スキンケアコーナーで「肌ラボ」が並んでいるのを見て、どれを選べばいいのか迷ったことはありませんか?
同じブランドでもボトルの色が違ったり、「極潤プレミアム」「白潤プレミアム」「極潤」など名前がたくさんあって、何がどう違うのか分かりづらいという声は多いです。
今回は、そんな「肌ラボはどれがいい?」という疑問に答えるために、シリーズごとの特徴や、年齢・肌質別の選び方をわかりやすく紹介します。
肌ラボとは?まず知っておきたいブランドの基本
肌ラボはロート製薬が展開するスキンケアブランドで、2004年に誕生しました。
ブランドコンセプトは「パーフェクトシンプル」。
つまり、肌にとって必要な成分だけを厳選し、余計なものを極力省いた設計が特徴です。
中でも注目されているのが“ヒアルロン酸”。
肌ラボはヒアルロン酸研究に力を入れており、保湿を軸にした多彩なシリーズが展開されています。
無香料・無着色・アルコールフリー・パラベンフリーなど、刺激を抑えた処方が多く、敏感肌にも使いやすいのが人気の理由です。
肌ラボの主なシリーズ一覧と特徴
ここからは、肌ラボの代表的なシリーズを一つずつ紹介します。
ボトルの色や使用感の違いで、どのタイプが自分に合うのかを見極めやすくなります。
極潤(ごくじゅん)シリーズ
肌ラボの中でも最もベーシックな保湿ライン。
白いボトルが目印で、ヒアルロン酸を複数種類配合しています。
肌をやわらかく整え、しっとりもちもちの質感に仕上がるのが特徴。
乾燥が気になるけれど、特別なトラブルがない人やスキンケア初心者にもぴったりです。
「極潤ヒアルロン液」「極潤ヒアルロン乳液」などの組み合わせで、シンプルに保湿ケアを完結させたい人に向いています。
極潤プレミアムシリーズ
金色のラベルが目印の高保湿タイプ。
8種類ものヒアルロン酸を配合し、保湿力を徹底的に高めています。
特に乾燥が深刻な人や、季節の変わり目で肌がつっぱるような感覚がある人におすすめ。
とろみのある濃厚な使用感で、夜のスキンケアにも最適です。
乾燥肌さんはもちろん、30代以降の“うるおい不足”を感じやすい世代にも愛用者が多いラインです。
白潤(はくじゅん)シリーズ
水色ボトルが印象的な美白ケアライン。
美白有効成分を配合し、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ設計です。
透明感を引き出したい人や、紫外線ダメージが気になる人に向いています。
さっぱりとした使用感なので、脂性肌・混合肌にも使いやすいのがポイント。
美白ケアを始めたい20代後半〜30代の人に人気があります。
白潤プレミアムシリーズ
「白潤」の上位ラインで、保湿と美白の両立を重視したタイプ。
ホワイトトラネキサム酸などの有効成分を配合し、紫外線ダメージから肌を守ります。
“美白しながらうるおう”という使い心地で、乾燥しがちな人にも安心。
エアコンや紫外線による乾燥ダメージが気になる人や、本格的にシミ対策を始めたい人におすすめです。
薬用 極潤スキンコンディショナー
緑のボトルが目印の肌荒れ・ニキビ予防ライン。
抗炎症有効成分を配合し、繰り返す肌荒れを防ぎます。
さっぱりとした水のような使用感で、脂性肌や思春期ニキビにも使いやすいタイプ。
肌がゆらぎやすい季節や、生理前後などのコンディションにも向いています。
極潤 薬用ハリ化粧水(エイジングケアライン)
赤いボトルが象徴のエイジングケアシリーズ。
有効成分ナイアシンアミドを配合し、シワ改善とシミ予防の両方にアプローチします。
年齢を重ねてハリ・弾力の低下を感じる人に最適です。
とろみのある化粧水でしっかり保湿しながら、肌の内側からふっくらした印象を目指せます。
30代後半以降の“本格ケア”を意識したい人に選ばれています。
年齢別に見る肌ラボの選び方
