キャンメイクのパウダーって種類が多くて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
どれもプチプラで手に取りやすいけれど、仕上がりや肌質との相性が微妙に違うのがポイント。
今回は、人気の高い「シルキールースモイストパウダー」「マシュマロフィニッシュパウダー」「イルミネイティングフィニッシュパウダー」の3種類を比較しながら、それぞれの特徴やおすすめの使い方を詳しく解説していきます。
キャンメイクのパウダーはどんな特徴がある？
キャンメイクは、プチプラながら高品質なコスメを数多く展開しているブランド。
その中でもパウダー系アイテムは、仕上がりがきれいでコスパが良いと評判です。
共通して言えるのは、どのパウダーも「軽い付け心地」「崩れにくい仕上がり」「肌に優しい設計」を意識していること。
また、単品使用でも洗顔料や石けんで落とせるタイプが多く、ナチュラル志向の人にも人気があります。
ただし、タイプによってマットなのかツヤなのか、保湿重視か皮脂コントロール重視かが変わるため、自分の肌質に合わせた選び方が大切です。
シルキールースモイストパウダーの特徴
まず紹介したいのが、保湿重視の「シルキールースモイストパウダー」。
名前の通り、しっとり感を大切にしたルースタイプのフェイスパウダーです。
このパウダーの魅力は、なんといっても「保湿力」。
ヒアルロン酸NaやセラミドNP、ユキノシタエキスなど27種類の美容液成分が配合されており、乾燥しがちな肌でも粉っぽくならずにしっとりフィットします。
特に冬場やエアコンの効いた環境でも使いやすく、乾燥によるメイク崩れを防ぎたい人にぴったりです。
仕上がりはふんわりセミマット。
ソフトフォーカス効果のあるパウダーが毛穴や凹凸を自然にぼかしてくれるため、厚塗り感が出にくく、まるで“素肌がきれい”に見えるような印象に。
また、SPF23・PA++のUVカット効果があり、日常生活の紫外線対策としても十分。
単品使用であれば石けんでオフできるので、休日メイクにもおすすめです。
一方で、皮脂が多い肌質の人には少ししっとりしすぎると感じる場合も。
季節によって使い分けるのが上手な選択です。
マシュマロフィニッシュパウダーの特徴
次に紹介するのは、キャンメイクの代表作ともいえる「マシュマロフィニッシュパウダー」。
こちらはプレストタイプのパウダーで、ふんわりとしたマットな仕上がりが特徴です。
「マシュマロ肌」という名前の通り、塗ると肌の凹凸を自然にカバーし、さらさらの柔らかい肌に整えてくれます。
皮脂やテカリを抑える効果も高く、メイク直しにも便利。コンパクトなサイズで持ち歩きやすいのも嬉しいポイントです。
美容液成分も配合されており、乾燥を感じにくいマットパウダーとして人気があります。
SPF19・PA++で、日常使いの紫外線ケアにも十分対応。
さらに、単品使いなら洗顔料でオフできる手軽さも魅力です。
このパウダーは特に「皮脂が出やすいTゾーン」「マスク蒸れによるテカリが気になる」といった悩みに効果的。
崩れにくいのに厚塗り感が出にくく、ナチュラルなベースメイクを好む人から支持されています。
一方で、乾燥肌の人が厚めに塗ると粉っぽくなりやすい点には注意。
軽くブラシでふんわりのせるのがコツです。
イルミネイティングフィニッシュパウダーの特徴
3つ目は、ツヤ肌仕上げが好きな人にぴったりの「イルミネイティングフィニッシュパウダー」。
マシュマロやシルキーとは異なり、こちらは光を活かした透明感重視のタイプです。
このパウダーの特徴は、5色のパウダーをミックスして使う設計。
ピンク・ブルー・ホワイト・イエロー・グリーンといった微妙に異なる色味をブレンドすることで、くすみを飛ばし、自然なトーンアップ効果を演出します。
また、繊細なパールが含まれているため、内側から発光するようなツヤ感を作り出せるのがポイント。
ハイライト代わりとして頬や鼻筋に使う人も多いです。
SPF24・PA++でUV対策も◎。
保湿成分としてスクワラン、ヒアルロン酸Na、コラーゲン、植物エキスなどが配合されており、乾燥を感じにくい仕様です。
単品使いならこちらも洗顔料でオフ可能。
ただし、顔全体に多めに使うと“テカリ”っぽく見えることもあるので、部分使いがおすすめ。
特に夕方のくすみ対策や、光をプラスしたいときに効果的です。
3種類の違いを比較してみよう
ここまで紹介した3種類の違いを、成分・仕上がり・おすすめの肌タイプで整理してみます。
・シルキールースモイストパウダー
→ 保湿力重視。乾燥しやすい人や冬場におすすめ。セミマットで毛穴もナチュラルにカバー。
・マシュマロフィニッシュパウダー
→ 皮脂やテカリを防ぎたい人向け。ふんわりマットでさらさら肌に。お直し用にも便利。
・イルミネイティングフィニッシュパウダー
→ ツヤと透明感を出したい人に。部分使いでくすみを飛ばし、自然な明るさを演出。
どのパウダーも、肌に優しい美容成分が配合されており、単品使用でオフできるのが共通点。
一方で、「保湿」「皮脂コントロール」「ツヤ」のどれを重視するかによって選び方が変わります。
肌質別・シーン別のおすすめ選び方
肌質や使う季節によっても、選ぶべきアイテムは変わります。
・乾燥肌の人
→ しっとり感のあるシルキールースモイストパウダーが◎。保湿しながら自然にトーンアップできます。
・脂性肌・混合肌の人
→ テカリやすい部分をカバーしたいなら、マシュマロフィニッシュパウダーが最適。メイク直しにも便利です。
・くすみ・血色感が気になる人
→ イルミネイティングフィニッシュパウダーでツヤと明るさをプラス。光を取り入れることで顔全体がパッと華やかに。
また、季節ごとに使い分けるのもおすすめ。
冬は保湿タイプのシルキールースモイストパウダー、夏は皮脂に強いマシュマロフィニッシュパウダー、春秋は透明感を出せるイルミネイティングフィニッシュパウダーなど、シーズンで切り替えると一年中快適に使えます。
キャンメイクのパウダーをきれいに仕上げるコツ
どのパウダーを選ぶにしても、使い方ひとつで仕上がりは変わります。
まずは“つけすぎない”こと。
パフやブラシに軽く取り、余分な粉を落としてから肌にのせるのがポイントです。
また、テカリやすいTゾーンは押さえるように、頬やあごはサッと払うように仕上げると均一で自然な仕上がりになります。
ツヤタイプを部分使いする場合は、最後にハイライト代わりに乗せるとバランスが整います。
まとめ：キャンメイクのパウダーは肌質と仕上がりで選ぶのが正解
「キャンメイクのパウダーはどれがいい？」という疑問には、ひとことで答えるのは難しいですが、選び方の軸を持てば迷うことはありません。
・乾燥対策を重視するならシルキールースモイストパウダー
・さらさらのマット肌を求めるならマシュマロフィニッシュパウダー
・ツヤと透明感を出したいならイルミネイティングフィニッシュパウダー
どれもプチプラとは思えない仕上がりで、肌悩みや季節に応じて使い分けることで、理想の肌を演出できます。
自分の肌質や好みに合ったパウダーを選んで、キャンメイクでベースメイクをもっと楽しんでみてください。
