「クリオネシリーズが終売って本当?」そんな声がSNSや口コミで相次いでいます。
長年、自然に“盛れる”と人気だったLARME(ラルム)のカラコン・クリオネシリーズ。なぜ突然姿を消してしまったのか、そしてもう二度と手に入らないのか——。この記事では、終売の背景や再販の可能性、そして代わりに選べるおすすめの代替商品までを丁寧に解説していきます。
クリオネシリーズとは?愛用者が多かった理由
まず、クリオネシリーズとは何かをおさらいしておきましょう。
LARME(ラルム)ブランドから発売されていたカラコンシリーズで、「クリオネラテ」「クリオネアーモンド」「クリオネメープル」「クリオネタルト」などの人気カラーが展開されていました。ナチュラルでありながら瞳を大きく見せ、柔らかい印象に仕上がるデザインが特徴。
「裸眼っぽいけどちゃんと盛れる」「学校や職場でも浮かない」といった声も多く、日常使いにも向いていたシリーズです。
1dayタイプと1monthタイプがあり、使い勝手の良さも人気の一因でした。
しかし、近年オンラインショップや口コミサイトでは「在庫限り」「終売」「販売終了」という表示が目立つようになり、ファンの間で動揺が広がっています。
クリオネシリーズが終売になった理由とは?
実際に複数の通販サイトでは、「在庫限りで終売となります」「旧シリーズとはスペック・デザインが異なります」といった表記が確認されています。
では、なぜ販売終了に至ったのでしょうか。主な理由として考えられるのは以下の4つです。
1. リニューアル・仕様変更のための整理
LARME(ラルム)公式取扱店では「旧シリーズとはスペックが異なります」「販売終了した1month・1dayから2カラーずつ再登場」と明記されており、リニューアルを伴う仕様変更が行われたことが分かります。
つまり、クリオネシリーズは旧仕様を終売とし、素材やデザインをアップデートした新シリーズに移行した可能性が高いです。
2. 市場トレンドの変化
カラコン市場では、より高機能で快適な「シリコーンハイドロゲル」素材が主流になりつつあります。
従来の低含水率レンズは酸素透過率や装用感の面で新モデルに劣るため、メーカー側も新素材への切り替えを進めていると考えられます。
ユーザーが「付け心地」「乾きにくさ」を重視するようになった今、旧シリーズの需要が減少したのも自然な流れです。
3. コスト・生産体制の見直し
長く販売されていたシリーズは、生産ラインや原材料の確保が難しくなることがあります。特に人気カラーに偏りがある場合、採算面で継続が難しくなるケースも。
メーカーがブランド全体の再構築を行う中で、クリオネシリーズが整理対象になったと見るのが妥当です。
4. 法令・承認関連の更新
カラコンは医療機器として扱われるため、承認番号や素材基準が更新されると、旧モデルのまま販売を続けることが難しくなります。
クリオネシリーズも、こうした法的手続きや新基準への対応に伴い、終売という判断が下された可能性があります。
現在の在庫状況と購入の注意点
「もう買えないの?」と不安になる方も多いですが、実はまだ一部の通販サイトでは在庫が残っています。
ただし、すべて「在庫限り」「再入荷予定なし」と記載されており、今後の継続販売は望めません。
在庫が残っているうちに購入する場合は、次の点に注意しましょう。
- 信頼できるショップから購入すること
終売品は転売・中古流通が増える傾向があります。必ず正規取扱店や公認通販サイトを利用しましょう。 - 仕様の違いを確認すること
旧モデルとリニューアル後の新モデルは、DIA・着色直径・含水率などが異なる場合があります。パッケージや承認番号をチェックすることが大切です。 - 度数やカラーの欠品に注意
人気度数(−3.00前後など)や特定カラーは早めに売り切れます。見つけたら迷わず確保しておくのが安心です。
再販や復刻の可能性はある?
結論から言えば、「完全な復刻」は現時点では確認されていません。
しかし、前述の通り「リニューアルして再登場したカラーがある」という情報があります。
これは、クリオネシリーズがブランドとして完全に消えたのではなく、“新しい形で再構築された”と考えられます。
LARME(ラルム)ブランドはトレンドやユーザーの声を反映したアップデートを重ねており、今後も「クリオネ」に近い世界観を持つ新カラーが登場する可能性があります。
過去にも、人気が高かった限定カラーが仕様変更を経て復活した例もあるため、再販のチャンスはゼロではありません。
クリオネシリーズの代わりに選びたいおすすめ商品
「クリオネのようなナチュラルで盛れるカラコンが欲しい」という人に向けて、代替として検討できるシリーズを紹介します。
いずれも装用感・デザイン・色味が近く、クリオネ愛用者にも違和感が少ないラインです。
LARME MELTY SERIES(ラルム メルティシリーズ)
同ブランド内で人気の高いシリーズ。水光感のあるツヤ仕上がりと、透明感のある発色が特徴。
“回らない水光レンズ”としてSNSでも話題で、ナチュラルさとトレンド感を両立しています。
クリオネシリーズが好きだった人には特におすすめです。
LARME 1month Silicone
高含水・シリコーンハイドロゲル素材を採用した快適設計。
旧モデルから乗り換えるユーザーも多く、「装用感が格段に良くなった」と評価されています。
デザインは上品で、瞳の輪郭をさりげなく強調するタイプが中心です。
他ブランドの近似モデル
他社製でも「裸眼風ブラウン」「13.6〜13.8mmの着色直径」「ぼかしフチ」など、クリオネの系統に近いモデルが数多く存在します。
例として「フランミー オレンジブラウニー」や「キャンディーマジック ワンデー マリアージュモカ」などが挙げられます。
どちらも自然に瞳をトーンアップさせる仕上がりで、使用感も安定しています。
愛用者のリアルな声
SNSでは「クリオネラテが終売でショック」「在庫をまとめ買いした」という投稿が多数見られます。
中には「新しいシリーズも良いけど、やっぱりあのデザインが好きだった」という声も。
長く使っていた愛用者ほど、微妙な発色やサイズ感の違いに敏感です。
とはいえ、代替シリーズの評価も上々で、「装用感が軽くなった」「乾きにくくなった」といったポジティブな意見も多く見られます。
時代に合わせた素材改良が進んでいる今、リニューアル後のシリーズを試してみる価値は十分あります。
まとめ|クリオネシリーズ終売の理由とこれから
クリオネシリーズの終売は、
・リニューアル・仕様変更
・市場トレンドの変化
・製造コストや法令対応
といった複数の要因が重なった結果と考えられます。
完全な生産終了ではあるものの、一部カラーは新仕様として再登場しており、ブランドとしては継続的な進化を続けています。
もし旧モデルを愛用していた場合は、在庫があるうちに確保しておくか、後継シリーズを検討するのが賢明です。
クリオネシリーズは“終売”という形で一区切りを迎えましたが、そのデザインや世界観は今も次のシリーズに受け継がれています。
「自然に盛れる」その魅力を求めて、新しい出会いを探してみてはいかがでしょうか。

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