最近、「ベースフード焼きそばが終売したらしい」と話題になっています。
健康志向の食生活を意識している方にとって、ベースフードはすでにおなじみのブランドですよね。「完全栄養食」というコンセプトで、パンやパスタなどが人気を集めてきました。そんな中登場したのが、手軽に食べられる「ベースフード焼きそば」。ところが、その焼きそばが販売終了になったというニュースが広がっています。
今回は、なぜベースフード焼きそばが終売になったのか、そして今後どのように入手できるのかを、最新情報をもとに詳しく見ていきましょう。
ベースフード焼きそばとは?栄養も味も追求した新ジャンルの即席麺
ベースフード焼きそばは、同社の人気シリーズ「BASE PASTA ソース焼きそば」をベースに開発された“完全栄養系カップ焼きそば”です。
一般的なカップ焼きそばが「高カロリー・高塩分」になりがちな中、ベースフード焼きそばは、1食でたんぱく質・食物繊維・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂れる設計が特徴でした。
栄養価としては、たんぱく質が約27g、食物繊維6g前後、塩分は2g程度。まさに“罪悪感のない焼きそば”として注目されました。
味は「ソース焼きそば」と「旨辛まぜそば」の2種類。発売当初は、健康意識の高い層や、筋トレ・ダイエット中の人を中心に話題を呼びました。
それでも、「全粒粉の風味がやや強い」「食感が少し硬め」といった意見もあり、一般的なカップ焼きそばと比較すると賛否が分かれる部分もありました。とはいえ、栄養バランスを考えながら手軽に主食を取りたい人にとっては貴重な選択肢だったのです。
終売の発表はいつ?ベースフード公式の告知内容
2024年12月上旬、ベースフード社の公式サイトで「ベースパスタ焼きそば(ソース焼きそば/旨辛まぜそば)」の販売終了が発表されました。
告知には「在庫がなくなり次第、販売を終了いたします」と記載されており、同時に「改良商品の開発を進めている」という文言も添えられていました。つまり、今回の終売は“撤退”ではなく、“リニューアルへの移行”を意味していたのです。
その後、2025年1月16日に新シリーズ「BASE YAKISOBA ソース焼きそば」が発売されることが正式に発表されました。
旧シリーズが「BASE PASTA 焼きそば」だったのに対し、新商品は「BASE YAKISOBA 旨辛まぜそば」という名称に変わり、味・食感・購入単位などが全面的にリニューアルされています。
なぜベースフード焼きそばは終売になったのか?3つの背景
ベースフード焼きそばの終売には、いくつかの理由が重なっています。
1.味と食感へのフィードバック
発売当初から「栄養バランスは素晴らしいけど、味が少し独特」「全粒粉の風味が強い」といった意見が多く寄せられていました。
ベースフードの開発チームもその点を把握しており、より“おいしく続けられる完全栄養食”を目指すために改良に踏み切ったと考えられます。
2.商品設計と製造の課題
全粒粉をベースにした麺は、一般的なカップ焼きそばに比べて製造が難しく、麺の太さ・ソースの絡み・保存性などで調整が必要でした。製造コストや安定供給の観点からも、改良を機に仕切り直す判断があったと見られます。
3.ブランド戦略としての刷新
ベースフードは、パン・パスタなどの定番主食の分野ではすでに認知を確立しています。一方で、即席麺分野は競合が多く、リピーターを定着させるためには味の満足度が欠かせません。
今回の終売とリニューアルは、ブランド全体の完成度を高めるための“進化の一手”だったと言えるでしょう。
新商品「BASE YAKISOBA ソース焼きそば」が登場!どこが変わったの?
