「セザンヌのクッションファンデーションがどこにも売っていない…」
そんな声がSNSでも次々と上がっています。
長年人気を集めていたプチプラファンデが、ついに終売を迎えた――。
今回は、セザンヌのクッションファンデーションがなぜ廃盤になったのか、そして今後どんな代替アイテムを選べばいいのかを丁寧に解説します。
セザンヌのクッションファンデーション、公式に「廃番」発表
まず事実確認から。
セザンヌ公式サイトの「お知らせ」欄では、2025年秋のラインナップ改定に伴い、複数のアイテムが**廃番(終売)**になることが公表されています。
その中に明記されているのが「セザンヌ クッションファンデーション」および「シフォンフィットクッションファンデーション」。
いずれも標準色(00/10/20)と詰替え用が対象で、販売終了が正式に決定しました。
つまり、もう生産は止まり、現在流通している在庫がなくなり次第、入手できなくなるということです。
「店頭から消えた」ユーザーの声と在庫状況
実際にSNSやブログを見ると、ユーザーの実感も公式発表を裏付けています。
「どこのドラッグストアを回っても置いていない」
「詰替えだけでも欲しいのに、もう売っていない」
こうした声が急増中。
通販サイトでも「在庫限り」「販売終了」と表示されるケースが目立ち、人気色の10番や20番から先に姿を消している状況です。
現在はAmazonや楽天市場などで一部在庫が残っていることもありますが、価格が高騰していたり、詰替え用のみだったりと、すでに“終盤”の様相。
もし愛用していた人は、見つけたタイミングで確保しておくのが賢明です。
なぜセザンヌのクッションファンデーションは廃盤になったのか?
公式には明確な「理由」の説明はありませんが、複数の要因が重なったと考えられます。
1. 新商品投入に伴うライン整理
セザンヌは毎年春・秋に新作を発売し、そのタイミングで旧製品の整理を行っています。
「販売終了」「取扱店舗縮小」という表現がセットで出るのは恒例の流れ。
つまり、セザンヌ クッションファンデーションも新シリーズ導入に合わせた入れ替え対象だったと見られます。
2. 採算・コストの問題
1,000円前後という低価格でありながら、SPF50・PA++++の高UVカット性能、薄膜密着処方などを実現していたこの商品。
品質と価格のバランスが優秀すぎた分、原価・物流コストが大きく、ブランド側にとっては利益率が低かった可能性もあります。
3. 市場トレンドの変化
一時期ブームとなったクッションファンデですが、近年は“ナチュラル仕上げ”や“セミマット系”リキッドファンデへのシフトが進行中。
特にマスク需要の減少後は、より軽やかな質感を求める声が増えており、ブランド戦略上もリニューアルのタイミングと重なったと考えられます。
愛されていた理由 ― 人気の背景を振り返る
セザンヌのクッションファンデーションがここまで惜しまれるのは、それだけ支持されていた証拠です。
- 薄膜なのにカバー力が高く、厚塗り感がない
- ツヤ肌もセミマットも自在に仕上げられる
- プチプラなのにSPF50・PA++++と高UVカット
- 肌なじみのいい色展開(00・10・20)
- ドラッグストアで手軽に買える
このように、「価格以上の仕上がり」を叶える点が大きな魅力でした。
SNS上でも「これで十分」「高級ブランドより好きだった」といった口コミが多く、再販を望む声も絶えません。
まだ買える?在庫を探すコツ
すでに廃盤が確定しているとはいえ、タイミング次第では入手可能な場合もあります。
- 大型ドラッグストア:地方店舗では在庫が残っているケースも。
- バラエティショップ:ロフトやPLAZAなどで最後の1点が見つかることも。
- オンライン通販:Amazon・楽天・Yahoo!などでは在庫が断続的に復活することがあります。
ただし、注意点もあります。
・価格が定価以上の転売になっていないか
・詰替え用だけでケースが手に入らない可能性
・製造日が古い商品は品質に留意する
これらを確認した上で、信頼できるショップから購入しましょう。
セザンヌ クッションファンデーションの代替に選ばれているアイテム
「次に何を使えばいいの?」
そんな人のために、口コミやレビューで名前が挙がっている“後継候補”をいくつか紹介します。
- セザンヌ ラスティングカバーファンデーション
→ クッションよりも軽めのリキッドタイプ。崩れにくさ重視派に人気。 - セザンヌ UVトーンアップベース × パウダーファンデの組み合わせ
→ ツヤを保ちつつ、セミマットな仕上がりを再現しやすい。 - 他ブランドのプチプラクッションファンデ
→ MISSHA クッションファンデーション、CLIO クッションファンデーションなど韓国系ブランドも根強い人気。価格帯も近く、仕上がり傾向も似ています。
肌質や求める仕上がりによって“ベストな代替品”は変わるため、まずはサンプルや店頭テスターで試すのが安心です。
廃盤は残念。でも次の進化に期待したい
長年愛用されてきたアイテムがなくなるのは残念ですが、セザンヌの特徴は「進化を止めないブランド」であること。
旧モデルを整理しながらも、常に新しいトレンドと肌ニーズを反映した商品を投入しています。
今後、新しい形のクッションファンデやリキッドタイプが登場する可能性も十分あります。
最新情報は公式サイトやSNSで随時更新されているので、定期的にチェックしておきましょう。
セザンヌのクッションファンデーションが終売に ― まとめ
・セザンヌ クッションファンデーションは2025年秋に公式に廃番が発表された
・在庫はすでに少なく、入手は“今がラストチャンス”
・廃盤の背景にはリニューアル・採算・市場変化がある
・代替品はセザンヌ内の他シリーズや韓国プチプラブランドが人気
・今後の新作発表にも期待が高まっている
――手軽にツヤ肌を叶えてくれた名品「セザンヌ クッションファンデーション」。
終売は寂しいですが、ブランドの次の一手に注目しながら、自分に合う新しい相棒を見つけていきましょう。

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