最近、ダイソーの家電コーナーをのぞくと「えっ、これも売ってるの？」と驚く人も多いはず。中でも話題を集めているのが「ワイヤレスイヤホン」。
1,000円前後という信じられない価格で手に入る完全ワイヤレスモデルまで並んでおり、「どれがいいの？」「音質は大丈夫？」と気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に使った人たちのレビューや評判をもとに、ダイソーのワイヤレスイヤホンを徹底的に掘り下げていきます。安いだけではない“使い勝手”や“音の実力”を本音でチェックしていきましょう。
ダイソーのワイヤレスイヤホンは本当に使えるの？
「ダイソーでワイヤレスイヤホン？」と聞くと、最初は冗談のように思えるかもしれません。
でも、実際に売り場を見てみると、ケース付きの完全ワイヤレスイヤホンが1,100円（税込）で並んでいるんです。しかも、Bluetooth5.0〜5.3対応、再生時間も4時間前後と、スペック的には十分に実用レベル。
ダイソーのイヤホンが注目されている理由は、何といっても「価格と体験のバランス」。
高音質や高機能を追求するタイプではありませんが、「ワイヤレスを気軽に試したい」「サブで使いたい」「通勤・通学のBGM用に」といったライトユーザーにはぴったりの存在です。
人気モデルをピックアップ！特徴と違いを整理
ダイソーでは複数のワイヤレスイヤホンが販売されており、型番や仕様が少しずつ違います。代表的なものを紹介します。
TWS001
最もスタンダードなモデル。Bluetooth5.0対応で、再生時間は約4時間（ケース込みで約10時間）。
音質はややこもり気味ですが、ポッドキャストや動画視聴には十分。通話も問題なくこなせます。
初めてのワイヤレスイヤホンに向いている定番的存在です。
TWS002
TWS001の改良版。Bluetoothが5.3に進化し、USB-C端子に対応。片耳使用も可能で、再生時間はケース込みで約18時間。
全体的に安定性が増し、途切れにくくなったとの声が多いです。
デザインもマット質感で高見えし、1,100円という価格を感じさせません。
TWS005（ミクロ）
2025年に登場した最新コンパクトモデル。極小サイズで耳にすっぽり収まる軽さが魅力。
音質は低音が強めで、ボーカルよりもビートを重視したい人におすすめ。
「価格を考えると低音が予想以上」というレビューも多く、サブ用途として人気急上昇中です。
音質のリアルな評価：価格の割に“悪くない”
音にこだわる人から見れば、1,000円台のイヤホンに多くを求めるのは難しいかもしれません。
ですが、「意外と聴ける」という感想が目立ちます。
TWS001は中音域中心の丸い音で、聴き疲れしにくいタイプ。
TWS005では低音が強調され、ポップスやEDMを聴くと意外な迫力があります。
ただし、高音のクリアさや音の広がり（音場）はやはり価格相応。
ボーカルがこもる感じがある一方で、通勤中や外出先でのBGM用途ならまったく問題なしという声が多いです。
また、装着の仕方によって低音の出方が大きく変わるというレビューもあります。耳にしっかり密着させると音が太くなり、軽く装着するとシャープな印象になるなど、自分の耳に合わせて微調整する楽しみもあります。
装着感・携帯性・デザインも侮れない
ダイソーのイヤホンは価格の割にデザインがしっかりしていて、見た目で安っぽさを感じにくいのも魅力です。
特にTWS005はケースもイヤホンも非常にコンパクトで、ポケットや小さいバッグにもすっきり収まります。
装着感については、「軽くて自然」「長時間でも耳が痛くならない」といった声がある一方で、「フィット感が弱く外れやすい」「耳の形によっては密閉感が足りない」という意見も。
このあたりは個人差が大きいため、店頭で実物を確認できるなら形状を見てから選ぶのが安心です。
カラー展開も豊富で、ホワイトやブラックに加えてベージュやピンクなどが登場しており、ファッション感覚で選べるのも嬉しいポイントです。
