「鏡を見るたびに、あのシミが気になる……」
「コンシーラーを塗っても、逆にそこだけ浮いて目立ってしまう」
「厚塗り感が出てしまって、老けて見えるのが悩み」
そんな風に感じたことはありませんか?シミを隠そうと一生懸命塗り重ねるほど、なぜか不自然な仕上がりになってしまう。実はそれ、テクニック以前に「色選び」の法則を知らないだけかもしれません。
シミを魔法のように消し去り、まるで素肌がきれいになったかのように見せるには、ちょっとしたコツがあります。今回は、プロも実践している「浮かない・崩れない」コンシーラーの色の選び方を、初心者の方にも分かりやすくお伝えします。
なぜあなたのコンシーラーは「シミ」の上で浮いてしまうのか?
「肌の色に合わせて選んだはずなのに、塗るとグレーっぽくなる」という経験はありませんか?
実は、シミを隠すときに自分の肌と同じ色、あるいは肌より明るい色を選んでしまうと、シミの茶色い色素が透けて「濁り」に見えてしまいます。これが「浮き」の正体です。
シミは肌の他の部分よりも色が濃いため、まずはその濃い色を「中和」してあげる必要があります。画用紙に描いた黒い線を、薄いベージュの絵の具で塗りつぶそうとしても、なかなか消えませんよね。それと同じで、シミにはシミ専用の「打ち消し色」が必要なのです。
シミの種類と色で決める!失敗しない色の選び方
シミと一言で言っても、その原因や色は人それぞれ。自分のシミがどのタイプに当てはまるかチェックして、最適な色を選びましょう。
茶シミ・色素沈着には「オレンジ・ピンク系」
日焼けや摩擦による一般的な茶色いシミには、オレンジやピーチ寄りのピンク系が特効薬です。茶色の反対色に近い暖色系を重ねることで、色の彩度を補正し、健康的な肌色に近づけてくれます。
濃いシミ・肝斑には「肌よりワントーン暗め」
境界線がはっきりした濃いシミや、広範囲に広がる肝斑には、思い切って「自分の肌より一段暗いベージュ」を選んでください。「暗い色を塗ったら顔が暗くなるのでは?」と不安になるかもしれませんが、これが一番の近道。一度暗い色でシミの存在を消してから、その上をファンデーションで整えると、驚くほど自然に仕上がります。
赤みのあるシミ・ニキビ跡には「イエロー・グリーン系」
炎症が残っているような赤っぽいシミには、赤を打ち消す黄色や緑のコントロールカラー機能を持ったコンシーラーが有効です。赤みをフラットにすることで、厚塗りを防げます。
薄いシミ・そばかすには「肌と同色のベージュ」
全体に点在する薄いシミなら、普段使っているファンデーションと同じ色のリキッドタイプで十分です。広範囲に塗る場合は、肌馴染みの良さを優先しましょう。
形状別!テクスチャーを使い分けてプロの仕上がりに
色が決まったら、次は「形」に合わせたタイプを選びましょう。
点のシミには「スティック・ポット型」
ペンシルやスティック、小さな容器に入った固形タイプは、油分が少なく硬めの質感が特徴です。狙った場所にピタッと留まるので、濃いシミをピンポイントで隠すのに最適です。
スティックコンシーラー面のシミ・そばかすには「リキッド・クリーム型」
チップで塗るリキッドタイプなどは、伸びが良く保湿力が高いのが魅力です。広範囲に塗ってもシワに溜まりにくく、表情の動きにフィットしてくれます。
リキッドコンシーラー絶対に崩さない!「浮かない」塗り方の4ステップ
良い色を選んでも、塗り方が間違っていては台無しです。プロが現場で行っている、時間が経ってもヨレない基本のステップをご紹介します。
ステップ1:塗る順番を間違えない
使うファンデーションの種類によって、コンシーラーを塗るタイミングが変わります。
- パウダーファンデ派:下地 → コンシーラー → ファンデーション
- リキッド・クッション派:下地 → ファンデーション → コンシーラー
リキッド系の上にコンシーラーを重ねる方が、色の微調整がしやすく、よりナチュラルに仕上がります。
ステップ2:シミより一回り大きく「置く」
シミの真上に、シミより少しだけ大きくコンシーラーをのせます。このとき、指でベタベタ広げないのが最大のポイント。細いブラシを使うと、より正確に「置く」ことができます。
コンシーラーブラシステップ3:境界線だけをぼかす
ここが一番重要です。シミの真上は絶対に触りません。
触るのは「コンシーラーと肌の境目」だけ。指の腹やスポンジの角を使って、外側に向かってトントンと優しく叩き込み、周囲の肌と馴染ませます。中央を触ってしまうと、せっかくのカバー成分が剥げて、またシミが顔を出してしまいます。
ステップ4:お粉で「蓋」をする
仕上げに必ずフェイスパウダー(お粉)を重ねましょう。コンシーラーの油分をパウダーが吸着し、肌にしっかり固定してくれます。パフでこすらず、垂直にそっと押さえるようにのせるのがコツです。
迷ったらこれ!おすすめのコンシーラーパレット
「自分のシミが何色か判断できない」「場所によってシミの色が違う」という方には、複数の色がセットになったパレットタイプがおすすめです。
パレット上で色を混ぜて、自分の肌にぴったりの「マイカラー」を作ることができます。ハイライトカラーも入っているものを選べば、シミを隠した後に明るさを足すこともできて便利ですよ。
コンシーラーパレットまとめ:コンシーラーの色選びでシミ悩みから卒業しよう
シミを隠すことは、単に肌を白くすることではありません。
自分のシミの色を見極め、それを打ち消す「補色」を賢く選ぶこと。そして、境界線だけを馴染ませる正しいテクニックを身につけること。
この2点さえ押さえれば、厚塗りに頼らなくても、驚くほど自然で清潔感のある肌を手に入れることができます。
「隠さなきゃ」というプレッシャーから解放されて、メイクをもっと楽しんでみませんか?まずは今日から、自分のシミをじっくり観察して、最適な「消し色」を探してみてください。
コンシーラーの色選びをマスターして、シミを気にせず笑える毎日を手に入れましょう!
あわせてチェックしたいアイテム
メイクの持ちをさらに高めるなら、高機能な化粧下地との併用もおすすめです。
化粧下地

