ドラッグストアなどでよく見かける「ビオリスシャンプー」。手頃な価格で見た目もおしゃれですが、種類が多くて「どれを選べばいいの?」と迷う方も多いですよね。この記事では、ビオリスの各シリーズの特徴や成分、口コミ傾向を整理しながら、髪質別におすすめの選び方を紹介します。
ビオリスとは?植物の力でなめらかな髪へ
ビオリス(BIOLISS)は、コーセーコスメポートが展開するボタニカル系のヘアケアブランドです。ブランド名は「BIO(植物)」と「LISSE(なめらか)」を組み合わせた造語。植物の恵みを生かし、毎日のシャンプーでツヤとうるおいを取り戻すことをコンセプトにしています。
特徴は、植物由来のオイルやエキスを配合したナチュラル処方でありながら、ドラッグストア価格で手に入りやすいこと。香りの良さや使い心地の軽さから、年齢層を問わず人気があります。
シリーズごとの特徴と違い
ビオリスには複数のシリーズが存在し、髪の悩みや仕上がりの好みによって選べるようになっています。ここでは主なラインを簡潔に整理します。
ビオリス ボタニカルシリーズ
もっとも定番のシリーズ。植物由来オイルとボタニカルエキスを中心に、髪にツヤとうるおいを与えます。
- ビオリス ボタニカル ディープモイスト:乾燥・パサつきが気になる髪に。しっとりまとまるタイプ。
- ビオリス ボタニカル スムース&スリーク:広がりやうねりを抑え、さらっと軽やかに仕上げたい方向け。
- ビオリス ボタニカル エクストラダメージリペア:カラーやパーマで傷んだ髪を補修するケア重視タイプ。
- ビオリス ボタニカル エクストラエアリー:根元からふんわり軽やかに仕上げたい方におすすめ。
ナチュラルな香りや仕上がりの軽さで人気がありますが、補修力を強く求める場合はやや物足りないという声も見られます。
ビオリス ヴィーガニーシリーズ
植物由来成分100%の「ヴィーガン処方」を採用したシリーズ。地肌や髪にやさしく、ナチュラル志向の方から支持されています。
- モイスト:しっとりまとまる仕上がり。
- スムース:さらっと軽めでベタつかないタイプ。
敏感肌でも使いやすい設計で、香りは清潔感のあるハーバル系。軽い仕上がりを求める方にぴったりです。
ビオリス ボタニカル エステティークシリーズ
美容液発想のケア成分を配合した上位ライン。ツヤと指通りを重視した「サロン仕上がり」を目指した処方が特徴です。補修力が高く、ダメージ毛でもなめらかにまとまるという声が多く見られます。
ビオリス ピュアレタッチ ぱやとぅや、ビオリス ピュアレタッチ うねさぁら、ビオリス ピュアレタッチ ぺたふぅわ
2024年に登場した新シリーズ。SNSでも話題になった“ぱやとぅや”“うねさぁら”“ぺたふぅわ”の3タイプがあり、悩み別に選べます。
- ぱやとぅや:細い髪や浮き毛をなめらかに整えるタイプ。
- うねさぁら:うねりや広がりを抑え、まとまりのある髪へ。
- ぺたふぅわ:根元のボリューム不足にアプローチし、ふんわりとした立ち上がりをサポート。
ネーミングのユニークさだけでなく、髪悩みにピンポイントで応える点が高く評価されています。
髪質別・悩み別おすすめタイプ
では、自分の髪質に合うのはどのタイプでしょうか。悩み別に見ていきましょう。
ダメージ・パサつきが気になる方
おすすめは「ビオリス ボタニカル エステティーク」または「ビオリス ピュアレタッチ ぱやとぅや」。
ダメージを補修しながら毛先までうるおいを与える処方で、カラー毛や乾燥しやすい髪に向いています。しっとり感が欲しい方は「ビオリス ボタニカル ディープモイスト」も候補です。
うねり・くせ・広がりに悩む方
「ビオリス ボタニカル スムース&スリーク」や「ビオリス ピュアレタッチ うねさぁら」がおすすめ。
特に「うねさぁら」はハリコシ成分を配合し、湿気によるうねりを抑えてさらっとまとまる仕上がりが好評。くせ毛の方にも人気です。