操作性・機能面は必要最低限
操作はイヤホン本体のタッチまたはボタンで行うタイプが多く、「再生・停止・曲送り・通話」程度に対応しています。
ノイズキャンセリングや外音取り込み、防水などの上位機能は非対応ですが、普段使いなら十分。
TWS002以降はBluetoothの接続が安定しており、遅延や途切れが起こりにくくなっています。
また、ペアリングも非常に簡単で、一度登録すれば次回から自動で接続。スマホ操作が苦手な人でも安心して使えます。
USB-C充電に対応しているモデルを選べば、他のデバイスとケーブルを共用できるのも便利です。
コスパをどう見るか：1,000円でここまでできる時代
多くのレビューで共通しているのが「価格を考えたら十分使える」という評価。
たった1,000円でワイヤレスイヤホンが手に入り、しかもペアリングや通話までこなせるというのは驚きです。
ただし、「音楽を高音質でじっくり楽しみたい」「ノイズを遮断して集中したい」といったニーズには不向き。
あくまで“手軽さ”と“安さ”を重視する人向けです。
こんな人には特におすすめです。
- ワイヤレスイヤホンを試してみたい初心者
- サブ用・予備用として使いたい
- 通勤や通学の軽いBGM用途
- 壊れても惜しくない価格帯を探している人
逆に、音質や機能を重視する人は、AnkerやSony、JBLなどの上位モデルも検討すると良いでしょう。
ダイソー製は“お試しデビュー機”としては理想的ですが、“メイン機”としての完成度はまだ控えめです。
実際の口コミで見るリアルな声
SNSやレビューサイトでは、次のような生の声が多く見られます。
- 「低音が意外としっかりしてて驚いた」
- 「片耳だけ使えるのが便利」
- 「音量を上げると少しこもるけど、この価格なら全然許せる」
- 「充電ケースが小さくてかわいい」
- 「防水じゃないから雨の日は注意」
- 「YouTubeや通話用途なら十分」
良い点・悪い点がはっきりしている分、自分の用途に合っていれば“買って正解”という意見が目立ちます。
特にTWS002やTWS005は改良が進んでおり、Bluetoothの安定性や電池持ちの良さに満足する声が増えています。
選ぶときのポイント
ダイソーのイヤホンはモデルごとに仕様が違うため、購入時には次の点をチェックしておくと失敗しにくいです。
- Bluetoothのバージョン
5.0以上なら安定性が高く、途切れにくい。 - 充電端子の種類
USB-C対応モデルなら他機器との互換性が高く便利。 - 再生時間
ケース込みで10時間以上あると実用的。 - 装着感・サイズ
耳の形に合わないと音が変わるので、できれば現物を確認。 - 用途に合っているか
音楽メインなら低音寄りモデル、通話や学習なら中音寄りが快適。
まとめ：ダイソーのワイヤレスイヤホンは「期待値さえ合えば◎」
結論として、ダイソーのワイヤレスイヤホンは「安くて、それなりに使える」という立ち位置をしっかり確立しています。
高音質や多機能を求めると不満は残るものの、1,000円前後でワイヤレス体験を得られるのは大きな魅力です。
おすすめの使い方としては、
「スマホ用のサブ機」
「外出時の軽いBGM用」
「予備イヤホン」
といったライトユース。これなら十分に満足できるでしょう。
特にTWS002やTWS005などの新しめのモデルは、接続の安定性や充電性能も向上しており、価格以上の完成度と評判。
“安かろう悪かろう”というイメージは、すでに過去のものになりつつあります。
ダイソーのワイヤレスイヤホンはどれがいい？まとめ
ダイソーのワイヤレスイヤホンは、「価格」「使い勝手」「デザイン」「音質」のバランスが取れたコスパモデル。
特にTWS002・TWS005あたりは完成度が高く、初心者が最初に選ぶには最適なシリーズといえます。
「安くても失敗したくない」「まずはワイヤレスを試してみたい」——そんな人には、ダイソーのイヤホンはきっと満足度の高い選択になるはずです。