「肌ラボはどれがいい?」を年齢軸で考えると、次のように整理できます。
10代〜20代前半
皮脂分泌が活発で、ニキビやテカリが気になる人が多い世代。
必要以上の油分を与えず、保湿を中心に整えるケアが理想です。
おすすめは「薬用極潤スキンコンディショナー」や「極潤」シリーズ。
さっぱり使えるライトタイプを選ぶと快適です。
20代後半〜30代
生活リズムやストレス、紫外線の影響で乾燥やくすみが出やすくなります。
「極潤プレミアム」でうるおいを補いながら、透明感を意識するなら「白潤」シリーズを。
仕事や日常で紫外線を浴びる機会が多い人は、「白潤プレミアム」を選ぶと安心です。
この年代から少しずつ“エイジング予防”を始めておくのもおすすめです。
30代後半〜40代以降
ハリ不足やシミ、乾燥による小ジワなど、年齢サインが気になってくる頃。
この世代には「極潤 薬用ハリ化粧水」がおすすめです。
ナイアシンアミドがシワ改善とシミ予防をサポートし、しっかりうるおいを閉じ込めてくれます。
肌全体の“ツヤと弾力”を保つために、乳液やクリームとの併用も効果的。
さらに乾燥が強い季節には「極潤プレミアム」を夜ケアに取り入れるのも◎です。
肌質別・悩み別の選び方のポイント
肌ラボは同じシリーズ内でも複数のタイプがあるため、自分の肌質に合わせて選ぶのが重要です。
- 乾燥肌:極潤プレミアム/極潤
→ ヒアルロン酸を多層的に配合し、しっとり感が持続。 - 混合肌:白潤(さっぱりタイプ)
→ Tゾーンはテカるけど頬は乾燥する、そんな人にバランス◎。 - 脂性肌・ニキビ肌:薬用極潤スキンコンディショナー
→ 抗炎症成分入りで、べたつかず清涼感のある使い心地。 - 敏感肌:極潤(ライトタイプ)
→ 無香料・無着色で、肌への刺激を最小限に抑えたい人に。 - 美白・透明感重視:白潤プレミアム
→ トラネキサム酸配合で、紫外線ダメージをケアしたい時期に。 - エイジングケア:極潤 薬用ハリ化粧水
→ ナイアシンアミドでシワ・ハリ不足を総合的にサポート。
シリーズを組み合わせるのもアリ?
肌ラボは同ブランド内での相性が良く、シリーズを組み合わせて使う人も多いです。
たとえば「朝は白潤で美白ケア」「夜は極潤プレミアムで集中保湿」といった使い分けもOK。
また、季節ごとに使うシリーズを変えるのもおすすめです。
春夏はさっぱり系、秋冬は濃厚系を選ぶことで、一年中バランスの良い肌状態を保ちやすくなります。
肌ラボを使うときの注意点
どのシリーズにも共通するのは、「即効性を求めすぎない」こと。
肌ラボは継続して使うことで肌の水分バランスを整え、なめらかな状態を保つ設計です。
使い始めてすぐに変化を感じなくても、数週間継続して様子を見るのがポイントです。
また、美白系やエイジングケア系は「医薬部外品」として有効成分が含まれていますが、
医薬品ではないため、効果を断定する表現は避けるのが正しい理解です。
日々の紫外線対策や生活習慣の見直しとあわせて使うことで、より健やかな肌を目指せます。
肌ラボはどれがいい?まとめ
結論として、肌ラボは「年齢・肌質・悩み」によって最適なシリーズが異なります。
- 乾燥が気になるなら「極潤」または「極潤プレミアム」
- 透明感を出したいなら「白潤」または「白潤プレミアム」
- ニキビ・肌荒れを防ぎたいなら「薬用極潤スキンコンディショナー」
- ハリ・シワ対策をしたいなら「極潤 薬用ハリ化粧水」
大切なのは、「今の肌」と「これからの肌」を見据えて選ぶこと。
年齢だけでなく、季節や生活リズム、肌のゆらぎに合わせて使い分けるのがおすすめです。
肌ラボはドラッグストアで手に取りやすく、ラインナップも豊富。
まずは気になるシリーズを1本試して、自分の肌との相性を確かめてみてください。
継続して使うことで、肌が本来もつ“うるおい力”を引き出す頼れるスキンケアブランドです。
