「ファンデーションを買いに行ったけれど、結局どの色が正解か分からず帰ってきた」「家で塗ってみたら、顔だけ浮いて見えてショック……」なんて経験、ありませんか?
リキッドファンデーションは、カバー力やツヤ感、キープ力の高さから大人気のアイテムですが、実は「色の選び方」が最も難しいアイテムでもあります。店頭の照明では綺麗に見えても、外に出ると「あれ?」となることも少なくありません。
自分の肌にぴったりの色を見つけることは、メイクの完成度を8割決めると言っても過言ではありません。この記事では、初心者の方でも今日から実践できるリキッド ファンデ 色 選び方の決定版を、プロの視点から分かりやすくお伝えします。
なぜリキッドファンデーションの色選びは失敗しやすいのか?
まず、なぜ私たちがこれほどまでにファンデの色選びで迷うのか、その理由を整理しておきましょう。
1つ目の理由は、ブランドによって「標準色」の定義がバラバラだからです。A社の標準色がB社ではかなり明るめだったり、逆にピンクが強かったりすることは日常茶飯事です。
2つ目の理由は、リキッド特有の「酸化」という現象です。リキッドファンデーションは水分や油分を含んでいるため、空気に触れて時間が経つと、肌の上で少し色が沈んだり、くすんだりすることがあります。塗った瞬間は完璧でも、夕方になると顔色が暗く見えるのはこのためです。
3つ目は、周囲の「光」の影響です。ドラッグストアや百貨店の照明は、肌を美しく見せるように設計されています。その光の下で選んだ色が、太陽光の下では不自然に見えるというのは、よくある落とし穴なのです。
これらのハードルを乗り越えて、最高の1本に出会うための具体的なステップを詳しく見ていきましょう。
自分の肌の「パーソナルカラー」を正しく把握する
色選びの最初の羅針盤となるのが、自分の肌のベースカラー(アンダートーン)を知ることです。大きく分けて「イエローベース(イエベ)」と「ブルーベース(ブルベ)」の2種類があります。
イエベの方は、肌に黄みがあり、温かみのある印象を持っています。手のひらが黄色っぽかったり、手首の血管が緑色に見えたりするのが特徴です。似合うアクセサリーはゴールド系で、日焼けをすると肌が黒くなりやすい傾向があります。
ブルベの方は、肌に青みやピンクみがあり、涼しげで透明感のある印象です。手のひらがピンクや紫っぽく、血管が青や赤に見えます。シルバー系のアクセサリーが肌に映え、日焼けをすると赤くなってすぐ冷めるタイプが多いです。
ファンデーションの色名には、これらを反映した名前が付けられています。
- イエベ向け:ベージュ、ベージュオークル、ハニー、ウォーム
- ブルベ向け:ピンクオークル、ローズ、クール、ピンク
- 中間・ニュートラル:オークル、ナチュラル
自分のベースカラーと正反対の色を選んでしまうと、顔色が悪く見えたり、厚塗り感が強調されたりするため、まずは自分がどちらのタイプかを知ることが大切です。
フェイスラインこそが「正解」を教えてくれる場所
いざ店頭で色を試すとき、多くの人がやってしまいがちなのが「手の甲」で色を見ることです。しかし、手の甲は顔よりも日焼けしていたり、逆に白かったり、キメの細かさが全く異なったりします。
正しいリキッド ファンデ 色 選び方の鉄則は、必ず「フェイスライン」で試すことです。
具体的には、頬の一番高い部分から顎のライン、そして首にかけて、3色ほどを縦にスッと伸ばしてみてください。
- 自分が「これかな?」と思う本命の色
- それよりも一段明るい色
- それよりも一段暗い色
この3本を並べたとき、首との境目が最も自然に馴染み、遠目で見たときに「色が消えて見えるもの」が、あなたのベストカラーです。首の色に合わせすぎると顔が暗くなりすぎることがあるため、顔と首の「中間点」を探すのがコツです。
明るさ選びのポイントは「なりたい印象」で決める
色味が決まったら、次は「明るさ(トーン)」です。ここでのポイントは、肌の色に合わせるだけでなく、自分がどう見られたいかを考慮することです。
もし「透明感を出したい」「華やかな印象にしたい」のであれば、首の色よりも半トーンだけ明るいものを選んでみてください。逆に「落ち着いた印象にしたい」「小顔に見せたい」「肌トラブルをしっかり隠したい」のであれば、首の色と全く同じか、ごくわずかに落ち着いた色を選ぶのが正解です。
ただし、リキッドファンデーションは前述の通り、時間が経つと皮脂と混ざって少し暗くなる傾向があります。迷ったら、ほんの少しだけ明るめを選んでおくと、夕方のくすみを防げる場合が多いですよ。
例えば、人気のあるエスティーローダー ダブルウェアのようなリキッドファンデーションは、カラーバリエーションが非常に豊富です。こういった製品を選ぶ際は、自分の今の肌色だけでなく、1日過ごした後の「沈み具合」まで計算に入れるのが上級者の選び方です。
オンラインで失敗しないための「比較」テクニック