根元がぺたんとする・ボリュームが出にくい方
「ビオリス ピュアレタッチ ぺたふぅわ」または「ビオリス ボタニカル エクストラエアリー」が向いています。
軽い洗い上がりで、根元をふんわり立ち上げる処方。重たいトリートメントを使わなくても自然なハリ感を得られるのがポイントです。
健康毛・軽めの仕上がりを求める方
「ビオリス ボタニカル スムース&スリーク」や「ビオリス ヴィーガニー スムース」などが合います。
補修力よりも使用感や香りを重視する人にぴったりで、毎日のシャンプーとして使いやすいシリーズです。
口コミ・使用感のリアルな声
SNSやレビューサイトでは、ビオリスシャンプーに対して次のような声が目立ちます。
良い口コミ
- 香りが爽やかで癒される
- 泡立ちがよく、地肌までスッキリ洗える
- 価格のわりに仕上がりが軽く、指通りが良い
- くせ毛がまとまりやすくなった
特に香りとコスパに対する評価が高く、「市販シャンプーの中ではトップクラスに使いやすい」という声も多いです。
気になる口コミ
- 香りの持続が短い
- 補修力は控えめ
- 髪が太くて硬い人には物足りない場合がある
重めの仕上がりを求める人やハイダメージ毛の方は、トリートメント併用で補うのがおすすめです。
成分から見るビオリスの特徴
多くのシリーズで共通するのは「アミノ酸系洗浄成分」と「植物由来エキス」の組み合わせ。これにより、洗浄力と保湿力のバランスが取れています。
また、シリコンの有無や香料の種類などもシリーズによって異なるため、自分の好みに合わせて選べるのが強みです。ビオリス ヴィーガニーシリーズのように動物由来成分を使わないタイプもあり、環境や倫理面を重視する層にも人気があります。
ビオリスを選ぶときのポイント
- 髪の状態を確認する
ダメージ・うねり・ボリュームなど、今の悩みを明確にしてから選びましょう。 - 仕上がりの質感で選ぶ
しっとり重めが好きなら「ビオリス ボタニカル ディープモイスト」系、さらっと軽めなら「ビオリス ボタニカル スムース&スリーク」や「ビオリス ヴィーガニー」。 - 香りを試す
ビオリスは香りのバリエーションが豊富。店舗でテスターを使うと、より自分に合った香りを選べます。 - 価格とコスパもチェック
詰め替え用も多く、1本あたり700〜1000円前後と続けやすい価格帯。ライン使いしてもコスパが高い点が魅力です。
どのビオリスが自分に合うか迷ったら
もしどれを選べばよいか決めきれない場合は、まず「ビオリス ピュアレタッチ ぱやとぅや」シリーズを試してみるのがおすすめです。最新ラインで髪質別に細かく分かれているため、自分の悩みに直結するタイプを選びやすいです。
軽やかで使いやすく、口コミ評価も高いため、「まずは1本試してみたい」という方にちょうど良いラインナップと言えます。
まとめ:ビオリスシャンプーはどれがいい?
髪質や悩み別に整理すると、次のように選ぶと失敗が少なくなります。
- ダメージ・乾燥が気になる → ビオリス ボタニカル エステティーク/ビオリス ピュアレタッチ ぱやとぅや
- うねり・くせ毛に悩む → ビオリス ボタニカル スムース&スリーク/ビオリス ピュアレタッチ うねさぁら
- ボリューム不足 → ビオリス ピュアレタッチ ぺたふぅわ/ビオリス ボタニカル エクストラエアリー
- 健康毛・軽め仕上がり重視 → ビオリス ヴィーガニー スムース
どのシリーズも、植物の力で優しく洗いながら自然なツヤを引き出すという共通点があります。毎日のケアを負担なく続けたい方、ナチュラル志向の方に特におすすめです。
ビオリスシャンプーはどれがいいか迷うときは、自分の髪の「今の状態」と「なりたい仕上がり」を軸に選んでみてください。手頃な価格で試せるので、季節や髪の変化に合わせて使い分けるのも楽しいですよ。
