「リステリン トータルケア プラスって種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない」——そんな悩みを持つ人は多いですよね。
紫のボトル、緑のボトル、青や白まで…ドラッグストアの棚に並ぶリステリンは一見同じようでいて、それぞれ特徴がまったく違います。今回は、リステリンの種類や効果の違い、目的別のおすすめをわかりやすく解説します。
リステリンの基本効果と選び方のポイント
リステリンは、殺菌力の高さで知られるマウスウォッシュブランドです。歯ブラシが届かない口内の隅々まで洗浄し、口臭予防・歯肉炎・歯垢の蓄積防止などをサポートします。
ただし「洗口液タイプ」と「液体歯みがきタイプ」の2種類がある点は要注意。使い方や目的に合わせて選ぶことが大切です。
- 洗口液タイプ：歯磨き後に口をすすぐことで、口内を殺菌・清潔に保つ。
- 液体歯みがきタイプ：歯磨きの前後どちらにも使用でき、歯と歯ぐきの両方をケアできる。
また、アルコールの有無やミントの強さも商品によって異なります。刺激の強さで好みが分かれるため、初めて使う人は“ゼロシリーズ”などの低刺激タイプから試すと良いでしょう。
人気のリステリンシリーズと特徴を比較
リステリン トータルケア プラスシリーズ（紫ボトル）
リステリンの中でも最も総合的なケアができるのがこのシリーズ。
虫歯・歯肉炎・歯垢・口臭など、口内トラブルをトータルに予防できます。
「リステリン トータルケア プラス」は薬用成分を含み、特に歯周病予防効果を重視したタイプ。
一方、「リステリン トータルケア ゼロプラス」はアルコールフリーで刺激が少なく、初めての人や口内が敏感な人にも使いやすいマイルドタイプです。
紫ボトルは、リステリンの“全部入り”モデルといえる存在。どれを選ぶか迷ったらまず試してほしいラインです。
リステリン クールミント・リステリン フレッシュミント（青・緑ボトル）
爽快感を重視したい人には定番のミント系がぴったり。
「リステリン クールミント」はスッキリした刺激と清涼感が強く、使用後の口内リフレッシュ感が人気です。
「リステリン フレッシュミント」は少し優しい味わいで、刺激を抑えながらも殺菌効果をしっかりキープ。
どちらも医薬部外品に分類されており、口臭や口内のネバつきを防ぐ目的に適しています。
朝のリフレッシュや外出前のケアに使うと、爽やかさが長持ちします。
リステリン トータルケア 歯周マイルド／リステリン トータルケア 歯周クリア
歯ぐきが腫れやすい・出血しやすいという人にはこのタイプ。
「リステリン トータルケア 歯周マイルド」は低刺激設計で、敏感な口内にも使いやすいタイプ。
「リステリン トータルケア 歯周クリア」は歯周病菌への殺菌作用を強化したバージョンで、歯ぐきケアを重視する人に人気があります。
歯周病は初期段階では痛みが少なく気づきにくいため、毎日のケアで予防する意識が大切です。
このシリーズはブラッシングと併用することで、歯ぐきの健康を長く保つサポートが期待できます。
リステリン ホワイトニング（白ボトル）
リステリンの中で唯一、ホワイトニング効果をうたうシリーズ。
歯の表面に付着したステイン（着色汚れ）を浮かせて落とし、再付着を防ぐコーティング成分を配合しています。
ただし、歯そのものを“白くする”というよりは「着色を防いで本来の白さを保つ」という位置づけです。
コーヒーや紅茶、タバコによる黄ばみが気になる人におすすめ。毎日の使用で少しずつ自然な白さを実感できるタイプです。
目的別・リステリンの選び方ガイド
口臭対策を重視する人
口臭ケアなら、まずは「リステリン クールミント」や「リステリン トータルケア ゼロプラス」がおすすめ。
殺菌作用によって原因菌を抑え、口内を清潔に保ちます。
特にトータルケア系は歯垢や歯石の沈着も防ぐため、口臭の元を断つ効果が期待できます。
歯ぐきの健康を守りたい人
歯周病予防を意識するなら「リステリン トータルケア プラス」や「リステリン トータルケア 歯周クリア」を選びましょう。
リステリンの独自成分が歯と歯ぐきの間まで行き届き、歯肉炎の予防に役立ちます。
歯科医も推奨する「歯ぐきケア習慣」を取り入れたい人に最適です。
刺激が苦手な人
アルコールのピリピリ感が苦手なら、ゼロシリーズがベスト。
「リステリン トータルケア ゼロプラス」「クールミントゼロ」は、刺激を抑えながらも殺菌効果を維持しています。
マイルドな使用感で継続しやすく、家族で使えるのも魅力です。
ホワイトニングを求める人
白い歯を目指したい人は「リステリン ホワイトニング」。
コーティング作用で着色を防ぎ、継続使用で透明感のある印象に導きます。
ただし即効性を期待するよりも、日々のステイン予防として使うのが現実的です。
効果を高める使い方のコツ
どのリステリンを選んでも、正しい使い方が大切です。
以下のポイントを押さえることで、より効果を感じやすくなります。
- 歯磨き後に使用し、口内をしっかり洗浄する。
- 適量（約20ml）を口に含み、30秒〜1分ほどブクブクうがいをしてから吐き出す。
- 毎日、朝晩2回の使用を習慣化する。
- ホワイトニングタイプの場合は、コーヒー・紅茶・ワインなど着色しやすい飲み物を控えると効果的。
- 強すぎる刺激を感じたら、低刺激タイプに切り替える。
また、歯磨きだけでは口内の約25％しか磨けないとされており、リステリンを併用することで口内全体のケアが可能になります。
継続して使うことで実感できる変化
リステリンは一度使って劇的に変化する製品ではありません。
継続的に使うことで、口臭の減少や歯ぐきの引き締まり、口内の清潔感などを実感できる人が多いです。
ホワイトニングタイプも、2〜3週間ほどで「歯のくすみが取れた気がする」と感じる声が多く見られます。
一方で、刺激の強いタイプを無理に使うと続けにくいため、自分に合ったシリーズを見つけることが一番のポイントです。
習慣化しやすい使用感を選ぶことが、長期的な口内ケアの成功につながります。
リステリンを使うときの注意点
- 虫歯や歯周病を“治す”ものではなく、あくまで予防・補助ケアとして使う。
- 痛み・腫れなどの異常がある場合は、歯科医院で診断を受ける。
- 小さな子どもには刺激が強すぎる場合があるため、使用対象年齢を確認する。
- 開封後はなるべく早めに使い切る。
また、アルコール入りタイプを使った後は、すぐに飲食すると風味が残りやすいため、5分ほど間をあけると快適です。
まとめ：リステリン トータルケア プラスはどれがいい？自分の目的に合わせて選ぼう
リステリンの魅力は、目的に応じて選べる豊富なラインナップにあります。
総合ケアなら「リステリン トータルケア プラス」、刺激が苦手なら「リステリン トータルケア ゼロプラス」、歯ぐきケア重視なら「リステリン トータルケア 歯周クリア」、白さを求めるなら「リステリン ホワイトニング」——。
どのシリーズも、正しい使い方と継続を意識することで効果を実感しやすくなります。
大切なのは、“今の自分の口内環境に合う一本を選ぶこと”。
リステリンをうまく取り入れれば、毎日の歯磨きがより充実し、口内の健康を長く守る習慣へとつながるでしょう。
