二人目の妊娠がわかって、まず頭をよぎったのは「またあの寝不足の日々が来るのか」という恐怖でした。正直なところ、一人目のときのような「何を買えばいいんだろう」という不安はもうありません。むしろ問題は別のところにあったんです。
「上の子の相手をしながら、どうやって新生児のお世話を回すのか」
これが二人目育児の最大の壁だと、私は身をもって知りました。一人目のときは、赤ちゃんが寝ている間に自分も休めた。でも二人目はそうはいかない。上の子が起きている限り、休憩なんてありません。公園にも連れて行かなきゃいけないし、ご飯も作らなきゃいけない。
そんな二人目育児を少しでもラクにするために、本当に買ってよかったアイテムを正直ベースでお届けします。お下がりで済ませたもの、逆に買い直して後悔したものの話も交えながら、リアルな視点でまとめました。
二人目育児で「お下がりではダメだった」もの
まず最初にお伝えしたいのは、一人目のときと同じ感覚でいると確実に痛い目を見るということです。
私が最初にやらかしたのは哺乳瓶の使い回し。一人目のときはピジョンの母乳実感を使っていて、特に問題なく飲んでくれていたので、二人目も同じでいいだろうと消毒だけして準備していました。ところが、いざ使ってみるとまったく飲まない。乳首の形が合わなかったのか、それとも味が違ったのか、とにかく嫌がって大泣き。結局、夜中に慌ててドラッグストアに走るはめになりました。
先輩ママたちの声を聞いてみると、こうした「上の子と好みが違った」というケースは本当に多いようです。おしゃぶりも然り。一人目がお気に入りだったものが、二人目にはまったく受け入れられないなんて日常茶飯事です。
また、衛生面で買い替え必須なのが哺乳瓶の乳首。見た目はきれいでも、シリコンは経年劣化します。これはケチらずに新しいものを用意しておきましょう。
二人目だからこそ買ってよかった便利アイテム
さて、ここからが本題です。一人目のときは「なくてもなんとかなる」と思っていたけれど、二人目では「これがないと無理」と痛感したアイテムを紹介します。
ベビーモニターはもはや必須装備
一人目のときは「同じ部屋で寝てるし、いらないでしょ」と思っていたベビーモニター。二人目で初めて導入して、その便利さに震えました。
上の子とリビングで遊んでいる最中に、寝室で寝ている赤ちゃんの様子が確認できる。これだけでどれだけ心の余裕が生まれるか。特に「赤ちゃんが静かすぎて呼吸してるか心配」という瞬間、モニター越しに胸の動きが確認できる安心感は計り知れません。
私が使っているのはパナソニックのパナソニック ベビーモニターです。夜間でも鮮明に見える画質と、温度センサーがついているので寝室が暑くなりすぎていないかもチェックできます。上の子が大きくなって別室で寝るようになってからも使えるので、長い目で見ればお得でした。
新生児から使える抱っこ紐は「セカンド」が正解
二人目育児で絶対に外せないのが、新生児からサッと使える抱っこ紐です。一人目のときはエルゴの抱っこ紐をメインで使っていましたが、これがけっこうかさばる。公園に行くたびに装着するのが面倒で、つい上の子を追いかけるのに手が回らなくなりがちでした。
そこで活躍したのがコニー抱っこ紐です。生地が薄くてコンパクトなので、上の子の送り迎えや公園遊びのときにさっと取り出して使えます。冬場は上着の下に仕込んでおけるのも便利。ただし、使えるのは生後数ヶ月までと期間が短いので、その点だけは注意が必要です。
もっと長く使いたい人にはベビービョルン ベビーキャリア MINIがおすすめ。新生児から1歳頃まで使えて、装着も簡単。何より上の子が「抱っこして」とぐずったときに、赤ちゃんをさっと抱っこ紐に入れて両手を空けられるのが本当に助かります。
バウンサーは「安全な避難場所」として機能する
一人目のときはバウンサーって「ゆらゆら揺れて赤ちゃんが気持ちよさそう」くらいの認識でした。でも二人目では用途がまったく違います。
上の子が急に走り出したり、おもちゃを振り回したりしたとき、赤ちゃんを一時的に避難させる場所としてバウンサーが大活躍。床に直置きしていると、上の子がうっかり踏みそうになったり、おもちゃを落としたりする危険があるんですよね。
私はベビービョルン バウンサー バランスソフトを使っています。目線が少し高くなるので赤ちゃんも機嫌が良く、お風呂上がりのケア中や離乳食の準備中にも重宝しています。折りたためばコンパクトになるので、リビングの隅に置いておけます。
