最近SNSなどで「ビックピートハイボール缶が売ってない」「どこにも見当たらない」といった声をよく見かけます。2025年に入ってからローソン限定で話題になった商品ですが、あっという間に姿を消した印象です。
この記事では、ビックピートハイボール缶の販売状況や売ってない理由、再販の可能性などを詳しく解説していきます。
ビックピートハイボール缶とは?どんな商品だったのか
まず、「ビックピートハイボール缶」とはどんなお酒だったのかを整理しましょう。
この商品は、スコットランド・アイラ島のモルトウイスキーをブレンドしたブランド「ビッグピート(Big Peat)」が手掛けた初の缶入りハイボールです。
発売日は2025年8月12日。販売はローソンとナチュラルローソン限定で行われ、価格は350ml缶で税込438円、アルコール度数7%。数量限定という形で登場しました。
スモーキーでピートの効いた香り、潮風を思わせるようなアイラモルトらしい個性が特徴で、ウイスキー通を中心に「缶なのに本格的」と評判になりました。
ただしその分、万人向けというよりも“玄人好み”の味わい。香りが強い分、好みが分かれる一品でもあります。
売ってないと話題に!発売直後から入手困難に
発売当初から話題性が高く、SNSでも「ローソンで見つけた」「即買いした」などの投稿が相次ぎました。
しかし発売から数週間もしないうちに、「どこにも売ってない」「ローソンを何軒も回ったけど見つからない」という声が増えていきます。
理由はいくつか考えられます。
- 数量限定だったため、在庫が少なかった
プレスリリースでも「数量限定発売」と明記されており、当初から供給量は限られていたようです。 - 販売店舗が限定されていた
全国のローソンといっても「お酒の取扱がある店舗のみ」。全店舗ではなかったため、地方や住宅街のローソンでは扱いがないケースも。 - ウイスキー愛好家による買い占め・転売の動き
オンライン上では、メルカリなどで高値転売されていたという報告も見られます。コアなファン層が多く、数量が限られていたため、すぐに市場から姿を消した形です。
実際に口コミを追うと、「初日にローソンで数本買ったきり、その後見かけない」という声が多く、在庫補充が行われていなかったことが伺えます。
ビックピートハイボール缶は販売中止?終売の可能性を調査
「売ってない=販売中止なのでは?」と心配する声もありますが、現時点で公式に「終売」「販売中止」と発表された事実はありません。
ただし、数量限定発売であったため、販売終了=在庫完売後の再入荷なしという形を取っている可能性が高いです。
つまり、メーカー側が「売り切れたら終わり」という想定で出していた可能性があり、継続的に製造・流通している商品ではなかったと考えられます。
限定企画系の商品は、「一定期間販売して終了」というケースが多く、メーカー公式サイトやローソンのニュースリリースにもそのような表現が見られます。
現段階では、「販売中止」ではなく「予定数量を販売終了した状態」と見るのが正確でしょう。
再販はある?過去の事例から見る可能性
気になるのは、今後再販があるかどうか。
現時点でメーカーやローソンから再販に関する公式発表はありません。しかし、過去の類似事例から考えると、再登場の可能性は十分にあります。
実はビックピートや他のスモーキーハイボール缶は、数年ぶりに復活というパターンを繰り返しています。
過去には「スモーキーハイボール缶」や「アイラモルトブレンド缶」などが数年おきに数量限定で発売されており、今回のビックピートハイボール缶も同じ流れにある可能性が高いです。
もし再販がある場合、以下のようなタイミングが想定されます。
- 新製品キャンペーンの一環として、来年春〜夏頃に限定復刻
- ローソンとのタイアップ再企画
- バレンタインやウイスキーフェアなど、イベントシーズンに合わせた再登場
このように、完全終了というよりも「今は在庫が尽きて販売を終了している」段階と考えるのが自然です。
売ってないときの代替案:「自作ハイボール」もおすすめ
どうしてもビックピートハイボール缶が見つからない場合は、ビックピートのボトルを使って自分でハイボールを作る方法もあります。
バーなどで提供されることもあるスモーキーハイボールを自宅で再現できるので、愛好家の間では定番の代替手段です。
作り方はシンプルです。
- グラスに氷をたっぷり入れる
- ビックピートを30〜45mlほど注ぐ
- 強炭酸水をゆっくり注いで軽く混ぜる
- レモンピールを添えると香りが引き立ちます
缶よりも度数や香りを調整でき、自分好みの味に仕上げられるのが魅力です。
スモーキーさを活かすため、氷をしっかり冷やして炭酸を抜かないように作るのがポイントです。
転売・在庫情報には注意が必要
一部のフリマサイトやオークションで、ビックピートハイボール缶が高値で出品されていることがあります。
しかし、こうした転売品は保管状態が不明で、賞味期限や品質の保証もありません。
また、価格が正規の2〜3倍になるケースもあり、安易に購入するのはおすすめできません。
どうしても欲しい場合は、ローソン公式アプリの新商品情報やメーカー公式のプレスリリースをチェックし、再販時期の告知を待つのが安心です。
ファンコミュニティやウイスキー専門SNSでも、入荷情報がシェアされることが多いため、最新情報を追うのも一つの方法です。
まとめ:ビックピートハイボール缶が売ってないのは限定販売だから
ここまで紹介した内容を整理すると、「ビックピートハイボール缶が売ってない」と言われる主な理由は次の通りです。
- 数量限定で生産数が少なかった
- ローソンとナチュラルローソンの一部店舗のみで販売
- 発売直後に人気が集中し、在庫が早期に完売
- 現在は再販未定で、公式からの続報なし
つまり、**“販売終了”ではなく“売り切れ状態”**というのが正確な表現です。
限定商品は再登場することもあるため、気になる人はメーカーやローソンの情報を定期的にチェックしておくと良いでしょう。
スモーキーでアイラモルトの個性が際立つビックピートハイボール缶。
今は幻の一本となっていますが、再び店頭で出会える日を楽しみに待ちたいところです。

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