最近、「エネルゲンが売ってない」「どこにも見当たらない」と感じている人が増えています。部活や運動後の定番ドリンクとして親しまれてきたエネルゲン。あの独特の味と飲みごたえを懐かしく思う声も少なくありません。
この記事では、エネルゲンがなぜ見かけなくなったのか、販売終了の有無、再販の可能性、そして今でも買える方法を詳しく解説します。
エネルゲンとはどんな飲み物?
エネルゲンは、大塚製薬が1993年に発売したスポーツドリンクです。
「体脂肪を燃やせば持久力に!」というキャッチコピーで知られ、ポカリスエットの姉妹商品として登場しました。
糖質を抑えながらも、脂肪をエネルギーに変えることをサポートする成分(果糖・クエン酸・アルギニンなど)を配合。
マラソンやサッカーなど、持久系スポーツに取り組む人に人気がありました。
かつてはペットボトル、缶、粉末、ゼリーなど、幅広いラインナップが存在していましたが、ここ数年でその姿をほとんど見かけなくなっています。
「エネルゲンが売ってない」と言われる理由
1. 缶タイプの生産終了
もっとも大きな理由は、缶タイプのエネルゲンが生産終了になったことです。
大塚製薬は2023年2月をもって缶タイプの製造を終了しました。
原材料価格の高騰や生産コストの見直しが理由とされており、在庫がなくなり次第、販売終了となっています。
そのため、「自動販売機で見かけなくなった」「部活帰りに買っていたのに売っていない」という声が相次いでいます。
SNSでも「缶のエネルゲンが一番好きだった」「あの味が忘れられない」という投稿が多く見られます。
2. 粉末・大容量タイプの終売
エネルゲンには、粉末を水で溶かして飲む「業務用タイプ」もありました。
特に10リットル分を作れる640gサイズは、部活やチームスポーツで重宝されていました。
しかし、こちらも数年前から生産終了となっています。
現在は、1リットル用の小容量タイプ(64g袋)が販売されていますが、スポーツ用品店や通販など一部ルートに限られています。
3. 店頭流通の縮小
コンビニやスーパーで見かけなくなったという声が圧倒的です。
以前はポカリスエットやアクエリアスと並んで販売されていた時期もありましたが、近年は一般流通からほぼ撤退している状態です。
メーカーの意図としては、流通コストを抑え、特定の販路(スポーツ施設・自販機・通販など)に絞ったと考えられます。
そのため、「売ってない」と感じる人が増えたのは当然とも言えます。
現在も購入できるエネルゲンの種類
ここからは、2025年現在も入手できるエネルゲンを紹介します。完全に終売ではないので、探せば購入可能です。
ペットボトルタイプ(500ml)
もっとも入手しやすいのは500mlのペットボトルタイプです。
Amazonや楽天市場など大手通販サイトで、24本入りのケース販売が行われています。
実店舗で見かけることは少ないものの、通販なら安定して在庫があります。
味や成分は缶タイプとほぼ同じで、運動中の水分補給にも最適です。
粉末タイプ(1L用)
粉末タイプもまだ販売中です。
こちらは、水に溶かして作るタイプで、持ち運びや保存がしやすいのが特徴。
スポーツチームやジムの利用者など、まとめて飲む人に人気があります。
ただし、10L用の大袋はすでに終売しているため、今は小容量のみの展開です。
ゼリータイプ
携帯しやすく、素早くエネルギーを補給できるゼリータイプも販売中です。
マラソン大会や登山などで重宝されており、通販で簡単に手に入ります。
エネルゲンはどこで買える?
1. ネット通販(確実に購入可能)
エネルゲンを確実に入手するなら、通販サイトが最も確実です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで、ペットボトル・粉末・ゼリーすべて購入できます。
価格は販売店によって異なりますが、まとめ買いで1本あたり100円前後になることもあります。
注意点として、人気が再燃する時期(夏や大会シーズン)には在庫が一時的に切れる場合もあるため、早めに確保するのが安心です。
2. スポーツ用品店・運動施設
一部のスポーツショップ(例:スーパースポーツゼビオ、アルペンなど)や、ジム・競技施設の自動販売機では販売されていることがあります。
「部活帰りに自販機で見つけた」「体育館の売店にあった」という声も。
ただし、店舗によって取り扱いが異なり、必ずしも常備されているとは限りません。
3. ドン・キホーテや大型ディスカウント店
ドン・キホーテなどの大型量販店で、たまに在庫を見かけるという報告があります。
ただし、不定期な入荷のため「次行ったらなかった」というパターンも多いです。
確実に欲しい場合は、店舗在庫に頼らずネット通販で探すほうが現実的です。
再販予定や今後の展開は?
エネルゲンの缶タイプ再販を望む声は根強いものの、現時点で再販予定の公式発表はありません。
メーカーである大塚製薬は、缶タイプの生産を終了した旨を発表しており、復活の見通しは立っていません。
とはいえ、ブランドとしての「エネルゲン」は現在も存続しています。
ペットボトル・粉末・ゼリーといった形で販売が続いており、完全な終売ではありません。
そのため、「もう飲めない」と悲観する必要はなく、形を変えて今も手に入る状態です。
代わりにおすすめできる飲料
もしエネルゲンが手に入りにくい場合、以下のような代替商品も検討できます。
- ポカリスエット:同じ大塚製薬の商品で、水分・電解質補給に最適。
- アミノバリュー:持久系スポーツ向けに開発された同社のドリンク。BCAA配合。
- アクエリアス エナジーX:エネルギー補給と水分補給を両立させたタイプ。
これらは全国のスーパーやコンビニでも入手しやすく、エネルゲンの味や目的に近いものを探す際に役立ちます。
エネルゲンが見つからない時の探し方
- 通販サイトで検索キーワードを工夫する
「エネルゲン 500ml」「エネルゲン 粉末」「エネルゲン ゼリー」など、形式を指定すると見つけやすくなります。 - スポーツ用品店のオンラインショップをチェック
ゼビオやアルペンのECサイトには、店頭在庫連携型の販売ページがあります。 - メーカー公式通販「オオツカプラスワン」を確認
大塚製薬の公式通販サイトでも、定期的に在庫が補充されています。 - 在庫がある時にまとめ買いしておく
夏場や大会シーズンには品切れが増えるため、余裕を持って購入するのが賢明です。
今後の展望とまとめ
エネルゲンが売ってないと言われる理由は、缶タイプの生産終了と販売チャネルの縮小が主因です。
しかし、ブランド自体は存続しており、ペットボトルや粉末タイプなら今も購入可能です。
再販の予定はないものの、通販や一部店舗で入手できるため、「もう飲めない」という状況ではありません。
スポーツドリンク市場では、原材料高騰や流通見直しによって、今後も製品ラインの整理が進むと予想されます。
とはいえ、エネルゲンのように愛されてきた商品は、形を変えて生き続ける可能性もあります。
お気に入りの味をもう一度楽しみたい人は、通販や公式サイトを活用して探してみてください。
エネルゲンが売ってない?今も買える方法を知っておこう
「最近見かけない」と思っても、エネルゲンはまだ購入できます。
缶タイプは終了しましたが、ペットボトル・粉末・ゼリーは継続中です。
もし店舗で見つからない場合は、通販でのまとめ買いが最も確実。
今後、再販や新パッケージが登場する可能性もゼロではありません。
長年愛されてきたエネルゲンが、再び多くの人の手に戻る日を期待しつつ、現行品をうまく活用していきましょう。

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