2025年1月に発売された新シリーズ「BASE YAKISOBA 旨辛まぜそば」は、従来の課題を解消した改良版です。
大きな特徴は次の通りです。
- 全粒粉の風味を抑えて、より食べやすい味に
穀物の配合を見直し、クセを抑えつつ“焼きそばらしさ”を強化。 - 麺の改良で食感アップ
「ソース焼きそば」は細め麺、「旨辛まぜそば」は平打ち麺を採用し、ソースとの絡みが良くなりました。 - 栄養バランスはそのまま維持
たんぱく質15g前後、食物繊維7g前後、カロリー約300kcal、塩分1.9gと、健康設計は健在です。 - 購入単位が小分けに変更
旧商品では12個セット購入が基本でしたが、新シリーズでは4個から購入可能になり、試しやすくなりました。
つまり「味・食感・買いやすさ」の3つが進化した形です。
SNSでも「旧作よりおいしくなった」「リニューアル版の方が食べやすい」と好評の声が増えています。
旧商品の在庫はまだ買える?販売状況と注意点
「終売」と聞くと、どうしても気になるのが“まだ買えるのか”という点ですよね。
旧ベースフード焼きそば(BASE PASTA ソース焼きそばシリーズ)は、公式サイトではすでに販売を終了しています。在庫限りでの販売だったため、2025年以降は店舗・通販ともに流通量が急減しました。
実際、ドラッグストアやスーパーでは「販売終了」または「取扱終了予定」の表示が出ており、ネット通販でも在庫が残っているのはごくわずか。中古品や転売サイトで見かけることはありますが、価格が高騰しているケースもあります。
どうしても旧商品を試したい方は、「BASE PASTA ソース焼きそば」「BASE PASTA 旨辛まぜそば」「ベースフード 焼きそば 終売」などで検索し、在庫を扱っているECサイトをチェックしてみるのが現実的です。
ただし、賞味期限や保管状態には注意が必要です。
ベースフード焼きそばの代替・後継商品を探すなら?
もし旧商品が手に入らない場合は、リニューアルされた「BASE YAKISOBA ソース焼きそば」が現時点での正式な後継商品になります。
公式オンラインショップはもちろん、Amazonや楽天市場でも取り扱いが始まっています。さらに、2025年3月以降は一部コンビニ(ファミリーマート・セブン‐イレブン・ローソン)でも順次展開されています。
旧シリーズのファンの中には「少しクセがあったけど、あれが好きだった」という声もあります。
ただ、新シリーズではより万人向けの味に仕上がっており、健康志向の層だけでなく、一般的なカップ焼きそばファンにも手に取りやすくなりました。
また、ベースフード以外にも「低糖質カップ麺」「たんぱく質強化タイプ」などの選択肢が増えているので、食生活のスタイルに合わせて選ぶのもおすすめです。
今後の展望:健康志向の焼きそばは定着するのか?
今回の終売とリニューアルは、ベースフードにとって大きな転換点でした。
従来の“栄養設計重視”から、“おいしさと継続性の両立”へと方向性を変えたことが明確に分かります。
完全栄養の考え方を日常の食事に自然に取り入れる流れは、今後さらに加速していくでしょう。
健康系のインスタント食品市場も拡大しており、「手軽に・おいしく・栄養を摂る」ことが当たり前になりつつあります。ベースフード焼きそばはその先駆けとして、主食ジャンルの新しいスタンダードを作り続けていると言えるでしょう。
ベースフード焼きそば終売まとめ:リニューアルで進化した“完全栄養焼きそば”を試そう
ここまで見てきた通り、「ベースフード焼きそば 終売」は単なる販売終了ではなく、“進化のための一区切り”でした。
旧商品の販売終了は惜しまれますが、改良版の「BASE YAKISOBA ソース焼きそば」は味・食感ともにアップデートされ、より多くの人が楽しめる一品に仕上がっています。
もし旧作のファンだった方は、今こそ新しい味を試してみるタイミングかもしれません。
完全栄養×焼きそばというコンセプトはこれからも進化し続けるでしょう。
次に食卓に並ぶのは、あなた好みの“ヘルシーだけどしっかりおいしい”焼きそばかもしれません。

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