最近SNSや掲示板などで「ズバーンが終売したらしい」「どこにも売ってない」という声を見かけます。
あの“ズバーン！”の濃厚な味わいにハマった人なら、突然見かけなくなって不安になりますよね。
そこで今回は、ズバーンが本当に販売終了しているのか、その背景や再販の可能性を徹底的に調べてみました。
「ズバーン」とは？こだわり抜かれた袋麺ブランド
ズバーン（ZUBAAAN！）は、東洋水産（マルちゃん）が展開する袋麺シリーズ。
「お店の味をおうちで」をコンセプトに、麺の食感とスープのクオリティを極めたプレミアム系の即席麺として登場しました。
乾燥麺ながらも“まるで生麺”のようなもちもち感を再現した独自製法が特徴で、
「背脂濃厚醤油」「旨コク濃厚味噌」「横浜家系醤油豚骨」など、ラーメン好きの心をくすぐる濃厚系ラインナップが揃っていました。
発売当初はコンビニやスーパーでもよく見かけ、SNSでも「想像以上においしい」「家でこのクオリティはすごい」と話題になりました。
それだけに、最近の“姿を消した”という噂は気になりますよね。
本当に終売なの？公式情報を確認してみた
まず結論から言うと、「ズバーンがシリーズ全体として終売になった」という公式発表は出ていません。
東洋水産の公式サイトでも依然としてブランドページが存在し、複数のフレーバーが掲載されています。
ただし、一部の味に関しては“製造終了”が正式にアナウンスされました。
具体的には、「ズバーン にんにく旨豚醤油」味が2024年夏頃に製造終了となったことを、東洋水産の公式X（旧Twitter）が発表しています。
つまり、「ズバーン=すべて終売」ではなく、「一部フレーバーが終了した」というのが正確な現状です。
「売ってない」と感じる理由と流通の変化
では、なぜ多くの人が「終売した」と感じているのでしょうか。
理由はいくつかあります。
- 店舗での取扱いが減った
発売当初は全国のスーパーやコンビニで展開されていましたが、現在は一部の店舗や地域でしか見かけません。
量販店では売り切れや入荷未定が続き、コンビニではほぼ取り扱いがない状態です。 - 流通数が絞られている
人気の割に生産量が限定されているため、販売チャネルが縮小。
入荷してもすぐ売り切れてしまうことが多く、「見かけない＝終売？」という印象を持たれやすい状況になっています。 - 新商品との入れ替え
東洋水産では「マルちゃん正麺」など複数のシリーズを展開しており、棚の入れ替え時期にズバーンの取り扱いが減少している可能性もあります。
これが「シリーズごと消えた」と感じられる一因でしょう。
ズバーンの販売終了に見える背景
一部のフレーバーが終了した背景には、市場環境の変化が関係していると考えられます。
1. 濃厚系ラーメン市場の競争激化
ズバーンが登場した頃は「濃厚・こってり系」袋麺が一大トレンドでした。
しかし最近は健康志向やライトな味わいが好まれる傾向が強まり、脂系のラーメンがやや逆風に。
同ジャンルのライバルである日清「これ絶対うまいやつ！」や明星「中華三昧」なども多様化しており、ポジションが重なりやすくなっています。
2. コスト・物流の問題
袋麺業界全体で原材料費や輸送コストの高騰が続いており、シリーズごとにラインナップを絞る動きが見られます。
東洋水産も、需要が安定していないフレーバーから順次整理していると考えられます。
3. 販売チャネルの最適化
最近では「店頭販売」よりも「EC限定」「特定店舗限定」といった戦略が増えています。
ズバーンも一部オンラインショップで継続販売が確認されており、販路を絞った再展開を行っている可能性があります。
まだ買える？ズバーンの在庫・入手方法
終売の噂を聞いて「もう買えない」と思うかもしれませんが、実はまだ入手できる方法もあります。
- 通販サイト（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど）
オンラインショップでは在庫を抱えている店舗も多く、セット販売やまとめ買いが可能な場合があります。
人気フレーバーは在庫限りのケースもあるため、欲しい人は早めのチェックがおすすめです。 - スーパー・ドラッグストア
地域によってはまだ店頭販売されています。
特に大手スーパーの大型店舗やディスカウントストアでは在庫が残っていることがあります。 - 在庫情報を追う
SNSで「#ズバーン」「#終売」などを検索すると、入荷情報を発信しているユーザーがいることも。
販売店舗を見つけるヒントになります。
ズバーンは再販される可能性がある？
「もう食べられないのか…」と残念に感じる人も多いですが、再販の可能性は十分にあります。
- ブランド自体は継続中
公式サイト上でズバーンブランドが紹介され続けていることから、シリーズ全体の終了ではなく「一時的な整理」の段階と考えられます。 - 東洋水産の復活例がある
同社では過去に一度販売終了した製品が、限定版や新フレーバーとして再登場した例があります。
市場反応が良ければ、人気の味が“復活”することもあり得ます。 - 需要がある限り動く可能性
SNS上では「また食べたい」「復活希望」という声が多数。
消費者の要望が強ければ、再生産や期間限定販売という形で再登場するケースも少なくありません。
消費者としてできること
ズバーンファンとしては、できるだけ長く楽しみたいもの。
今できる対策をまとめておきます。
- 在庫を見つけたら早めに確保
- フレーバー別の販売状況を定期的にチェック
- 再販情報を逃さないよう公式アカウントをフォロー
- 通販サイトでお気に入り登録・再入荷通知を設定
こうした小さな工夫が、思わぬ再会につながることもあります。
ズバーンが終売って本当？今後の動きに注目
今回の調査から見えてきたのは、
「ズバーンは完全に終売ではなく、一部の味が販売終了し、流通が縮小している」という事実でした。
確かに、にんにく旨豚醤油のように製造終了となった商品もありますが、
ブランドとしてはまだ存在し、他の味が販売され続けている可能性があります。
もしスーパーで見かけなくても、通販や一部店舗で出会えるチャンスはまだあります。
そして、人気が続く限り、再販・復活の可能性もゼロではありません。
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