の半額以下です。時間に余裕がある方には有力な選択肢です。

飛行機、特にLCC(格安航空会社)も検討する価値があります。事前予約であれば、関西~福岡間で5,000~10,000円前後で購入できる場合があります。空港へのアクセス時間を含めても、所要時間は新幹線と競合します。

あなたにはバリ得こだまが向いている?判断ポイントを整理

では、結局のところ、今のバリ得こだまはどんな人に向いているのでしょうか?判断ポイントを整理してみました。

以下の条件にすべて当てはまる方には、今でも有力な選択肢と言えるでしょう。

まず、スケジュールが確実に決まっており、乗り遅れるリスクが極めて低い方。早朝出発や長めの移動時間などの制約を受け入れられる方。そして、他の格安新幹線プラン(例えばJTBのトクトクこだま・ひかりなど)と比較しても、自分の利用する日程・区間で価格や空席に有利であることが確認できた方。

逆に、以下のいずれかに当てはまる方は、他の選択肢を検討した方が良いかもしれません。

スケジュールに変更の可能性がある方、乗り遅れが心配な方。のぞみで速く移動したい、列車の選択肢を増やしたいと考える方。関西~山陽地方(岡山・広島)のみの移動なら、「こだま指定席きっぷ」の方が安い可能性があります。また、東海道新幹線(東京~名古屋~大阪)の移動なら、「ぷらっとこだま」の方が安く、サービスも向上している場合があります。

バリ得こだまとこれからの付き合い方

総合的に判断すると、バリ得こだまの大幅値上げにより、かつての「圧倒的コストパフォーマンス」は確実に失われました。今やこのプランは「制約の多さを割り引いてもなお選ぶ価値があるか」が問われるサービスになったと言えるでしょう。

利用を検討する際は、必ず日本旅行の公式サイトで最新の料金と空席状況を確認することをお勧めします。同時に、JTBなど他社の類似プランや、EX早割(EX7など)などJR公式の割引切符ともじっくり比較してみてください。

旅の計画は、単に安いかどうかだけでなく、時間や柔軟性、快適さとのバランスで考えることが大切です。値上げされたバリ得こだまが、あなたの旅の選択肢の一つとして、まだ輝きを保っているかどうか。今回の情報が、その判断の参考になれば幸いです。

結局のところ、値上げ後のバリ得こだまの真価は、それぞれの旅のスタイルや優先順位にかかっているのです。

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