「GoProって種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない…」そんな声をよく耳にします。旅行の記録からスポーツ撮影、Vlogまで、GoProは幅広いシーンで使える万能アクションカメラですが、毎年のように新モデルが登場するため、初めての人は迷うのも当然です。ここでは、最新のGoPro事情を踏まえて、初心者から上級者までのおすすめモデルを用途別に紹介します。
GoProの魅力と選び方の基本
GoProの最大の魅力は「小型・高画質・頑丈・防水・手ぶれに強い」というバランスの良さ。手のひらサイズでありながら、5Kや4Kの高画質動画が撮影でき、強力な手ぶれ補正「HyperSmooth」によって、走っても揺れが少ない映像が残せます。
また、ハウジングなしで水中撮影できる防水性能(10m程度)は、海やプールでも大活躍。どんな環境でも“撮り逃さない”のがGoProの真骨頂です。
選ぶ際は、以下の3つを意識すると失敗しにくいです。
- どんな用途で使うか(旅行・Vlog・スポーツ・撮影作品など)
- 必要な画質(4Kで十分か、5K以上を狙うか)
- 予算とコスパ(最新機種か型落ちか)
最新GoProシリーズの特徴をざっくり比較
GoProは毎年「HERO Black」シリーズを中心に進化しています。2025年時点で注目されているのは GoPro HERO13 Black, GoPro HERO12 Black, GoPro HERO10 Black/11, そして廉価版の GoPro HERO です。
GoPro HERO13 Black(上級者・プロ向け)
GoProの最新かつ最上位モデル。最大5.3K/60fpsの高解像度撮影に対応し、400fpsの超スローモーションも可能。交換式のHBシリーズレンズに対応し、クリエイティブな映像表現が広がりました。マグネット式マウントで設置もしやすく、画質・安定性・操作性のすべてが最高クラス。
ただし価格は10万円台と高め。映像制作や本格的なスポーツ撮影をする人向けです。
GoPro HERO12 Black(中級者向け)
性能と価格のバランスが良い万能モデル。5.3K対応で、手ぶれ補正「HyperSmooth 6.0」や水平維持機能も搭載。日常のVlogから旅行、登山、サイクリングまで幅広く使えます。
最新のGoPro HERO13 Blackと比べるとスローモーションやレンズ交換などの拡張性はやや劣りますが、通常の撮影ならほぼ差は感じないほど。コスパ重視ならベストバイ候補です。
GoPro HERO10 Black / 11 Black(初心者〜中級者向け)
型落ちモデルながら、まだまだ現役。5.3K撮影や高精度手ぶれ補正に対応しており、旅行やアクティビティ撮影には十分すぎる性能を持ちます。
価格も下がってきているため、「まずGoProを体験したい」「趣味レベルで使いたい」という人におすすめ。特にGoPro HERO10 Blackはコスパが高く、初めての一台に最適です。
GoPro HERO(無印モデル・エントリー向け)
GoProのエントリーモデルとして登場したHEROは、4K撮影対応で最小・最軽量クラス。価格も控えめで、気軽に使えるアクションカメラとして人気があります。動画クオリティよりも「気軽さ」を重視する人向けです。
初心者におすすめのGoProモデル
初めてGoProを購入するなら、GoPro HERO10 Black か GoPro HERO9 Black あたりが狙い目です。
これらは基本機能が一通りそろっていて、画質・防水性能・手ぶれ補正すべてが高レベル。操作も直感的で、スマホアプリとの連携で撮影データの管理も簡単です。
GoPro HERO10 Black以降のモデルなら、編集ソフト「Quik」で自動編集も可能。SNSやYouTubeにすぐ投稿したい人には便利な機能です。
また、最近はレンタルサービスや中古市場も充実しているので、「一度試してみたい」という人は数日レンタルしてから購入を検討しても良いでしょう。
趣味・Vlog用途ならGoPro HERO12 Blackがベスト
趣味で定期的に撮影する人や、Vlogを本格的に始めたい人には GoPro HERO12 Black がちょうどいいバランスです。
最新のGoPro HERO13 Blackと比べると若干の機能差はありますが、実際の使用感では大差なし。5.3K撮影・水平維持・手ぶれ補正など、映像の完成度を高める機能がしっかり備わっています。
また、長時間撮影時の発熱対策が強化されており、以前のモデルよりも安定性が高い点も魅力。外部マイクやジンバルなどのアクセサリーにも対応しているため、撮影の幅が広がります。
「旅行・キャンプ・アウトドア・街歩き」など、どんなシーンにも対応できる万能機。YouTubeやSNSでの発信にも最適です。
プロ・上級者にはGoPro HERO13 Black一択
映像のクオリティに妥協したくない人、作品制作や映像編集を前提に使う人には、最新の GoPro HERO13 Black が最もおすすめです。
超スローモーション(最大400fps)や交換レンズ対応など、他モデルにはない表現力が魅力。暗所撮影のノイズ耐性も向上し、夜間や室内でも高精細な映像が撮れます。
さらに、マグネットマウントで設置がスムーズになり、撮影準備の手間も軽減。水中・山岳・モータースポーツなど、過酷な環境での撮影にも耐えられる堅牢性を備えています。
価格は高めですが、映像クリエイターやスポーツカメラマンにとっては投資する価値のある1台です。
型落ちモデルを選ぶのもアリ
実は「型落ちGoPro」も今かなり人気があります。理由は、数年前のモデルでも性能がほとんど頭打ちになっているため。
GoPro HERO9 Black以降のモデルは画質も手ぶれ補正も十分で、通常の撮影では大きな差を感じにくいです。新品より3〜5万円ほど安く手に入るため、コスパ重視の人におすすめ。
中古やアウトレットを狙えば、初期投資を抑えてハイクオリティな撮影体験を楽しめます。
購入前にチェックしたいポイント
- 何を撮るか明確にする
旅行記録か、スポーツか、YouTube投稿かで最適なモデルは変わります。 - 撮影時間とバッテリー
長時間撮影には予備バッテリーが必須。屋外では特に注意。 - アクセサリーとの互換性
マウント・三脚・マイクなどを使う予定があるなら、対応モデルを選びましょう。 - 編集環境を確認
5K動画はファイルサイズが大きく、PCの処理能力も必要。編集前提ならスペックも考慮を。 - 防水・耐久性
ダイビングや雪山など過酷な環境で使うなら、公式ハウジングケースの利用を検討。
GoProはどれがいい?初心者から上級者まで用途別おすすめモデルを紹介
・初心者には:GoPro HERO9 Black/GoPro HERO10 Black
→ 操作が簡単で価格も安く、最初の1台にぴったり。
・中級者には:GoPro HERO12 Black
→ 映像クオリティ・安定性・価格のバランスが最良。
・上級者には:GoPro HERO13 Black
→ プロレベルの撮影を目指すなら間違いなし。
もし「どれにすればいいか」まだ迷うなら、自分の撮影シーンを想像してみてください。旅先で家族を撮るのか、趣味のバイクを撮るのか、映像作品を作るのか。使う場面を具体的に思い浮かべることで、最適な1台が見えてきます。
GoPro HEROはどのモデルを選んでも、アクティブな瞬間を鮮やかに切り取ってくれる頼れる相棒。あなたのライフスタイルに合ったGoProを見つけて、最高の映像体験を楽しんでください。