最近はネットでコスメを買う機会も増えましたよね。テスターが触れないオンラインでの色選びは、さらに難易度が上がります。そんな時は「今持っているファンデーション」を基準にしましょう。
多くのブランドの公式サイトには、他社製品との色比較チャートや、スマートフォンのカメラを使ったAI診断ツールが用意されています。
また、口コミサイトで自分と同じ肌質・肌色の人のレビューを徹底的に読み込むのも有効です。「普段メイベリン フィットミー リキッドファンデーションの112番を使っているけれど、このブランドなら10番がぴったりだった」といった具体的な書き込みは非常に参考になります。
もし、どうしても2つの色で迷ってしまったら、オンライン購入では「明るい方」を選ぶことをおすすめします。暗すぎるファンデーションを明るくするのは難しいですが、明るすぎるファンデーションは、シェーディングとして使ったり、暗めのフェイスパウダーを重ねたりすることで調整が可能だからです。
季節によって「肌色」は変化することを忘れずに
意外と見落としがちなのが、季節による肌色の変化です。
夏場はどんなに日焼け止めを塗っていても、わずかに肌のトーンは落ちます。逆に冬場は乾燥や血行不良で青白くなったり、日焼けが冷めて明るくなったりします。
つまり、1年中同じ色のファンデーションを使っていると、どこかのタイミングで「色が合わない」と感じる瞬間がやってきます。理想を言えば、夏用と冬用の2色を使い分けるのがベストです。
季節の変わり目には、手持ちのランコム タンイドル ウルトラ ウェア リキッドのようなファンデーションを、手の甲で今の肌色と照らし合わせてみてください。もし違和感があれば、それは買い替え時、あるいは色を混ぜて調整するタイミングかもしれません。
もし「失敗した色」を買ってしまったら?
慎重に選んでも、どうしても失敗してしまうことはあります。「高かったのにもったいない……」と引き出しの奥に眠らせる前に、救済処置を試してみましょう。
1. 明るすぎた場合
顔全体に塗るのではなく、ハイライトとして活用してください。おでこの中心、鼻筋、目の下の三角ゾーン、顎先にポイント使いすることで、顔に立体感が生まれます。また、手持ちの暗めのBBクリームやコントロールカラーと混ぜるのもアリです。
2. 暗すぎた場合
これは絶好の「シェーディング」になります。フェイスラインや頬のコケが気になる部分に塗ることで、自然な影を演出でき、小顔効果が狙えます。あるいは、トーンアップ効果の強い白い化粧下地と混ぜることで、ちょうど良い明るさに調整できます。
3. 黄みが強すぎた・赤みが強すぎた場合
コントロールカラーの下地を味方につけましょう。黄みが強いならパープルの下地、赤みが強いならグリーンの下地を先に塗っておくことで、ファンデーションの色味を中和して、肌の上で理想の色に近づけることができます。
おすすめのリキッドファンデーションと色選びのヒント
ここで、色展開が豊富で自分に合った色を見つけやすい名品をいくつかご紹介します。
まず、圧倒的なカラーバリエーションを誇るのがM.A.C スタジオ フィックス フルイドです。アジア人の肌に合わせた細かい色設計がされているため、必ずと言っていいほど「運命の1色」が見つかります。
プチプラで探しているなら、ケイト リアルカバーリキッド セミマットも優秀です。色の系統が分かりやすく整理されており、ドラッグストアでも比較しやすいのが魅力です。
ナチュラルな仕上がりが好みなら、ADDICTION ザ ファンデーション リフトグロウもチェックしてみてください。薄膜で仕上がるため、多少色がズレていても肌に溶け込みやすく、失敗が少ないのが特徴です。
どの製品を選ぶにしても、まずは自分のベースカラーを決め、次にフェイスラインで明るさを確認するという手順を飛ばさないようにしましょう。
まとめ:リキッド ファンデ 色 選び方で理想の肌を手に入れる
リキッドファンデーションの色選びは、単なる作業ではなく「自分自身の肌を深く知る」プロセスでもあります。
自分の肌がイエベなのかブルベなのか、どの程度の明るさがあるのか、そして時間が経つとどう変化するのか。これらを理解した上で選んだ1本は、あなたの自信を何倍にも引き立ててくれるはずです。
最後に、これまでのポイントをおさらいしましょう。
- 自分のパーソナルカラー(イエベ・ブルベ)を把握する
- 必ず「フェイスライン」で、首との境界線をチェックする
- 「なりたい印象」に合わせて、半トーンの明るさを微調整する
- オンラインでは口コミと比較ツールをフル活用する
- 季節ごとの肌色の変化に敏感になる
この記事でご紹介したリキッド ファンデ 色 選び方を実践すれば、もう「ファンデの色選びで失敗した!」と後悔することはありません。
鏡を見るのが楽しくなるような、あなたにとって最高のファンデーションに出会えることを心から願っています。まずは、自分のフェイスラインに3本の色を乗せてみることから始めてみませんか?