もっと手頃な価格で探している人にはリッチェル バウンシングシートNも評判がいいです。軽量で持ち運びしやすく、上の子が「赤ちゃん見たい!」と近づいてきたときも安定感があります。
電動鼻吸い器は一家に一台レベル
これは二人目関係なく、子育て家庭の必須アイテムかもしれません。一人目のときは口で吸うタイプの鼻吸い器を使っていましたが、上の子が保育園で風邪をもらってくるようになってからは、それでは太刀打ちできなくなりました。
ピジョン 電動鼻吸い器を導入してからは、鼻水との戦いが格段にラクに。吸引力が強くて、奥に詰まった鼻水もしっかり取れます。何より上の子と赤ちゃんの両方に使えるので、家族全員の鼻風邪シーズンを乗り切れます。
湯上がりケープでワンオペ風呂を攻略
これこそ二人目育児の救世主と言っていいでしょう。一人目のときは「バスタオルで十分」と思っていた湯上がりケープ。でも上の子と赤ちゃんを同時にお風呂に入れるワンオペ状態では、バスタオルで拭いている余裕なんてありません。
ベビーグース 湯上りバスローブを赤ちゃんにさっと被せれば、それだけで保湿ケアまでの時間が稼げます。上の子に「自分で着てね」と言っておけば、その間に赤ちゃんの保湿もできる。これがない生活にはもう戻れません。
買い直して後悔したもの、お下がりで十分だったもの
正直なところ、二人目で「これは買わなくてよかった」と思ったものもあります。
まずベビーベッド。一人目のときは張り切って買いましたが、結局添い寝が多くてほとんど使わず。二人目は最初からベビー布団だけで十分でした。スペースも取らないし、夜中の授乳もラク。
あとはおしゃれなベビー服。二人目は上の子のお下がりが大量にあるので、新品を買うのは本当に特別なときだけ。生後すぐの肌着類はさすがに新調しましたが、それ以外はほとんどお下がりでまかなっています。
逆に買い直して後悔したのは哺乳瓶の本数。一人目のときは6本も持っていたので、二人目も同じだけ用意したのですが、実際に使うのはせいぜい3本程度。洗って消毒してをこまめにやれば、それで十分回ります。特に上の子がいると洗い物の量がハンパないので、あえて本数を減らすのが正解でした。
上の子との年齢差で変わる「買ってよかった」の基準
これは意外と見落としがちなポイントです。上の子の年齢によって、必要なアイテムはガラッと変わります。
年子や2歳差の場合は、とにかく上の子の目が離せない時期。先ほど紹介したバウンサーやベビーモニターが本当に重宝します。また、ベビーカーも二人乗りタイプを検討する価値があります。
一方、上の子が幼稚園や小学生になっている場合は、また事情が違います。ある程度こちらの言うことを理解してくれるので、赤ちゃんのお世話に集中できる時間が増えます。ただし、そのぶん「赤ちゃんばかりでずるい」という嫉妬問題が出てくることも。そんなときは上の子と赤ちゃんのツーショット写真を撮ってあげると機嫌が直ったりします。
時短家電という視点も忘れずに
二人目育児で大切なのは、赤ちゃん用品だけではありません。家事の時短も同じくらい重要です。
食洗機は本当に買ってよかった。哺乳瓶や離乳食の食器を手洗いする時間がゼロになるだけで、一日の余裕が全然違います。一人目のときは「まあ手洗いでいいか」と思っていましたが、二人目を機に導入して大正解でした。
ロボット掃除機も同じく。上の子が食べこぼしたお菓子のかけらや、赤ちゃんがハイハイする床を常にきれいに保つのは至難の業です。寝ている間や外出中に掃除してくれるだけで、床への不安が激減します。
二人目育児で買ってよかったものは「心の余裕」を生むもの
ここまでいろいろなアイテムを紹介してきましたが、結局のところ二人目育児で買ってよかったものの共通点は「心の余裕を生んでくれるかどうか」だと思います。
一人目のときは、赤ちゃんのお世話に集中できました。泣いたらすぐ抱っこできるし、寝ている間に休むこともできた。でも二人目は違います。上の子の予定に振り回されながら、赤ちゃんのお世話もしなければならない。常に時間との戦いです。
だからこそ、少しでも負担を減らしてくれるアイテムには積極的に頼るべきだと痛感しました。お金で解決できることは、どんどんお金で解決していい。そう思えるようになったのも、二人目育児の大きな学びです。
これから二人目を迎える方、今まさに二人目育児の真っ最中の方。どうか自分を責めないでください。完璧な育児なんてどこにもありません。便利なものに頼りながら、家族みんなで乗り切っていきましょう。
